7月、イーロン・マスクがトランプ支持を表明した頃から、Xはアルゴリズムを調整した模様だ。イーロン・マスクの投稿は閲覧数138%増(2.38倍)、リツイート238%増(3.38倍)。他の共和党寄りアカウントでも程度は低いがブーストが認められた。クイーンズランド工科大学のティモシー・グラハム准教授らの研究。 他の報道でも、Xの政治的な偏りを報告している。
https://www.theverge.com/2024/11/17/24298669/musk-trump-endorsement-x-boosting-republican-posts-july-algorithm-change
雑感:イーロン・マスクがXを政治工作の道具として使ったことは明らか。2016年のケンブリッジ・アナリティカ事件はスキャンダルとなったが、イーロンは地位を保っている。 [参照]
【声明発表】
本日11月20日は「トランスジェンダー追悼の日」です。
私を含む51名の小説家が、「LGBTQ+差別に反対する小説家の声明」を発表しました。
ぜひご一読の上、シェア等お願いできればと思います。
志位議長、アジア政党国際会議(ICAPP)第12回総会出席へ 政治資金規正法与党案について 2024.11.18
https://www.youtube.com/watch?v=iLpdmBBQsgU
昨年「トランスジェンダー追悼の日」にあわせて書いた記事。50冊をもとに日本のトランスジェンダーの歩みを振り返りました。
https://webmedia.akashi.co.jp/posts/7608
さらにこの一年で『ジェンダー・クィア』や『危険なトランスガールのおしゃべりメモワール』の邦訳が刊行され、藤高和輝さんの『ノット・ライク・ディス』や李琴峰さんの『言霊の幸う国で』も圧巻でした。
クラファンではとら少ちゃんの漫画(https://greenfunding.jp/lab/projects/8483) や韓国のコミックエッセイ『マラン・シャイエン』なども出版予定。
と同時に、明らかなヘイト本やさりげない差別心が滲み出た本も世に出ています。何を読めばいいのかわからないという人には、とりあえず『トランスジェンダー入門』と『トランスジェンダーQ&A 素朴な疑問が浮かんだら』をオススメ。
インボイス増税ジャナイカ 田村委員長があいさつ 2024.11.16
https://www.youtube.com/watch?v=TlOoyGAPJ8A
東浩紀がまたまた兵庫県知事選について「情報が錯綜しているので判断できない」などと発信しているらしい。これは現在、「狂ったように」斎藤元知事を支援している、大阪市・京都市維新顧問、ZEN大学副学長予定者の上山信一が、「百条委員会」の審議の最初に言っていた戯言と同じである。
ある意味「リベラルをリベラルを自称する連中からとり戻す」などと啖呵を切っているネトウヨ大王東浩紀の面目躍如という所か。
しかし、東「、ゲンロン」などという情報で人からカネを取る商売をしておきながら、兵庫県知事選の背景について「情報が錯綜しているので判断できない」などと笑止千万なことを言う。こんなことは「ゲンロン」の社員の一人や二人を兵庫に派遣すれば、立ちどころにわかる話。
要は「情報が錯綜しているから判断できない」ー「判断できないから投票を控える」といういつもの「積極的棄権運動」の反復をしている。
しかし、それにしてもここまで東をつけあがらせ、東的な言説をはびこられ、批評精神を最終的に崩壊させた、東京の文化産業とプロデュースに手を貸した「大物」達は当然知的に責任を問われるべきだろう。
最初の「『存在論的・郵便的』はよかった」などとおためごかしを言っている人は、もう「哲学・思想」について語らない方がいい。
[参照]
事実が明白であり、
結論がはっきりしていることについて、
「情報が錯綜していて判断できない」とか、
いろんな議論があって本当のことがわからない、というようなことをいう人は、
本当に「判断できない」「わからない」のではありません。
これは、歴史修正主義者が、
ホロコーストや南京虐殺など歴史的事実を否定するときの定番のやり方です。
根拠を否定するいろんなレベルの言説を膨大に流して(1つ1つは、被害者数が明確でない、証言者の言うことにブレがあるなど、それ自体としては取るに足らない簡単に潰せるようなこと)、
聞いた人が「真偽不明」だと感じるところまでもちこむことができたら勝ち、
というのが、彼らのやり方なのです。
「情報を錯綜」させて、混乱を引き起こしているのは、むしろ自分たちの側なのに、
まるで無関係な第三者や混乱の被害者であるかのように
「判断できない」「わからない」というんですよね。
#堀川あきこ 衆院議員あいさつ 2024.11.14
https://www.youtube.com/watch?v=OiU4xiFB1KY
全国都道府県委員長会議 2024.11.15
https://www.youtube.com/watch?v=q0sDNKJ9vzo
#田村智子 委員長会見 2024.11.15
https://www.youtube.com/watch?v=q6PpeU-MRkc
(続き)
危ない夜をそうやって凌いできました。
この世界にはたたかうだけの価値があります。
トランスとして色々書いてきたので、以下に一部を挙げておきます。
〈単著〉
・誰かの理想を生きられはしない とり残された者のためのトランスジェンダー史 青土社
〈共著〉
・10代に届けたい5つの"授業" 大月書店
・われらはすでに共にある 反トランス差別ブックレット 現代書館
・マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件 ヘウレーカ
〈ネットで読める〉
