特別展 創立100周年記念 信濃橋洋画研究所 ―大阪にひとつ美術の花が咲く― https://artexhibition.jp/exhibitions/20240531-AEJ2094970/
2024.6.22〜8.25、芦屋市立美術博物館。信濃橋洋画研究所という名前自体は、常設展で大正〜昭和初期の洋画に接したときにキャプションで見かけることがあるから、かつてそういう教育機関があったこと自体は知ってますが、内実については全く知らないだけに、こういう展覧会はありがたいですね。うまく日程を作って見に行きたい。
先だって大阪中之島美術館で開催された「決定版! 大阪の女性画家たち」展でもそうでしたが、大阪は長年、美術に関しては一大消費地であっても生産地(生産地?)ではないとされてきたもので、そんな大阪像に対する修正を図る動きが同時多発的に出てきているのは、興味深いところです。
AIが書いた漢字を書道する https://dailyportalz.jp/kiji/AI-shodo
宮津大輔氏&ART SHODOの皆さんがアップを始めそう?
「Insight 31 “卑近なものたち/something familiar”」展|2024.6.12〜30|Yoshimi Arts
DMが届いてました。Yoshimi Artsが企画展の合間に開催しているInsight、他のギャラリーにおける常設展的な位置づけの展覧会ですが、同ギャラリーにおいては単なる常設展というわけではなく、新収蔵品や取扱作家の作品による小企画を見せるものとなっており、オーナーの稲葉征夫氏の創意がダイレクトに反映されているので、企画展同様見逃せない。今回の出展作家はレイチェル・アダムス、上出惠悟、笹川治子、佐藤克久、西山美なコというラインナップ。画像は佐藤克久《みたて(サップグリーン)》(2023)
漫画が爆速で完成する…韓国発「ウェブトゥーン」 生成AIで作画アシスト 目指すは「漫画界のネトフリ」:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/331411
ここ最近、各所で注目を集めている様子のウェブトゥーンですが、当方は未だに接したことはなく
……しかしそれにしても、メディアや出版社がかようにウェブトゥーンに熱視線を送っているのは、これが韓国発の新しいエンタメだからである以上に、メディアミックスなどのビジネススキームから「(原)作者」を厄介払いしたいからなのかもしれない。折しもマンガの実写化をめぐって大炎上している昨今、原作者をマトモに遇するよりは、最初から権利を独占できるスキームを作る方が楽だと判断するでしょうし。記事を読むに作画担当(というか生成AIのオペレーターというべき?)にはなんの権利もないようですね。着々とスキームが作られているようですから、2026年くらいになると、ウェブトゥーンの方の映像化が主流になりそう
北川民次作・カゴメ旧本社壁画「トマト」の原画発見 29日から名古屋で初公開:中日新聞Web https://www.chunichi.co.jp/article/908588
名古屋市美術館で北川民次展(「北川民次 メキシコから日本へ」展)が開催されるんですね。今知った(爆)。2024.6.29〜9.8。
メキシコ革命後にリベラやオロスコ、シケイロスらによって強力に推進された壁画運動にほぼリアルタイムで際会し、戦後愛知県各所で壁画を手がけた北川の回顧展が現時点で開催されるの、なかなかにタイムリーではあり。上手く日程をfixできればいいんですが……
小松原智史「ふたたび巣をたてる」展|2024.6.22〜7.28|the three konohana(大阪市此花区)
──DMが届いてました。the three konohanaの今年初となる企画展は、同ギャラリーで何回か個展を開催している小松原智史(1989〜)氏の新作展。ドローイングを主たる表現手段としつつも、表現やコンセプトが毎回の個展ごとに深化していっているだけに、今回も要注目。
しかしそれにしても、同ギャラリーを運営している山中俊広氏は、学芸員を兼任している大阪芸術大学博物館で現在開催中(〜6.13)の「群衆|不在 アンリ・カルティエ=ブレッソン──揺れ動く世界へのまなざし」展が終了した直後からこの展覧会の準備に忙しくなるわけで、以前から氏の知己を得ている者としては、まぁ健康には気をつけていただきたく
当事者のうち、日テレと小学館が報告書を出してますが…… まぁ日テレ側が今回に限らずドラマの制作に際して契約書を作ってこなかった(し、今後もそうし続けるらしい)という事実に唖然としますし、それで原作者側に対してたかが原作者がと言いたげな調子に終始してるの、かつて球界再編騒動のときに某ナベツネが「たかが選手が」と言ったことを彷彿とさせ、ナベツネスピリッツがいかにグループ全体に浸透しているかがよく分かるものとなっている。あと脚本家の相沢友子とプロデューサーの三上絵里子が(女性だからか?)なんとなく免罪されてるのは純粋に疑問。こいつらがフェミ臭いクソ仕事&クソムーブをカマし続けたのが諸悪の根源ちゃうんかぃ、というね……
演劇×女子高生×百合マンガで『君のためのカーテンコール』という作品があり、現在でもなぜか(単行本第1巻所収分も含めて)全話無料公開中なのですが、途中からテレビドラマの脚本家兼劇団主宰者のおねいさんが出てきて「プロデューサーの意向を汲んで 事務所の意向を汲んで 流行や視聴者の要望を汲んで」と言っており、これが昨年8月に配信されてるの、先日来再燃しているあの問題(あの問題?)を完全に先取りしていたのでした
勤務先で見かけたんですが、日本電気協会が8月に配信する第59回電気関係事業安全セミナーのタイトルが
「“ヒューマン”はこれからどこへ向かうのか!? 〜エラーもするがそれだけではない…はずだ!〜」って、またなんとも激アツな
ハニワや土偶に魅せられた芸術家たち ― 今秋、東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展 | ニュース | アイエム[インターネットミュージアム] https://www.museum.or.jp/news/116694
2024.10.1〜12.22。《展覧会構成は、序章「好古と考古 ― 愛好か、学問か?」に続き、「『日本』を掘りおこす ― 神話と戦争と」「『伝統』を掘りおこす ― 「縄文」か「弥生」か」「ほりだしにもどる ― となりの遺物」の3章》だそうで、ハニワや土偶に「美」を見出す視線を近代的なものとして、〈つくられた伝統〉((C)エリック・ホブズボーム)論の枠組みにおいて再走査していくといった趣でしょうか。同時期に東京国立博物館でも「挂甲の武人 国宝指定50周年記念
特別展「はにわ」」が開催される( https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2660 )というのが吉と出るか凶と出るか
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