山形国際ドキュメンタリー映画祭2017、「パレスティナ革命とミリタント映画」
https://www.yidff.jp/2017/cat093/17c095.html
足立正生インタビュー
>今の消費文化の中ではBDS(イスラエルボイコット運動)のほうが、ミリタントの活動より強力なわけです。つまり「スタンバイせよ」、もう一度組み立てようということです。今回上映されるのは、忘れてはならないパレスティナ解放闘争の記録であるとともに、“古い”闘い方のアーカイヴなのです。
https://www.yidff.jp/interviews/2017/17i095-2.html
この映像が撮影された後、ほとんど時を置かずにみなほとんど戦闘で死んだ。という事実にフォーカスするのは、ソクーロフ『精神(こころ)の声』に必ずつくキャプション“本作に登場する兵士は一人も生還していない”、ピーター・ジャクソンのWW1記録映像の再構成『彼らは生きていた』などと同じ、いや投げ込まれの地点と方向の違いは忘れず、帝国の破砕帯に投げ込まれた人の痕跡を否応なく見ることだと思うのだけど、そこに現在進行形の出来事であるというのが差し込まれて見る私には猶予は与えられない