それでいくと、再来年開催の──というか、本当に開催できるのかどうかにわかに怪しくなってきてますが──大阪・関西万博だと、仏教どころかクトゥルフ神話になっててゲフンゲフン
QT: https://fedibird.com/@wakalicht/110750015963357510 [参照]
【高島屋史料館】万博に仏教という補助線を引いてみたら・・・「万博と仏教 ―オリエンタリズムか、それとも祈りか」展 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000511.000069859.html
2023.8.5〜12.25、髙島屋史料館(髙島屋大阪店東別館内)
明治維新後の日本政府が初めて参加したウィーン万博(1873)から大阪万博(1970)までを、仏教の表象とその変化を通して振り返る展覧会とのこと。監修に宗教学者で和光大学講師の君島彩子氏を迎え、「オリエンタリズムか、それとも祈りか」という、万博という特定のシーンのみならず、現地以外で「展示物として」仏像や寺宝を鑑賞する行為全般にも敷衍できる観点から構成されているらしく、これは何がどうなっても見ておきたい。大阪の髙島屋史料館、リニューアルされてから、なかなか攻めた企画が続いてますね
満身創痍の50年余―― | 版元ドットコム http://www.hanmoto.com/nisshi1104
西宮市に本社がある鹿砦社の名物(?)社長な松岡利康氏によるエッセイ。「西宮から世界を撃つ」というキャッチコピーで、関西の好事家の間では昔からカルト的な人気を集めてまして。現在ネット界隈を賑わせている故John Hiromu Kitagawa(←本名)の生前のやらかし案件も1990年代から取り上げてきたことで知られてますが、BBCによるドキュメンタリーにも協力してたんですね。そらそうよ&西宮の小出版社まで知っていたBBCマジ恐るべし。まぁ一方でナントカ坂46各種のファンブックも出しまくってるんですが
近年は社会運動や人権運動のダークサイドを告発するムックもよく出しています──ことに2014に起こって2016年に発覚した、在日北朝鮮人活動家が運動仲間の日本人学生を集団暴行した事件をめぐるシリーズは、マイノリティや人権といった美辞麗句の裏にあるリアルを白日の下に晒しており、必読──が、「タブーなき言論」をリアルにやっていく姿勢は、今日ますます重要でしょう
版画家の数自体は関東も関西も変わらない気がしますが、関西の方が版画家の動きが見えやすいというのはありますね。木村秀樹氏を中心とした版画運動「マキシグラフィカ」がゼロ年代になっても活動してたり(2008年に解散しましたが)、そのマキシグラフィカのメンバーだった池垣タダヒコ氏が京都精華大学で後進の育成に尽力して、氏の教室が一時期関西現代版画の梁山泊状態だったり、あと2013年から始まった京都版画トリエンナーレ( https://patinkyoto.info/ )もファクターとしては大きそうです
QT: https://pleroma.tenjuu.net/objects/6322d9fb-0173-4d2e-aeac-40cb313a6fbc [参照]
後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」 https://realsound.jp/book/2023/05/post-1314290.html
5月に出された記事ですが、さっき見つけた(爆)。あとで読む
「デイヴィッド・ホックニー展」(東京都現代美術館)レポート。世界的人気を誇る巨匠が、コロナ禍以降の世界に示す明るい光 https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/david-hockney-report-202307
デイヴィッド・ホックニー展、今日から始まったんですが、ところで日本におけるシティポップの隠れた(?)第一人者な小比類巻かほる御大が、とある楽曲の中で
♪街はJumpしてる (デイヴィッド・)ホックニーもアンディ(・ウォーホル)も〜と歌っていたことは意外と知られていない?←←
美術と風土〜 アーティストが触れた伊那谷展【京都会場展】|企画展|白沙村荘 橋本関雪記念館 http://www.hakusasonso.jp/exhibition/detail/post-54.html
7.16〜8.13、出展作家:一瀬大智、今井裕之、岩井晴香、海野厚敬、占部史人、奥中章人、梶川俊一郎、川嶋渉、酒井淑恵、柴田知佳子、中島麦、中谷ゆうこ、永原トミヒロ、西久松綾、野嶋革、野原都久馬、蜂谷充志、林繭子、宮田彩加、山田純嗣
あさってから始まるこの展覧会、飯田市美術博物館(2023.3.25〜4.16)を皮切りに、辰野美術館(4.29〜6.4)→豊中市立芸術文化センター(6.16〜7.7)と巡回してきておりまして、これで四会場目となります。当方は豊中市立芸術文化センターで一度拝見しましたが、日本画家橋本関雪(1883〜1945)の自宅兼アトリエだった場所で出展作に接するというのは、また別種の鑑賞体験になりそうですね。
とは言え、この〈沖縄画〉にしても、以前からムーブメントとして存在し、今回の展覧会に際しても参照例として措定されている(?)〈東北画〉にしても、当方は割と冷めた目で見てしまいがちでして、確かに〈日本(画)〉の単一性・自明性に対するカウンターとなりたい/作り出したいという意図は分からなくもないけど、それってつまりアート版秘密のケンミンSHOWですやん!? と半畳を入れたくなるのもまた事実ではありまして
(余談ですが、その意味で、かつて京都市京セラ美術館で開催されていた「平成美術」展において、〈東北画〉のコーナーに隣接するように「突然、目の前が開けて」(隣同士なのに没交渉だった武蔵野美大と朝鮮大学校の間に仮設の橋を架けて行き来できるようにしたプロジェクト)のダイジェストを配置した椹木野衣氏は、なんだかんだで批評的センスがあるのでした)
QT: https://fedibird.com/@wakalicht/110710412916625451 [参照]
「沖縄画」とは何か? 8作家による展覧会で提示されるもの https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/27403
2023.8.10〜20、沖縄県立芸術大学附属図書館・芸術資料室。ディレクション:土屋誠一(同大准教授)。出展作家:泉川のはな、平良優季、髙橋相馬、陳佑而、寺田健人、西永怜央菜、仁添まりな、湯浅要
──少し前の記事ですが、今日見つけたので さすがに沖縄まではそうホイホイ見に行けないのですが、アートダイバーから10月に記録集が刊行予定とのことで、それは読んでみたい。さて……
ポンピドゥーセンターの傑作50点以上が初来日。「キュビスム展—美の革命」が国立西洋美術館と京都市京セラ美術館で開催 https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/the-cubist-revolution-centre-pompidou-news-202303
国立西洋美術館で開催されることは以前から仄聞してましたが、京都にも巡回するんですね。日程はまだ細かくは決まってないようですが(2024年3月〜らしいです)、日本では珍しいキュビスムオンリーの展覧会だけに、期待したいところです
福原遥がキュレーター志望の高校生に。新ドラマ『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜 』は作中のアートにも注目 https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/27476
昨日からキュレーターという職種がフィーチャーされた実写ドラマが始まったようで。なお当方は未見 しかしそれにしても、こういうのを見ると、「キュレーターとは、もともと墓守を指す言葉だった」という某氏の名言(名言?)が思い出され(ry
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