・生活するトランスジェンダー
https://www.reddy.e.u-tokyo.ac.jp/act/essay_serial/yoshino.html
写真は古いものですが、脱衣を抵抗と位置づけてやっていました。
皆さんの投稿を見て気づくトランスジェンダー認知週間。
10代でトランスと表明し、もう10年どころか20年選手の私から、社会における「よいこと」の総量は間違いなく増えていると、特に若い人たちにお伝えしておきます。大学でジェンダーとセクシュアリティに関する自治活動をしていたとき、若者のフェミニズムへの冷笑は今と比べものにならないほどあったし、レインボーパレードを(おそらく学生団体主催ではこの国で初めて)主催したときも「ニューハーフとかのパレード?」と言われていました。教職員の意識も低かったのであちこちで「ド詰め」を繰り返し、イカれてんなという眼差しを引き受けざるを得なかった。
身体改変で医療事故に遭って提訴したときは匿名掲示板にスレッドを作られ、「性同一性障害」を後ろ盾にする当事者から/こそ、私が「正当な」トランスらしくないという一点でえげつないバッシングや嫌がらせがあったけど、今はノンバイナリなど非二元的な性のあり方の認知・尊重も進んで、当時の苛立ちもただの過去になりました。
あらゆるマイノリティの権利獲得の過程でバックラッシュが起こり、それは不当なことだけど、仲間や味方の存在は確実に見つけやすくなっている。そういう人に頼り、先人の実践に学んでください。私も→
利益全額をガザに送金するショップ、売り切れ商品の再入荷/新商品を入荷しています! もうしばらくしたら、かなりいい感じのパーカーも入荷予定ですので、ショップをフォローしてお待ちいただけたら嬉しいです。送金記録は「投稿」タブで確認できます。
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個人的なやりとりのあるDeemaさん ( https://x.gd/IeMGM ) は防寒テントを買えておらず、3姉妹で避難するHalaさん ( https://x.gd/W5Ukc ) も野宿状態にあります……
🕊️この取り組みの説明(利用自由)
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先日の衆院選の結果を受けて、「共産党が議席を伸ばせなかったのはトランスジェンダーの権利を擁護して女性票を失ったからだ」と、的はずれなことを言っている人がTwitterにはいっぱいいた。でも、世界はそんなに単純ではない。少し考えればわかること。トランスジェンダーに対する政治的スタンスひとつで投票行動を変える層が、有権者の大部分を占めるわけない。
でも、その当たり前の事実を分からなくさせる魅力に取りつかれる人たちがいる。それが、この社会に構造的な差別があるということ。
「行き過ぎたリベラル」か、それとも「貧しい労働者階級か」といった二者択一。「トランスジェンダリズム」か、「市井の女性の声」か、といった二者択一。そんなものが存在するかのように見せかけ、あたかも世界のすべての人にとってそれが重大な二者択一であるかのように信じさせること。
それが可能になってしまうのが、マイノリティ集団がマイノリティ集団であるということ。「あいつらの権利を回復したせいで、世界がもっと悪くなってしまった」という、スケープゴートを差し出す物語によって、保守からもリベラルからも排斥される人たちが、真ん中にいるんですよ。
民主党が何をしてこなかったのか、何に失敗したのかを考えるにあたって、「民主党がしてきたこと」の中から「やらない方がよかったこと」を探し出そうというのは、ぎりぎり理解できる。しかし、そこでよりにもよってトランプが攻撃しつづけてきたマイノリティ集団を犠牲に差しだすのか?トランプがなによりもターゲットにしてきた、米国社会のマイノリティ集団に責任を押し付けるのか?どれだけマジョリティリベラルは傲慢なんだ。
奪われてきた権利をマイノリティ集団に回復させ、体制に包摂するというリベラルな政策が、そうした政策の直接的な恩恵を受けない(マジョリティ)集団にとっての、その他の利害の充足という目標と、二者択一のように語られるのはなぜなのか。
なぜ、その二者択一を自明視するのか。その二者択一を枠組みとして設定しているのは誰なのか。そしてそれを排他的な二者択一かのように演出することで、誰が利益を得ているのか。そこまで考えることなく、こんな記事を配信するくらいなら、Twitterのおしゃべりを見ているのと変わらない。
なんか朝日新聞がひどい記事を出していた。
「ジェンダーや特定の人種などの権利や利益を擁護する「アイデンティティー・ポリティクス」を進めてきた民主党。」とか「米国社会は同性婚を認めるなど多様性を重視してきたが、行き過ぎへの反発も生まれている。」とか書かれていて、大丈夫かという感じ。
ここに言われる「アイデンティティー・ポリティクス」は、日本における「ポリコレ」のように、右派の人たちによって奪い取られ、意味を歪められた概念。それをそのまま分析概念として使うのは不用意にすぎる。
また、せいぜい構造的な排除や差別を経験している集団の剥奪を埋め合わせるためだけのリベラルな政策に敗因を求めるなど、それこそ「マイノリティを重視しすぎ」だろう。
具体例として同性婚を上げているけれど、異性婚しかできない社会を変えて、同性婚を認めることが、どのような意味で「行き過ぎ」ているのか?異性愛者たちこそ、これまで「行き過ぎた」法的保護を受けてきたのではないか?
https://www.asahi.com/articles/ASSC71RS6SC7UHBI018M.html
ゲイ/ほぼシスジェンダー
1960年代生まれ/静岡県出身
JCPサポーター
精神医療ユーザー/手帳3級