真冬兄さんの行動に納得でき得る人、できない人 

黒幕の悲しい過去に同調して真冬兄さんが運命を共にしたのだと捉えた場合、黒幕には同情できるだけの描写が (プレーヤー視点でも) 充分存在するので、プレーヤー自身が黒幕に同調するか、あるいはそもそも登場人物へ共感できる人であるなら、真冬兄さんの選択を飲み込むこともできる……のかなあ、と言語化を行っていて初めて気づいたりしました。

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真冬兄さんに思うシリーズの人物描写 

テキストから読み解ける物語の密度が非常に濃厚なシリーズではあるけれど、登場人物に「何でそうなるんだよ!」な言動もちらほらあるんだよなあ。理解できる狂気、の意ではなくて、理解させるにはもう少し情報が欲しかった (言ってしまえばシナリオ上の描写不足) 意で。
初代のノーマルEDにおける真冬兄さんがまさにそうで、自分を助けに来た妹より黒幕と運命を共にする選択をした=深紅さんの目的を本人が潰してしまった、ってのは初見の感慨を薄めたところが……w
黒幕の悲しい過去に同調して魅かれたんだとしたらそう感じさせる描写がもっとあるべきだったし、他ならぬ兄さん自身が黒幕に寄り添うことが未来に起こり得る厄災を防ぐ糸口になるのだとしても (そういう考察を見たことはある) 、本人がそこまで推察して希望を見出しているとプレーヤーが (+主人公である深紅さんも) 納得できなければそれは……

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考えてみれば濡鴉の深紅さんと初代の真冬兄さんって 

自分を思ってくれている肉親に目もくれないで自分自身の思い人を一方的に追いかけた共通項があるんだなあ……兄妹そっくりか?

『零〜紫の日記〜』やっている人を傍目から見ると 

飽くまで「プレーしている自分を客観的に見てみたら」という想像の話として、初代零で射影機の霊力に半ば乗っ取られていた雛咲深雪さんに準えられそう。つまるところ3DSを掲げてあっちこっち向きを合わせている姿は非常にシュール。

『紫の日記』おばあさんの考察 

『巫女が「人とのつながり」を残しておれば、それは「器」の綻びとなる」
『器の綻びを繕うようにつながりは絶たねばならん』
『巫女を世話するためにできた婆とのつながりも綻びの一つ。神が降りたのを見届けた後、自らそのつながりを絶ちて、儀式は完了と成る』

……『神姥として選ばれし、名も無き婆の最後のお役目』だそうだけど、シリーズ中の儀式の執行人としては一番悲哀を感じさせる人物だなあ。儀式それ自体において自分自身も死なないとならないってのは他になかったような。

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『紫の日記』ラスボス戦の話 

3DACTがまだまだ苦手だとARでもしんどい、を地で行った顕著な戦闘がラスボス戦。
1周目は「まあ苦手な身からすれば多少は苦労するよなあ」止まりだったけど2周目以降 (事実上のハード) モードで「やっぱりちょっとバランス厳しすぎません?」に行き着きました。
第1形態は数を嗾けてくるしシャッターチャンスも普通に短くなるし何より最終形態で1周目にやってこなかった "分身して左右に回り込む攻撃" (しかも外見で区別できるのに実体が毎回ランダムで変わる) を当然のように繰り出してくるんじゃあない、これは携帯機の画面を覗き込みながら人体そのままで操作するARゲームでしょうが!

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『紫の日記』怨霊たちの話 

爺婆とガk……子供に悪辣な人物が多いシリーズの一作品として見ると、前者は不憫寄りな (儀式に振り回された) おばあさんだけだったのでまあ、という感じ。
問題は後者ですよ。情報と引き換えにかくれんぼという名のミニゲームを仕掛けてくるのはまだしも間違えると射影機のレンズをぶっ叩き、戦闘に入れば背後にも容赦なく飛ぶしキャプチャーサークルに捉えるまで透明化&シャッターチャンスを逃すとこっちを嘲笑いながら離れていく……これはゲームこれはゲーム……

