今日の朝日新聞に掲載された、御年92歳の辻真先さんのインタビューです。終戦の日の今日、ぜひ読んでみてください。
8月16日の7:12まで読めます。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16011191.html?ptoken=01J59F6VZ92JZGDY4V0PH70WH0
ライターの古城陽太さんからのプレゼント記事になります。
飯田真紀先生の『広東語の世界』とても面白い。一気に読むと頭に入らないからじっくり読んでます。今、パソコン入力の方法についてを読んだ。キーボードに画数の少ない漢字が振ってあり、入力したい字を分解して、例えば「早」なら、「日」と「十」というように、そして、キーボード「日」「十」を押す、という『蒼頡』という方法があるという。それを読んで思い出したのが、以前広東語の先生=香港人若者が言ってたこと。「ひらがなの「あ」は「十」と「の」ですよね!」そうやって覚えたそうです。
Amazonプライム・ビデオで『噴火山の女』 原題Vulcano。シチリアより少し北方の離島を舞台に、ネオレアリズモっぽさもあるドラマ。アンナ・マニャーニ演じるマッダレーナが、都会から18年ぶりに島に戻され(戻り、ではなく)、島民の冷たい目や意地悪に耐えつつ、彼女を慕う純情でうぶな妹を、さすらいの潜水夫=悪党からなんとかして救おうとする話。マニャーニ主役でロッセリーニが撮るはずが、ロッセリーニはストロンボリを撮ったので対抗して、という説明がウィキに。
ネオレアリズモっぽい、というのは正しい言い方かわからないけど、島の人々の労働姿が様々描かれる。マリアも、スカート姿のまま、マグロ漁、メカジキ漁、山に行って砂(硫黄?)を取る、網の繕い、などなどいろんな仕事をしている。
火山島の自然とその中で生きる人々の姿も描かれ、実際の漁の映像なども入るので、レアリズモだな、と。
砂山を人が走ると、その足跡から砂が流れてざーっと跡がつく、その次々流れる跡がつく砂山を映したり、海の水中映像があったり、島ならではの景色が魅力的。
何より魅力的なのは、やっぱりアンナ・マニャーニ。仏頂面がステキ。マリアが悪い男にのぼせてるところに押しかけて強引にワインを相伴するときの、「うん、でもこのワイン、旨い」みたいな顔するのもいい。
ブーストした投稿にある「文部省 あたらしい憲法のはなし」は1947年(昭和22年)で、あれほどのことが書かれている。一方、自由民主党が決定した「日本国憲法改正草案」は2012年(平成24年)でこれ↓。65年経ってこれ。
もう2024年だけど。
消えた日本語の本と、それを追いかけた長い長い旅║さわぐり
https://note.com/sawaguri_cph/n/n1ccfe24f1098
あと、やはり数十年前に、九州のかくれキリシタンがいた島に行ったら、観光タクシーの運転手さんが「今でも隠れている人がいます」と言ってた。また、とてもキレイな浜に来たら、殉教の地でもあるので地元の者は今でも裸足で歩きますと言われ、くつで降りようとしてた我々、躊躇した。どーぞどーぞそのままで、と言われ運転手さんも靴のまま。
以上は、この記事を読んで思い出したこと。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e340229f559aa7584929f86941693ee3994f57e9
今を去ること数十年前のこと、渋谷陽一のラジオを聴いていたら、時々ゲスト出演する、英語ネイティブで日本語堪能な留学生(だったような)が訳した、歌詞かなんかの長文が読まれ、その中で、文脈的に「キリスト教徒」か「クリスチャン」でしょと思われる箇所で「キリシタン」と訳されてて、それは違う意味なのでは、と思ったのと、よく知ってたなと思ったのをよく覚えています。
(前後がなんのミュージックの話だったか全く覚えてません。)
香港映画と香港いろいろ。古い建物や街。映画や本。 ただいまお試し中です。