愛子さんが大学で締め切り当日23:59分にレポート提出してるのを「粘り強い」という評価で記事にされてるの申し訳ないけど爆笑してしまった(しかし、こうしたしょうもないことの積み重ねが皇室制度を支えているのである 皇室を廃止せよ)
今後もアジアに住む人間としてアジアの歴史や文化を絵にしていこ…志を新たにした
Twitter(現X)の方に投稿したんだけど、同じ内容をこっちにも書いておく。
年明けのガザ連帯のための反植民地主義デモで中国人に対するヘイトスピーチがあった(そして参加者の誰もそれを止めないどころか後日スピーチを書き起こした上で擁護の文書を発表した)のが本当に怖くて、かなりトラウマになっており、デモに行けなくなっている。
こういう人たちが中心にいる場所になんて行けないよ。
Mastodonでは反対意見を投稿していたけど他の媒体には残していないので、気持ちが元気なときに記事にしようと思っている。もう2ヶ月くらい経っているし、思い出したくなくて触れていなかったんだけど、そのうち「なかったこと」にされてしまいそうだから。
パレスチナに関してよく聞くワード「ジェノサイド(大量虐殺/民族浄化/集団殺害)」について描いた4ページ漫画です。
現在のイスラエルとパレスチナにおいて、市民の虐殺が問題になっていることに焦点をおいて描きました。
紙面に限りがあるため、情報を絞って描いていることをご理解いただければと思います。
※悪用しない場合に限り、コピーしたりシェアしてOKです。
※このマンガは政治・宗教的立場からではなく人権の問題から、市民の虐殺に反対するため描かれています。私は反ユダヤ主義も含めすべての差別に反対しています。
【読書日記】川崎昌平『書くための勇気』
最近書く文章が粗雑の極みなので、大昔に好きなフォロワーさんのすすめで積読してた川崎昌平著『書くための勇気』を読み始めた。後半の《カラマーゾフ「の」兄弟》や《コトコトするな!》あたりの項目は特に、実践的でユーモアがあって、さらに身に覚えがあるのでどんどん読めてしまうし、自分でも文章書いてみたくなる。良本。
と同時に、最近は書いてある情報を拾う読み方ばかりしていたな〜…そりゃ感想や日記さえまともに書けなくなるよね…と反省しきり。情報を拾うのではなく「文章を読む」(もっと良い表現があるはずだけど、今の私には「」を付けて訴えるのが精一杯)ようにすれば、もっといろんなことが汲めるはずだし、自分自身も人に上手く伝えられるようにもなるよね。
(続き)歴史上の男女夫婦と、その時代背景にあるジェンダー格差の話(長いので畳む)
その夫婦がその社会の価値観をどう内包しているかは色んなケースや解釈があろうと思うけど、たとえば2人の絆が深いと思われるケースであっても、その時代の価値観に沿う範囲に収まるとしても本気で互いを大事に想い戦ったとか、本人たちが個として対等であっても周りがそう扱わなかったとか、どういう形であれ社会で幅を利かせる価値観から完全に自由ではないと思うんだよな…
あと現代から見ると偏っていたり差別的であったりする価値観を当時の彼らが肯定的に、または無自覚に内包していたからといって、そのことが彼らを下げるわけではないとも思う
むしろ当時のありのままを描く手間や覚悟も、その時代を生きた人を描く上でのリスペクトの形の一つじゃないかな…
逆に、過去の時代を生きた人を現代基準で断罪することと、過去の時代を生きた人を深く考えずに現代ナイズすることは、前者は攻撃的で後者は無害に見えるけど、根本的には結構近い態度じゃなかろうか、と思う
歴史上の男女夫婦と、その時代背景にあるジェンダー格差の話(長いので畳む)
話題の中心とはずれるけど、男尊女卑がスタンダードの時代背景において、そのジェンダー格差に無自覚なまま男女の夫婦が美しく対等であることってあんまない気がするし、18世紀仏の思想家なんかもそれは顕著だけど、史実夫婦推しの人のうちどのくらいがその辺のジェンダー観意識して折り合いつけてるもんなのかな
(時代や個々の関係性にもよるだろうとは思う、あまり興味がないのでわざわざ観測しにはいかないが…)
個人的にはそういったジェンダー格差をしっかり時代背景として折り込んでいくなら、むしろ史実男女夫婦だからこそ描けるものもたくさんあると思ってるんだけど、だからこそそこを透明化してしまったら歴史ものでやる意味が半減してしまわない?と思う
どういう価値観の社会で生きている(た)のかって、その人物の大事な構成要素だと思うから……
「SNSで疲れた時には猫の写真を」という言説にはすでにバンクシーが『子猫』という批判のアートを作ってて、
> インターネットの人々は破壊されたガザの廃墟は置き去りにして、子猫の写真ばかりを見ている。だから自分のサイトで悲惨なガザ地区の現状と対照的な陽気な子猫の絵を描き、そのギャップでガザ地区の現状を伝えたかった。(※バンクシーは自分のウェブサイトでこのアートを見せている)
https://www.artpedia.asia/kitten/
猫なら見るんだろお前ら、じゃあガザの廃墟に描いたから廃墟も含めて見ろよ!!!!っていう、もうぐうの音も出ない批判ッス。イタタタタ。。
中西先生の創作する人のための歴史叙述と歴史創作講座season2があるそうです!!!!「ジェンダーと歴史創作」!!!
https://unicoco.co/1513/
首の加瀬亮のインタビューと衆道と暴力(ネタバレあり)
加瀬亮が映画.comのインタビューで信長蘭丸、信長弥助の衆道関係について「蘭丸や弥助はひどい扱いを受けてるけど、誰が敵か味方かわからない状況に身を置く信長にとってはある種の慰めとなる存在だったんじゃないか」ということを言っていて、権力の周囲にセックスと暴力と愛が発生しやすい理由、これじゃん…と思ってけっこうガツンときた
権力者であるほど敵が多いし孤独だし、そうなると自分に絶対逆らわないであろう側近(中国史ならここに宦官とかも含む)に対して慰めを求め、心を許し、扱いも粗暴になる 信頼関係があるからこその搾取や暴力も発生する
政治的な理由で取り計らわれた婚姻関係(妻)よりも側近や側室との私的な関係性や愛が優先されるのは必然的で、それが現代的な価値観で見ると性的に乱れてるように見える
みたいな
加瀬亮の言ってることは歴史人物の行動を考える上でも応用が効くので心のメモ帳にピン留めした
首は信長の衆道関係に暴力や搾取を含むことを表しつつ、一方で信長の孤独や悲哀を描き、最後の最後で搾取される側の蘭丸の忠義と弥助の怒りを描いてて、このバランス感覚というか北野武から見るホモソーシャル世界の解像度・立体感はやっぱすげーーっと思った
首、今年見て良かった映画1位すぎる
shipper|she/they |歴史創作:隋唐(隋煬帝~唐太宗期)、隋末唐初、7世紀東部ユーラシア、李世民総受🍑