ゴルフクラブの元外国籍入会拒否は「人種差別」 名古屋高裁判決 - 毎日新聞ニュース
https://mainichi.jp/articles/20231030/k00/00m/040/070000c
パレスチナ人の命も守れ:ユダヤ人の学者ジュディス・バトラーがイスラエルの「ジェノサイド」を非難
https://note.com/bashir/n/n78fb1d686563?sub_rt=share_b
一読したメモ書き。
- 「私たちは一人残らず立ち上がって異議申し立てをし、このジェノサイドの終結を求めなければいけません」
- パレスチナ人を非人間化し、虐殺を正当化する
パレスチナでは「生の条件そのものが組織的に攻撃されてきた」
- 「ユダヤを口実にするな Not in our name」
- 「イスラエルのパレスチナ占領における入植者植民地主義的枠組みは人種差別の一形態です。パレスチナ人は人間以下とみなされています」
- フランス、スイス、ドイツで、パレスチナ支援を言及した人物が反ユダヤ主義と非難されたり失職する事案も。(表現の自由、集会の自由が脅かされている)
- 「イスラエル国家が異常な暴力をふるう入植者植民地主義国家であるなら、イスラエル国家を非難することは反ユダヤ主義ではありません」
- 「もしあなたがこの不正義に反対しないのであれば、あなたは良いユダヤ人とは言えません」
- ナクバ(パレスチナ人の難民化)は今起きています。
- 「もし今日アーレントが生きていたら……」
イスラエルのネタニヤフ首相は、地上軍侵攻について「戦争の第2段階に入った」と宣言。
すでに砲兵や戦車は作戦は開始している。
他方、ガザは水、電気、食糧などのライフ・ラインは機能不全。電話・ネットは27日夜の空爆後に遮断された後、一部を除いて普及していない。
ガザには推定5万人の妊婦が居り、5500人が出産間近とされる。病院が空爆の対象とされているため、自宅で出産する人も多いが、それには大きな危険が伴う。しかも水や食料もない状態。
他方NATO加盟国であるトルコのエルドアン大統領は、イスラエルの地上侵攻について「西側諸国が責任を負う虐殺」とした上で「完全に狂気だ。戦争犯罪」と宣言。これに対し、イスラエルは外交団の帰港を命じました。
コロンビアもすでにイスラエルと断交。
とは言え、今現に始まっている虐殺を止めるには、もはや外交交渉では間に合わない。
まずは、米国が直接関与してイスラエルの「狂気の暴走」を止めるべきです。
勿論米国内でもバイデンーブリンケンラインと国防省ー統合参謀本部ラインとの間には溝がある。
しかしここで介入しないと、米国はもはや国際秩序の盟主の位置を永遠に失い、国連も実質的に解体の危機に晒される。
また核保有を禁止する大義名分も失われるでしょう。
BOROさん、新アルバム「MILESTONE」発売 反戦の思い込め - 毎日新聞ニュース
https://mainichi.jp/articles/20231030/k00/00m/200/110000c
日本のメディアはイスラエルとパレスチナ、両方の状況を報道しようと努力しているよ。
「アメリカのジャーナリストにそれを求めても無駄だろうね。彼らは自分のスタンスで報道する。パレスチナ人のジャーナリストが増えることを願うよ」
増えそうかい?
「増えるだろうね。移民自体が増えているから」
今、世界はパレスチナへの連帯を示す人が増えている。イスラエルはやり過ぎたんだ。民間人を殺し過ぎた上に上層部の発言に問題があり過ぎる。パレスチナ人を“ケダモノ"と呼んだのを知っているかい?我らは光の民、彼らは闇の民だとも。
「そうなのかい?ちょっと待ってくれ、それをイスラエル高官が言ったのかい?」
アメリカでは本当にそういうことを報道しないのかい?