それから操られた女は戦闘ではトリッキーな動きでなかなか厄介だったなあ。地面を這い回り出した時の動きに『刺青の聲』四つん這いの女をつい思い出したり。

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『零 〜紫の日記〜』をやった。 

実質番外編ですがこれでシリーズ主要タイトルは制覇です。2周目もクリア済。
普通に射影機 (カメラとしての3DS) で曰くつきの日記 (付属のARノート) を映して画面内での変化を見るだけじゃなく、見る方向を変えたり日記自体を動かしたりゲームとしての趣向がなかなか凝っていて最近のARはすげえ! (※11年前のタイトル)
ただ自分の周囲の光景をそのまま映す場面も多くかつ日記を映す場面がある以上暗がりでのプレーも難しいのでホラーとしてはあんまり噛み合わず。
戦闘面は多少簡略化されつつだいたい本編ママ……ではあるけどFPS要素をコントローラじゃなく自分の身体でやるのはちとしんどめ。怨霊が背後に瞬間移動しても人体はすぐには後ろを向けないんですよ……
シナリオも短めながらシリーズの長所がきちんと押さえられていて、そこは普通に楽しめた。テキストを始め断片的な情報から物語を辿るのはやっぱり良いもんです。方向性的にもちゃんと零。海斗さんたちの顛末を見ると対照的な眞夜のバックボーンが際立つなあ。
シリーズにだいぶ浸かった身としてはちゃんと満足できたし良かった。

PS2三部作をまた最初からやり直したいなあという気分がぼやっと。特にまだメモの類を集め切っていない (気がする) 刺青の聲。

Wii版リメイクを通ったプレーヤーの 

中には「繭に紗重が取り憑いていたように澪には八重が取り憑いていた」と解釈する方もいらっしゃるようで、まあそう考えるのは分かる (その解釈へ誘導する描写が追加されているのは把握済) んですが、ボクにしてみれば「リメイク前の時点じゃ分からんかったろーが!そんなもん知らん!」
それはそれとしてWii版もやりたいね……厳密に言うなら約束EDに自力で辿り着きたいくらいの意味なのでXbox版でもヨシ!

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(眞紅の蝶で言うところの) 紅い蝶EDを思い返して「なんでだよ!」となる度その後虚EDを一緒に思い出して「ああ……まあそうだったな」と矛を収めるよう努めている。
別に理解しても納得はしていないですが……

零について書いたポストを遡ろうとしたら間違って鬼灯人形のどアップ画像を踏んでしまった……だから和人形を心の準備をする間もなく見るのは苦手なんだってば!(ビビリ) [参照]

立花家の双子兄弟+妹の話 (続) 

根幹で「魂を同じくする掛け替えのない双子の弟」と「病弱ゆえ時に助けなければならない弟」が不可分だったがためにそれを当たり前としていた (黒澤姉妹を逃がした後にも合わせて睦月君に許しを請うていたのも大きいファクター) のなら、何ともやる瀬ないもんだ。

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立花家の双子兄弟+妹の話 

病弱な双子の弟睦月君と弱視の妹千歳ちゃんに気を回さざるを得なかった長兄の樹月君、そもそも自分が弟たちや周囲に手を差し延べなければという気負いに飲まれすぎていたようにも思えている。黒澤姉妹に逃亡の手引きをしても自分が同時に助かろうとは考えなかった辺りがまた。
そして儀式において弟を自分の手で殺めてしまった彼にはそういう拠り所が必要だったのかもしれないけれど、そのどれもが睦月君と並ぶまでには至らなかった、と。

零シリーズで (登場人物が) 避けられない話 

『刺青の聲』の黒澤怜と麻生優雨、『濡鴉ノ巫女』の黒澤逢瀬と麻生邦彦 (麻生博士) 、二つの血は魅かれ合うんだなあとシリーズをやる中でぼんやり気づいていましたが、思えば他にも麻生の血をもつ澪・繭姉妹と黒澤八重・紗重姉妹が引き付けられていたなあ。形が違っていて尚それほどまでに避けられない運命なのか……

濡鴉・夢ノ通路√後の話 

深羽の思いが通じていてしばらく現世に残ることになった深紅さん、常世に渡る前に怜さんにもまた会えていたらいいなあ。(助手をやめたのも割と突然みたいなので) (刺青の聲の深紅を大層気に入っている身)

ライフ制のACTやSTGにおける即死は人一倍気負いが大きくなりがちという自負がある。クロノアの前にプレーしていた零シリーズでも散々な目を見まくったもんなあ……

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調べてチャレンジしていたら、どうやらNxNの上下左右を1行1列ずつ揃えて (N-1)x(N-1) にしていく攻略法が自分の性には合っているかもしれない。配置リセットを繰り返したのもあったかもしれないけれど、思ったよりはすんなり解けて良かった…… (重ねての注記ですが15パズルは群を抜いて苦手)

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あああああーっ!!!他のパズルは楽しめても15パズルだけは本当に苦手なんです……月蝕も3周目なのにまた梃摺っている……

零シリーズをずっとプレーし続けてだいぶホラー要素にも耐性が出てきたけど、絶対霊に追い回される場面は未だに緊張感がすごいなあ……と昨晩おやすみポストを投下してから思っていたのだった。

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