馴染みの定食屋で夕飯。ママに「先生の大学は今日、ハロウィンの仮装して来た学生さん、いるんですか?」と訊かれたが、「そういうノリを避けて地味な弊学(小さめの公立大学)を選んできた子ばかりなので、いなかったですね」と答える。オープンキャンパスでも同志社や立命館ではやっていけそうにないからここを目指しているんですが、とよく相談される。
だから、オープンキャンパスの時、遠くから来られた方には「お時間があるなら、雰囲気だけでも確かめるために同志社や立命館に立ち寄ってみては?」と提案している。「敵に塩を送る」のではなく、「客層が違う」と思っているので。それで自分に合う方を決めてくださればと思う。
あと、大学のイメージについてですが、学生がそういう大学のアイデンティティを率先して構築して差別化を図っている、という方が正確でしょうね(地味な公立対派手な大手私学)。偏差値では似通っていても、志向性が違うというか。僕だって学生時代、たまに慶應や学習院に行った時に気後れして「早くダサいチェックシャツの国(母校)に戻りたい」とか思ってましたし(笑)。個人的にはハロウィンくらい、多少ハメを外してくれても結構ですが(タガが外れてはまずいが)。