「わからない。自分が聞き逃しただけかもしれない。ただ、まだアメリカではパレスチナ支持へはバッシングが起きる状況だよ。ハーバードやコロンビアの話を知っているかい?」
聞いたよ。アメリカにもそういう考え方が生まれつつあるんだなと思った。
「分断だよ。あれがまたアメリカを分断したんだ」
アメリカも血を流しつつあるというわけなのかな。
「その通り」
こんな話をした朝。
アメリカの友人と電話。アメリカ市民の間では今の中東問題がどう受け止められているのか聞きたかった。
「こちらではガザの状況はあまり伝えられないんだ。自分もラジオも併せて聴きながら気をつけているんだが、イスラエルの悲しみは伝えられてもアラブの方はよくわからない」と。
それはもちろんアメリカ社会に深く入り込んだユダヤ系市民たちへの配慮でもある。また民主党支持者にもユダヤ系は多く、親イスラエルの宗教右派、福音派の信者たちは共和党支持者であり、要はどちらの党もイデオロギーに関係なくユダヤ人の意向を汲まなければアメリカの政治世界で生きてはいけない。
友人は言う。「ただ、アラブ系の移民も増えたんだ。パレスチナへの連帯を示すアメリカ人も増えてきたし、それはヨーロッパにも言える。だんだんとパレスチナへの配慮を必要とする状況になっている」
できればガザの窮状をもっと伝えて欲しいな。あれはテロへの報復とは言えない。ただのジェノサイドだ。民族浄化だよ。
「残念だが、アメリカのメディアは伝統的にユダヤ人が多いんだ。イスラエル寄りの報道はそのせいもあるかもしれない。パレスチナ人のジャーナリストはほとんどいない」
思い出すのも億劫なんですが、わたし学生時代にGalaxyを使っているだけで「韓国の方ですかw」と言われたことがあるんですね。
当時は日韓関係が(殆どは日本側の責任で)最悪と言われていて、酷い時だとK-popを聞いているだけで怪訝な顔をされるくらいで。わたしの周りにいたのが、ネット大好きないわゆるオタク層ばかりだったから特に酷かったというのもあるだろうけど、今がまだマシに感じるくらい隣国(特に韓国)への憎悪は凄まじかった。
で、日本人が中国や韓国を見下している間に彼らは多くの分野で確実に日本を抜いていった。スマホを始めとした電子機器なんてもはや足元にも及ばないでしょう。で、それと近いことが今自動車界隈で起き始めている。
BYDにせよhyundaiにせよEVの面では日本勢なんか相手にならないくらい躍進しているのに、危機感を抱かないばかりか未だに見下し、挙げ句「EVシフトしなかった日本大勝利!」と精神的勝利までする始末。長くなったけど結論何が言いたいかというと、傲慢さと差別意識を捨てない限りこの国はスマホや家電時とまた同じ衰退を繰り返すということです。
欧米のマスコミ報道見ても感じるけど、Twitterでイスラエルも国際人権法を守れという程度の穏当なツイートにたくさん付くイスラエル支持のリプの内容をみると、とにかくハマスが悪い、ハマスに言え、ということでハマスというテロリストが法を無視してるのだからなにをしても許されると思いこんでいて本当に暗澹たる気分になる。虐殺が起きているなかでそういうことを多くのひとが言えてしまう。ホロコーストのあとも各地で何度も繰り返されてきた光景なのだろうが、ガザという地域に閉じ込めて殺戮する、そしてそれをホロコーストを経験した国々が行うという点で絶望は深い。
大阪駅出たところでFree Free Palestine!
Free Free Gaza!という声が聴こえてきて、ガザの状況に居ても立っても居られない人たちが集まって声をあげていたのでしばし参加し一緒に声をあげた。少ししたら中之島からデモしてきた人たちも合流しもっと多くの集まりになった。
https://twitter.com/piwu_nada/status/1718209820627709986
"仮にハマスが最新鋭の戦闘機を手に入れ、イスラエルのど真ん中にある空軍基地を攻撃しようとしたとします。その周りに住んでいる人たちにみんなビラを配って避難を呼びかけたところで、「ハマスはなんという人道的な組織だ」とはならず、むしろ「よくもイスラエルのど真ん中を攻撃したな」としか言わないでしょう。
「人道的」という言葉を、私はずっと信じていました。「イスラエル軍は必要以上に人を殺さない」とか、「なるべく無関係の人を殺さないように努力する」とか、これは全部、イスラエル人に向けたプロパガンダです。「私たちは人間、向こうは非人間」、と。
「すごい軍隊」を持っていても、次の戦争やテロは起きてしまう。ただ、地震や津波と違い、それは対話で止められるはずなんです。"
「武力で作れる平和はない」――イスラエル出身、ダニー・ネフセタイさんインタビュー - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル) https://d4p.world/news/23615/
国連総会は27日、ガザにおける「人道的休戦」を求める決議を賛成121で採択。ロシア・中国、フランス、ノルウェーなども賛成。日本、英国などは棄権(日本、棄権とは情けない)。
