4時間の『バークレー/At Berkeley』半分を過ぎたあたりで、あれこれ1回観てるな…。と気がつきましたが、公的予算の縮小と学生の学費値上げ反対デモに備え対応する2013年のUCバークレー、という撮影対象へのフレームが東大の学費値上げと学生の抗議と重なり、映画は何回観ても良いものですね。という事にしておきます。
ワイズマンお馴染み会議シーンにて学長直々に「清掃スタッフ削減によりバークレー校の広大な芝生を刈る芝刈り人は現在なんと1人です」なる衝撃の事実が配置された後しばらくして、こちらもお馴染みのつなぎカット(清掃人、人が行き交うエントランスやキャンパス…)の中にそのたった1人だけの芝刈り人の仕事の様子が映る時、青々とした芝生が英雄的な重みと輝きを放つのが気に入りました。というかそのような瞬間をキャッチするジャンプボードに4時間のランタイムがあり尻と膀胱を捧げる価値がありますという表明
苦手意識で満杯の金融機関の諸手続きに赴けば、謎の窓口営業時間内の休み時間(もちろんwebに情報なし)に引っかかり、同じトラップにハマったご年配の方と愚痴を言い合い自らを慰め、時間まで本屋でマテリアル・ガールズを立ち読み、ジェンダーアイデンティティの認識にフィクション論の「没入」が使われているようだ。うげうげうげとなる
「ドキュメンタリードリームショー -山形in東京2024」
あれもこれもは泣く泣く見れませんが、クィアな『アンヘル69』、手仕事の記録『不安定な対象2』、バスマ・アルシャリフ(バスマ・アルシャリーフ)『私たちは距離を測ることから始めた』、トリン・T・ミンハ 『ホワット・アバウト・チャイナ』あたりを書き出しておく。ロバ映画もあるよう…
https://cinematrix.jp/dds2024/
ゾンビサバイバル・オンライン・ゲーム『DayZ』の仮想空間撮影のドキュメンタリー映画『ニッツ・アイランド』、血を流した恐ろしいうさぎのスチールカットが見る前から観客を脅かす『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』リマスター版、共にシアター・イメージフォーラム11/30日より公開だそうです。やったあ
おお。ジョー・サッコ 『footnotes in gaza』の翻訳が出る。(配布資料より)うれしいけれど、2009年原書の翻訳が出る状況が前提にある
ジャン・ノワールのチケット売り切れ、は〜るばる来たよ立教大学〜の公開講座。学内にゴミ箱いっぱいあって良いですね
あと、美術の「プリミティブ」扱いが難しいことになってるな…と彫刻の前などで放心する事が多々ありますので、ブリュッケから出版の天野知香『装飾/芸術―19‐20世紀フランスにおける「芸術」の位相』『装飾と「他者」ー両大戦間フランスを中心とした装飾の位相と「他者」表象 』を読み始めました
いかにして美術史を語るか、もしくは語らないか──3つの展覧会を中心にして:「TRIO」「シアスター・ゲイツ展」「異文化は共鳴するのか?」(文:菅原伸也)をやっと読んだ
他の場所に行く気があまりありません