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アケルマンのドキュメンタリー3部作の最後、メキシコとアメリカの越境から生家に帰って来なかった人たちの『向こう側から』の中でアメリカ側の法執行官が、水も宿泊場所もない砂漠に人を追い込めば何が起きるか分かるはずだ。予測され意図されたかもしれない死だ。と言っていた

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ジョン・バージャーの『第七の男』(黒鳥社)、p.25の時点で「低開発にさせる(to underdevelop)」という他動詞。が出てきて、そうするとサラ・ロイのパレスチナ占領政策の分析「政策的低開発(under-development)」「反開発(de-development)」じゃないか、、となり、一度息継ぎにひーひー出て参りましたとさ

ここいらは高級住宅地と呼ばれるあたりであるため働く植木屋さんを見ない日はなく、上着とズボン共に空調服が丸く膨らみ、かつ手の先に葉を吹き飛ばすブロワーを持っている作業中の人間の身体の表面を流れる気流、周囲の空気の吸い込みと排出の複雑さをグラフィック的に想像しレイヤーを重ねて描画したりします

ほんとうにhontoで目次情報が見れなくなっている…

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あれはたしか『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の序文の亀、トゥイ・マリラのように見える様にレイアウトされた写真の亀が首をもたげて見る透き通った機械仕掛けの亀の仲間です

commons.m.wikimedia.org/wiki/F

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7/2、久しぶりに本屋で目当ての本をぱらぱらと立ち読みをすると、第6章 Non-Binary Machinesに「カニコンピューター」とサイバネティクスの亀の図版が載っており、自分に都合の良すぎる世界に移動してしまったのかもと不安になる

夕飯後からエビのカレーを作ってしまった…。今回の10年くらい前に賞味期限が切れた怪しい食材は埃まみれのココナッツミルクです。姉の義理の父が作って(大量に送って頂き私以外の人間は存在を忘れている)梅ジャムはタマリンドペーストの代わりに大変重宝しています!という熱の入った言葉はスパイスカレーを作らない人には全然伝わらず不発です

たぶん内容がつながっているだろうから(非物質性…だよね?)いきおいで読んでしまおう『関係性の美学』、理論家が理論でまとめてこようとしてる!それは知らないわけわかめの中に、セルジュ・ダネー「『カポ』のトラヴェリング」が出てきて、あ…翻訳(『不屈の精神』梅本洋一訳)あるのに読んでないホロコースト表象のやつ…

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5章「ハンス・ハーケの事務仕事(ペーパーワーク)」、リサーチ・ベースド・アート(Research-Based Art)の現在の隆盛と過去を連続するものとして書き、そしてリサーチの結果をまとめた成果物や可視化されたものが往々にしてクールで抑制された外観を採用する理由を一面から説明するもので今読んでよかった(こないだみたトレヴァー・パグレンの名前も出てました)

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にほんで微妙に人気あるんだかないんだかのアメリカのリアリズム絵画、クィアの生または経験が(隠れて、または公然と)描かれているもんなそうだよな~と勝手に腑に落ちている。興味ないひとは残念なことにぜんぜん見えないああいうもの

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ロビン・F・ウィリアムズの絵画、映画の中の“男性の眼差し”を扱っているのは見てすぐ分かるし。などと構えていたら(ペロタンのガラス張りの前を通り『Undying』後で寄ろうと思いその日はもう閉まってた)、作家がクィア/ノンバイナリーであり、明示的に絵に表れる女性の図像は何重かの折り込みになっている。というのを読んでしまったと思っている

そうだパイプライン爆破の映画見ないと。すでに上映時間が厳しい

一方その頃アメリカでは…
『アートワーカーズ』→3章「ロバート・モリスのアート・ストライキ」、モリスは1971年にテート・ギャラリーで行われた回顧展を、鑑賞者参加型の障害物コースに変容させた。(p.168)
以上の箇所を読み、風雲!たけし城、SASUKE、デイリーポータルZ、のようなTVとネットコンテンツの記憶に心がさまよって行くのだった。ちょっと集中して川村美術館の展示は30日までよ!

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この指摘の元となった投稿の中の赤瀬川源平の使い方、前々からのなんだか…なんだかなあ。を強化した

x.com/nagasek/status/180401568

朝、背の低い梅の木の私の顎の高さの枝で雨を避けていたすずめの巣立ち雛は、帰りの夕方には許可なんかあるわけがないぎっしり置かれたピンクのベゴニアの鉢まで位置を下げていた。この道の先で毎日野鳥に餌付けをしている近所の人がまいたパンくずを親が運んでいる

パレ・ド・トーキョーの「政治的価値観の相違」により後援打ち切りの人と、堀茂樹が熱く引いている芸術社会学の人、wokeについての主張がかなり重なってるっぽい

ファーガス・マカフリー東京のアンゼルム・キーファー「Opus Magnum」、扱っているテーマ(戦後ドイツ)、兵器の形のオブジェクト、からするとぴょんと飛びつきそうででも何か昔からうっすら苦手なんだよな~(プラスして受容にブレが生じる女性のヌードが結構ありますな…)。と家に帰って巨大重石になっている『ART SINCE 1900 図鑑1900年以後の芸術』の当該の部分を読みました。何かはよくわからないままです。

並ぶガラスケースのひとつが、レムのソラリスを読んだ人ならすぐわかる形で引用したもの(裸のハリー)でした。横浜トリエンナーレ、ラファエラ・クリスピーノ《We don’t want other worlds, we want mirrors(われわれは他の世界なんて必要としていない。われわれに必要なのは、鏡なんだ)に続くレム大人気

クローズアップ現代地方を去る女性たち、母の郷里の叔父から母へ「ジェンダーやでおまーの地元が出とるから録画して見」(土地の言葉の不完全な再現)、という電話を受けて再放送の録画予約を操作した。少し前に葬儀で顔を合わせた叔父夫婦は前後の文脈は不明ながらもどちらも空疎ではない何らかの重さがある「多様性は大事」を何回か口に上らせていた。目の前にはっきりと見えているものがあると思われる

この映像が撮影された後、ほとんど時を置かずにみなほとんど戦闘で死んだ。という事実にフォーカスするのは、ソクーロフ『精神(こころ)の声』に必ずつくキャプション“本作に登場する兵士は一人も生還していない”、ピーター・ジャクソンのWW1記録映像の再構成『彼らは生きていた』などと同じ、いや投げ込まれの地点と方向の違いは忘れず、帝国の破砕帯に投げ込まれた人の痕跡を否応なく見ることだと思うのだけど、そこに現在進行形の出来事であるというのが差し込まれて見る私には猶予は与えられない

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山形国際ドキュメンタリー映画祭2017、「パレスティナ革命とミリタント映画」
yidff.jp/2017/cat093/17c095.ht

足立正生インタビュー
>今の消費文化の中ではBDS(イスラエルボイコット運動)のほうが、ミリタントの活動より強力なわけです。つまり「スタンバイせよ」、もう一度組み立てようということです。今回上映されるのは、忘れてはならないパレスティナ解放闘争の記録であるとともに、“古い”闘い方のアーカイヴなのです。
yidff.jp/interviews/2017/17i09

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