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@imdkm 最近の県立図書館はオンラインで期間延長できるから恐るべきものですわよ

@ohmitakaharu 井上靖,そんなに偉いことになってたんですか。全く知らなかった。

@ohmitakaharu いや、海外と日本で大きな差はなさそうですよ。北上のは80−90年代の歴史的規定が大きいだけで、海洋ロマンとかアクションとかスパイ、ヒーロー/悪漢とかのモチーフが出がちなのは欧米でも同じなようですから。また、伝奇時代小説なら左記の要素が埋まるのでそれら作品をカウントしていることもありますね。
内藤は、海洋ものやスパイ、軍人も含めてハードボイルドや冒険と呼んでいた節がありますが、彼自身翻訳物の宣伝をよくやっていたように、ジャンル意識は海外もののレーベルに対応したと思われる。どういうジャンル名で顕揚するのかは、尾崎秀樹が大衆小説と呼びながら中身がほとんど時代小説だったのと同じで、純文学に対抗するときの何かが総称として選ばれるんじゃないかな。

@ohmitakaharu そういえば、全然話は変わるんですが、「冒険小説」についてはどう思います? これも古のジャンル名なのですが…。

@imdkm もう一周していくと認知が衰えてきて、しかし「全部わかった」の全能感だけは止まらない闇落ち老人の道が待っているのかも

@ohmitakaharu 「歴史小説」と「時代小説」の棲み分け、呼び分けも、いまや謎慣習の響きが生まれていると思いますが、たぶん全体的に暗黙にレガシー化しているんですかね…

時代小説って言い方がすでに歪なので、私はこれをなんとかほしい。「各国ごとに、自国の特定時代をベースに超時空ジャンル化しがち。各国の事例と系譜を見ていこう」といった視点で整理、概説をガンガンやっていくといいのではないか。
その射程で各国の歴史小説との比較や検討を進めていくとよさそう。

@ohmitakaharu 栄えてはいるんですが、話題にはならんのですよね。時代小説メインで書いてる作家と、売れっ子エンタメ小説家が時代小説も手を出して話題にもなる、という系統があって、耳目に触れるのは後者かも。

@ohmitakaharu 秋山は柴田錬三郎信者とまとめればいいんだと思う。

@ohmitakaharu作家は世代交代してるし、時代小説は栄えてるっぽいんですよね。00年代には時代小説ブーム衰えずという言い回しが起きてる。

@ohmitakaharu なるほどねえ。いまは高橋敏夫が00年代によく時代小説ガイドを書いてたのを知ったのであれこれ迂回して手をつけてますが、縄田一男はたしかに大御所プロパーっぽいですね。あれこれ触れてわかりましたが、秋山駿は趣味狭すぎる、極振りキャラですね。歪さが武器。

@on1000mark お足がないということを捻って言い換えてる

秋山駿は、一周回って示唆があるんだけど、「柴田錬三郎はまるで小林秀雄だ」という。アインシュタインVSベルクソンという天才対決の場面の語りはまさに剣豪小説の凄さではないかね、云々と。ここから翻って、小林秀雄、柄谷行人をめぐる人気や受容を、剣豪小説とそのファンに翻案する手掛かりが得られる

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女性時代小説の博論をみつけた。本文はオンラインでは読めない。 要約を斜め読みした感じだと、宮部みゆきが蝶番で、その後が現代的ジェンダー秩序という構成か。

李 紹楠「女性文学としての時代小説 : 戦後の女性作家の作品を中心に」(2023)

hosei.ecats-library.jp/da/repo

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川勝平太とリニアについては、怪しいツイート数十本読むよりこの記事を斜め読みした方がよさそうだった。
wpb.shueisha.co.jp/news/societ

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知らんうちに、川勝平太が右翼にとっての怨敵みたいな扱いにされてるんだけど、わけわからんな。リニアを通すのを邪魔してるから敵、みたいな理屈っぽい。

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