気になる展示 その2
「中園孔二 ソウルメイト」@丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川県)
2023.6.17 sat.-9.18 mon.
https://www.mimoca.org/ja/exhibitions/2023/06/17/2829/
2015年に瀬戸内海で亡くなった中園孔二の回顧展。絵の雰囲気や描画法も多彩で、25歳で没していながらたくさんの作品を残しているそう。
人間なのかわからないけど、顔のある生き物がさまざまなかたちで絵に紛れ込んでいる作品が多くあります。なにを描いたのか、鑑賞者側でも多様な解釈をできそうです。
サイトのトップ画像の「ソウルメイト」の文字がぐるぐる回るアニメーションになってるの、かっこいい。
気になる展示 その1
「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」@京都国立近代美術館
2023.07.19 wed. - 09.24 sun.
https://www.ktv.jp/event/sodeisha/
「オブジェ焼」を世間に認知させたと言われる走泥社の前半25年間の活動と、同時代に前衛陶芸運動をくりひろげた他の作家をともにふりかえる展示、だそうです。
歩きそうな陶芸作品がたくさんでめちゃくちゃツボ!
おそらくスペイン語で、わたしにはなにを話しているかわからないんだけど、一緒に暮らしている犬2猫1ニワトリ1インコ1トカゲ1とキッチンの定位置で会合する人のtiktokが最高です。他の動画を見るとべつのメンバーもいるらしいことがわかる。犬なんてちゃんと耳を傾けているように見えます。
近くの畑の用水路からいろいろな生き物を獲ってきました!
どこになにがいるのかよくわからないけど周りをシオカラトンボが飛んでるし、もしかしたらヤゴがいるかもと期待して、落ち葉が積もってるあたりを網で適当にすくってみたところ、(たぶん)マメゲンゴロウやカゲロウの幼虫、ミズムシ(水生のダンゴムシ)、カワニナなどが獲れました。ヤゴはたぶんいなかったけど、当てずっぽうなひとすくいでこんなにたくさん獲れるとは。
セリも生えていたのでついでに貰ってきて植えました。
なるべく生き物の自然発生や来訪を待ちたかったのですが、ボウフラが湧きすぎると近隣にも申し訳ないので、ゲンゴロウたちに頼みます。
初めから水生植物は植えておくほうがエコトーンも早くできて、ボウフラ対策にいいのかもしれません。
PMCという新素材を使った、首につけるタイプの緊箍児(きんこじ)みたいな冷却剤を使ってみてるんだけど、けっこういいぐあい!
まだつけて外出したことはなくて庭仕事くらいだけど、めちゃくちゃヒンヤリするわけではないものの、ほどよい冷たさを保っていて快適だし、結露もしないから汚れや服の濡れも心配ありません。
昔は夏が好きだったのに、年々、暑さがつらく感じて外出したくなくなっていたから助かります。
トライアール PCMクールバンド(ブルー) Mサイズ https://amzn.asia/d/cuUzf08
2023年6月28日発売の『ユリイカ2023年7月号 特集=奇書の世界』に寄稿しています。
小説の奇妙と驚異を分解し、「奇」の効能と危険性を考え、「奇」のたすきをかけたり・かけられたりした小説のことを考えてみました。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3822
ユリイカ、ひさしぶりに買いたい。
奇書もどき / 春日武彦
架空珍妙動物学を学ぶための奇書コレクション / 倉谷滋
変なこと書く人――奇妙と驚異のSF小説史 / 橋本輝幸
奇術としての製本――『四回の講座』(M.F.作) / 野村悠里
など、目次だけで食指がのびる。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3822
初めて、群馬県立館林美術館に行きました。
行ってから知ったのですが、フランソワ・ポンポンのコレクションがたくさん収蔵されているそうで、思いがけず興奮しました。写真でしか作品を見たことなかったものの、ぜったい好きなやつ!と思っていたので。
ポンポンの名前をご存知ないかたも、大理石製のぬるっとしたデフォルメのシロクマ、と言えばピンとくるのではないでしょうか。
↓館林美術館コレクションページのトップにシロクマがでてきます。
https://gmat.pref.gunma.jp/collection/about/
ポンポンのアトリエを再現した別館までありました。当時のフランスの地方の農家を模した建物という力の入りよう。
動物の彫刻をたくさん作っており、大きな鹿の作品(実物と同じくらいな気がします)が静かな感じでとてもよかった。他の動物たちも、みんななんだか性格のよさそうな顔をしていました。
マイ池は雨で水が濁ったり、周りの土に吸収されて水位が下がったりしましたが、いまのところ静かです。
でも、もともと庭にいたカナヘビが水を飲みに来ているのは見られました!
それから、わりと毎日のようになんらかの陸上の虫が池に落下して死んでいます。ムカデとか黒っぽい小さめの甲虫とか。池内の生物がもし増えたら、そういう虫も自然と食われたりするんでしょうか。
トロ舟の縁に、覆うように土をかぶせておいたのは沈圧でなくなっちゃいました。見目の問題として、縁まで植物か土で覆い、トロ舟のプラスチック部分を見えなくしたいなーと思っているのですが、どうしようかな。
池の名前は「ちんじ池」にしました。
夏椿の花がたくさん落ちてくるのと、椿事=おもいがけないよい出来事、の意味で、「池にいままでいなかった生き物が来訪してくれますように」のダブルミーニングです。
看板も作ろかなー
朝ドラをおおむね楽しく見続けているけれど、文脈としておかしくはないが、いま流行ってるだけの言葉だよね、っていうのをちょいちょい入れてくるのが引っかかる。「〇〇と●●、尊い!」とか「自分の機嫌は自分でとる」とか。現代の視聴者にも、生活や文化がまったくちがう明治初期の人物に共感してもらいたいから、わざわざ台詞に入れているのだろうか。わたしはそういうの興醒めしてしまう…今と同じ!って思って嬉しくなったりしない。