新しいものを表示

『負けヒロインが多すぎる!(7)』(雨森たきび)

アクションや与太に富んでいて、ページをめくる手が止まりませんでした。これ漫画で読みたいですね。
これで本編は全部読んじゃったことになるのか……。4巻、6巻は今後とも折に触れて読み直してニコニコすることになると思います。
ありがとう。

恋愛脳なので温水くんと八奈見さんがくっついたら嬉しいと思っているんですが、それとは別の話として、温水くんには皆さんにとっての止まり木のような存在でいて欲しいんだよな(でも、たった一人の相手がいるってことは皆さんにとっての止まり木な存在でいることが許されないってことなんだよなってのがこのシリーズのテーゼなんだよな(それを超克してもいいと思うし、しなくてもいいと思う))。

スレッドを表示

『負けヒロインが多すぎる!(6)』(雨森たきび)

焼塩檸檬、アンタが優勝だ。
4巻は萌え萌え萌え萌え、5巻はクールダウンって感じだったんですが、6巻は立体的でした。
先輩らが卒業する巻なんですが、むしろ登場人物は増えて、その分だけ巻き込み巻き込まれが増えて、温水くんの周囲が豊かになっていく様子がありありと描かれていて、泣きながら読みました。成長したな……。

『負けヒロインが多すぎる!(5)』(雨森たきび)

豊川稲荷のデート(?)良かったな~って思い出しながらエピローグ読んでたら脳回路が焼けた。

『The Amazing Bud Powell Vol. 1』(Bud Powell)

「Un Poco Loco」が3テイクあるのが特徴。各テイクの微妙に異なる味わいを楽しめる。

『負けヒロインが多すぎる!(4)』(雨森たきび)

エグいて。各位かわいすぎる。

『ELECTRIC RIDER』@blue NOTE TOKYO

楽しかったです!!! 初ブルーノート、感動した。いろいろあるんだけど、いわゆる「即興」って録音音源だと何がどうなのかぜんぜんわからんくて、でも生だとミュージシャン同士のアイコンタクトやボディランゲージでその場だけの調和を作ろうとしているのが感じられる。そういう、現場の雰囲気に感動しました。
サックスの馬場さんは、トークはものすごく気さくなお兄ちゃんという感じだったんですが、吹くと本当に力強くてライトアップもあって神々しかった。アンコールのソロが最高でした。
ドラムのJK KimとシンセのBIG YUKIは、上に書いた即興をパフォーマンスとして魅せてくれた。
もっと感想を言葉にできるように訓練を積んでいきたい!

『負けヒロインが多すぎる!(3)』(雨森たきび)

モノローグのある原作だと温水くんの行動原理に八奈見さんのそれが混じりつつあることが見て取れて萌え萌え。
なんだけど、トータルでは奇妙な話だとも(やっぱり)感じていて、小鞠ちゃんの新部長周りのエピソードはそれでいいんだっけとは感じました(周囲の人物が「価値観を押しつけ~」みたいなことを言うほどにエクスキューズめいていて、首を傾げました)。

『青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない』(鴨志田一)

大学生編の1巻目、2巻目と比べたら相当頑張っている。この辺で作者自身が手持ちのカードで何を作ることができるのか(あるいは、何を作るべきなのか)を自覚したのではないか。
相当頑張っているのは事実として、高校生編のような魔力はもうない。ないです。ただ、良いところと悪いところの差もその理由もはっきりしてるから、アニメ化に際して調理し直せるなら勝機はあるかも。少なくとも、原作ファンに向けたファンムービー程度にはなれる可能性は感じた(それくらい1巻目、2巻目は絶望だった)。

『負けヒロインが多すぎる!(2)』(雨森たきび)

「あたしが代わりに言ってあげるよ」やっぱりこれを言える焼塩檸檬さんかなり凄いな。八奈見さんかわいいと思ってる前提で書くんですが、焼塩檸檬さんのことが好きです。

『負けヒロインが多すぎる!(1)』(雨森たきび)

面白いっ! アニメとの比較で話すと、
・八奈見さんが少しじっとりしてる(面白大飯食らいでは全くない)
・温水くんと部長の性欲が垣間見える(下ネタトークが普通に男子高校生)
・温水くんが八奈見さんのことを可愛いと感じていることが前に出ている(一人称視点のモノローグの成せること)
の三点かな。トータル、アニメは原作のアクをかなり抜いたなという感はありますね。どっちも好きですよ。

エピローグでは今後の麻衣さんのピンチが仄めかされるのだが、咲太が麻衣さんを助ける構図も、その逆の構図も、二人が助け合う、あるいは二人が誰かを助ける構図も、そのどれもが既に通った道であって、縮小再生産なのだ………………。

スレッドを表示

『青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない』(鴨志田一)

読みました。まず『迷えるシンガー』の反省(ポッと出の雨あられでシラけた)を踏まえて、物語が高校生編の続きになるように軌道修正を図っている。その点は良かった。
赤城郁美の件も、まあ、良くはないが悪くもなかった。ギリ及第点程度。ただ、エピローグ(とエピローグが予感させる今後の展開)は本当に蛇足。

シリーズのここまでを読んだ素直な読者としては、麻衣さんとの(素直な)ラブだったり花楓の成長だったりをしっかり読みたかったのだけれど、お出しされたのは初顔の登場人物の雨あられで、その割にストーリーの中心は元々いたサブキャラクターだったりするので、スゴいヘンな話だった。「新章」大学生編をやるためのセットアップがスベっている。

スレッドを表示

『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』(鴨志田一)

よ、読みました………………。
誠実に書くと、期待していたのとは違って(想像していた通り)あんまおもんなかったです。咲太らが大学生になった今さら「思春期症候群」のハコの中身の話をされても困る(おそらく、作者自身もわかっていて、だから双葉に(セルフ)突っ込みをさせているのだが………………)。

『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』(鴨志田一)

読みました。アニメと同様に、各人の集大成がよく描かれたエピローグだが、高校生編の終わりを飾る一冊の小説として読んだ時には、大学生編への目配せが多すぎて「ちょっとやりすぎだな……」と感じてしまった。
『おでかけシスター』と『ランドセルガール』は、総じて、アニメスタッフがお話をとても洗練したように感じる。ヘンな話ではあるが、彼らスタッフなら(これから私が読む大学生編が仮に微妙であったとしても)いい具合にメイクアップしてくれるだろうと信じられた。

『Face to Face』(Gary Burton)

MJQからの流れでヴィブラフォンの一枚を。ヴィブラフォンのゲイリー・バートンとピアノの小曽根真のデュオの一枚。ヴィブラフォンの小気味良い金属の残響音とピアノの硬質な音とが調和している。曲で言えば「Kato's Revenge」と「Bento Box」かな。
もともとヴィブラフォンを目的に聴いた一枚だったが、むしろピアノのポテンシャルに気付くこととなった。ピアノトリオにおいてベースやドラムの担っているような役割(?)を演じつつ、主役としてのピアノらしさもしっかり出ている。ピアノの技法的な側面をもっと知って、この面白さを語る言葉を手に入れたいと思った。

『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』(鴨志田一)

シリーズのクライマックス『ゆめみる少女』『ハツコイ少女』に続くエピローグの前半。地味な話ながら(地味な話だからこそ)映画が綺麗に映像化してくれたなという感じです。

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。