4時間の『バークレー/At Berkeley』半分を過ぎたあたりで、あれこれ1回観てるな…。と気がつきましたが、公的予算の縮小と学生の学費値上げ反対デモに備え対応する2013年のUCバークレー、という撮影対象へのフレームが東大の学費値上げと学生の抗議と重なり、映画は何回観ても良いものですね。という事にしておきます。
ワイズマンお馴染み会議シーンにて学長直々に「清掃スタッフ削減によりバークレー校の広大な芝生を刈る芝刈り人は現在なんと1人です」なる衝撃の事実が配置された後しばらくして、こちらもお馴染みのつなぎカット(清掃人、人が行き交うエントランスやキャンパス…)の中にそのたった1人だけの芝刈り人の仕事の様子が映る時、青々とした芝生が英雄的な重みと輝きを放つのが気に入りました。というかそのような瞬間をキャッチするジャンプボードに4時間のランタイムがあり尻と膀胱を捧げる価値がありますという表明