反対は米国、イスラエルなど14カ国。
採択は投票総数の3分の2以上が必要です。
これに対し、イスラエルの国連大使は「国連には正当性のかけらもない」と反発、ハマス壊滅まで軍事作戦を続ける意志を表明。
イスラエルはここ数日限定的なすでに地上戦を開始しています。
ここまで来ると、米国の前にイスラエルが「我が代表、堂々退場、国連を脱退」となりそうな気配である。
国連はイスラエル国内においてパレスティナ人に対する「ヘイトスピーチ」が急増しているとイスラエルに厳しい対応を要求。これはガラント国防相がパレスティナ人のことを「人間の顔をした動物」と呼んだことを始め、「政府高官、政治家、議員」による同様なヘイトスピーチを批判したもの。
他方米安全保障会議(NSA)の広報担当は、「人質解放のための一時的停戦」を支持、イスラエルの地上作戦については、「イスラエルに聞いてほしい」と回答を避けた。
だけど、ここまで来れば、仮にイスラエルを止められるとすれば、米国しかない。このままでは米国はネタニヤフと心中することになる。
Palestinian & Jewish Protesters SHUT DOWN Wall Street to Free Palestine
https://youtu.be/jDl8v0a5iIU
パレスチナとユダヤの人々がニューヨークはウオールストリートでパレスチナの自由を訴えるデモを行っている様子。
それぞれのスピーチがとても力強い。
イスラエルを支持するニューヨーク市議は我々の声を代表していない、とか、ユダヤ教徒が我々の宗教の名前を使って占領を正当化するな、とか、メディアはイスラエル側に偏向しすぎている、メディアの役割は真実をレポートすることだ、とか。
雰囲気だけでも力強さが伝わってくる感じです。
「ハマスのテロは言語道断だが、イスラエルもやりすぎだ」みたいな見方って実は順序が逆で、「イスラエルが行ってきたあらゆる非人間的支配、集団的暴力にも関わらず、それでもなおハマスの暴力を正当化することはできない」というのが因果関係に沿った言い方なんだよな、と思う。
ハンギョレのこの記事はすごい。 https://japan.hani.co.kr/arti/opinion/48169.html
イスラエルとパレスチナのガザ地区がある東地中海沿岸には、莫大な埋蔵量の天然ガスがある。イスラエルの発電量の70%以上を同地域のガス田が担っている。問題は、イスラエルが資源を独占するためにパレスチナの主権を奪ってきたということだ。1998年に発見されたガザ地区沿岸のガス田「ガザマリン」には、パレスチナをエネルギー独立国にしても余るほどの埋蔵量がある。パレスチナ解放機構(PLO)の初代議長ヤセル・アラファトは、ガザマリンは「神からの贈り物」だとし、「パレスチナ独立国家建設の堅固な基盤」になるだろうと述べた。しかし、イスラエルは2000年からパレスチナのガス田への接近を禁止し、ガザ地区沿岸の封鎖区域を広げてきた。最近は米国の支援を受け、イスラエル・キプロス・ギリシャをつなぐ海上パイプラインを、2025年の完成を目指して建設している。このパイプラインは欧州連合(EU)の需要の10%ほどの天然ガスを送ることができる。そして欧州はウクライナ戦争以降、ロシア産の天然ガスへの依存を減らし、イスラエル産の天然ガスの輸入量を増やしている。
グテーレス事務総長の恐ろしいコメント。
「私は、中東における人道的停戦、人質全員の無条件解放、必要な規模での救命物資の配送を繰り返し求める。
誰もが自分の責任を負わなければならない。
これは正念場だ。
歴史は私たち全員を裁くだろう。」
国連総会 ガザ「人道的休戦」決議を採択 緊急特別会合 - 毎日新聞ニュース
https://mainichi.jp/articles/20231028/k00/00m/030/013000c
おやおや、この京大仏文出身の先生、私は存じ上げないのだが、随分悪い意味で「ナイーブ」なカミュ像を抱きしめておられるようだ。
しかし、問われるべきは、パレスティナのアラブ人たちを欧米の支援を受け、イスラエル軍が虐殺している今この時に、この「アラブ人に対する無動機殺人」の不条理を掲載する、毎日の見識だろう。
WWII後、アルジェリアは独立運動を展開したが、仏側は武力で鎮圧。「アルジェリアはフランス」であるから、FLN(民族解放戦線)は「テロリスト」、その行為は「テロ」とされた。パリのアルジェリア人が1961年10月に平和的にデモをした際も、仏警察はこれを襲い掛かって、1万2千人を逮捕、大量の人間をセーヌ川に突き落とし、数十人が死亡。
捕虜には一切の法的保護は与えられず、電気ショックをはじめとする拷問のマニュアルが開発され、それはその後ラテン・アメリカの軍事政権に輸出され、対ゲリラ戦に活用された。
ちなみにFNの創設者、J.マリー・ルペンはアルジェリア戦争の際の拷問担当部隊に所属。
それにしても、1960前後生の仏文学者が、まだ「不条理」の夢に浸っているのは、完全に時代遅れ。今「不条理」を感じているのは、一方的に虐殺されているパレスティナのアラブ人ではないのか?