とりわけ中等教育段階の学校では、何らかの形で選別を行わなければならない宿命を持つ。そのような宿命を持つ学校が、「できるだけひろく、多様な社会的、経済的、文化的背景をもった数多くの子どもたちが一緒に学び、遊ぶことができるような場で行われることが望ましいわけである」(宇沢弘文(2000)、社会的共通資本、岩波書店)との要請にこたえることは無理だ。そこで社会教育の登場である。社会教育は広くあまねく多くのひとが参加できるようにするとの理念は持っている。学校教育が担ってきたこどもの居場所機能を社会教育に移し、そのような社会教育にこどもが広くあまねく参加することで、学校に行けないことによってこどもが被る不利益のかなりの部分が緩和される。学校に戻すことが唯一の選択肢であるとするのではなく、学校も数ある教育機会の一つに過ぎない程度の位置づけにして行く方がより現実的で倫理的ではなかろうか。
https://president.jp/articles/-/82136?page=5
「学校と同等の学習や運動、同世代のコミュニティへの参加等の環境を民間企業でまかなおうとすると、月に25万~30万円くらいかかります。これだけの費用を出し続けられる人は少ない」から、デジタル禁止などしてまで学校に戻すことがいいことなんだとの主張。ええと、それって学校教育を肥大化させ、学校教育にすべてを抱え込ませ、社会教育にロクに予算をつけてこなかった行政の都合によるものが大なのでは?
学校教育が公的に保障される唯一の教育であることが、学校教育に参加しないことによるこどもの不利益を不必要に増大させている。学校に行かないことでこどもが被る不利益のの少なくとも一部は、社会教育なる領域が軽視されてきたことによるものと言える。
それにしても、相手がスダチとなるとずいぶん反応が早いですね。東京シューレにおける性加害が発覚してからこれまで、これほどまでに集まって抗議文を東京シューレに出したことがありましたっけ?ねえ?
提出先が「板橋区の政策経営部広聴広報課問い合わせフォーム」なのはお粗末さにかけては折り紙付きの文書と言える。コーエービルから板橋区役所まではそれほど距離がないはずなんだけどなあ。
それと請願法ってそんなに難しい法律でしたっけ?全6条のわかりやすい法律なんだから読んでおこうね。他にもお粗末さを感じさせることは結構あるがそれはオフレコ。それと、株式会社スダチに石ぶん投げる前に自らのことを省みなきゃいけない者が約3者ほどある。
https://futoko-net.org/archives/890
@jiroriropom
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されている影響で、JR各社が幅広くきっぷの払い戻しを行っているからです。平常時だったらたぶん戻ってこないです。
「東京から大阪までの新幹線のきっぷもネットで買えないなんて」と言ってるひとの半分くらいは、高麗川から芦屋までのきっぷをネットで買えないと思う。東京から大阪までのきっぷも高麗川から芦屋までのきっぷもだいたい同じくらいの手間がかかるのが今のWeb予約システム。そこに問題があるですよ。
高麗川から芦屋までJRを利用する例を考えよう。東京から新大阪までの新幹線だけ別に買うのと、高麗川から芦屋まで通しで買うのと、操作の複雑さが全く変わらないのが問題の根源と言える。
その点、JR東海はエレガントなシステムを作っている。エクスプレス予約の機能を絞り込んで、「わかっている」乗客向けに通しで買うときとエクスプレス予約で買うときの運賃比較サイトを用意していて。
主要都市間の定型的な経路での利用と、鉄道網の任意の点から任意の点までの任意の経路による利用を同じシステムで処理してるのに問題がある。
主要都市間の定型的な経路による移動は、予約システムに口座を設定してその口座から選ぶようにした方がわかりやすい。鉄道網の任意の点から任意の点までの利用をするひとは冊子版時刻表が顧客の手元にあることを前提とした今のシステムのままでいいから。
それと、JR会社間でシステムが違っているのもなお混乱を増大させている。JRバスが各社共通のWeb予約システムを導入しているのと対照的だ。なまじ各社がWeb予約システムを構築する資金があったのがあだになったか。先の者が後になる典型。
新宿から松本までのきっぷを「えきねっと」で予約しようとするときに、「あずさ」利用の経路の中にしれっと北陸新幹線長野経由が混じっていたりするのが初見には難しすぎる。口座を設定することですよ。硬券時代に戻った気もするのだが。
https://dot.asahi.com/articles/-/230630
制服に性的な意味づけをしているような撮影会を開こうとするからこうなる。男性写真家×女性モデルの見事な性別役割分業も鼻につく。 / 他254件のコメント https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASS8B3CHDS8BUTNB004M.html#utm_campaign=bs_md “旧校舎で女性タレントら120人の制服撮影会 「性的興行」と反対も:朝日新聞デジタル” https://htn.to/3UuPeVjtd4
「奨学金を返済してくれる福利厚生」をエサに、労働者の足下見る企業が出てきそうだなあと疑うくらいには人が悪いわたし。 / “「ようやく奨学金完済したー!っていうか会社が返済してくれた!」と甥っ子が喜んでた→会社が奨学金を返済してくれる福利厚生が増えてるらしい” https://togetter.com/li/2414435
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗ろうと考えて整理券をローソンで買う。日付を見事に間違える。予定してた日の翌日にきっぷを買ってしまった。しょうがないので予定している日のきっぷも買う。帰ってからわたらせ渓谷鉄道のサイトを見たら、Webで買えるとあった。注意書きは良く見ましょう…
「思いつきだけど「相談診断士」みたいな資格を思いついた。相談者の複雑な困りごとを切り分けて、論点を明確にして、どの専門家にどの問題をどう相談するかを箇条書きで整理して提示できる資格」…それをやってるのが司書なのではなかろうか。レフェラル・サービスを展開している公共図書館が日本にどのくらいの割合あるかはともかくも。
https://x.com/medium02091/status/1820386821299404889
学校図書館はとりわけ利用のための蔵書構成が求められる。古い資料の記述を参照するような調べ物は少なくとも小学校の学校図書館で必要なものではない。保存は少なくとも市町村立図書館レベルでないと。 / 他34件のコメント https://b.hatena.ne.jp/entry/s/tanba.jp/2024/08/「10年で廃棄」で棚スカスカ 学校図書館で「除籍/#utm_campaign=bs_md “「10年で廃棄」で棚スカスカ 学校図書館で「除籍」作業 捨てても買えず継続利用 - 丹波新聞” https://htn.to/AwUEBhpJGW
精神障害の障害認定基準がかなり幅をもって解釈されうるものになっていることを考えると、障害の程度を適切に認定してもらうためには解釈できる範囲で重めに診断書を書くのは制度の利用者の自己防衛と言えるもので、明確な数値基準がある身体障害とは認定の手順が違うって話なんだな。年収800万だろうと年収2000万だろうと車いすをつかわなければならないくらいの下肢の障害があればとにかく年金1級というある意味わかりやすい基準になっている障害とは話が違うのです。ということ。「年金をもらうためには申請書を重めに書こう」と言うのが一概に責められないのはこのため。年金を出さないために基準を厳しく解釈するってことができてしまう精神障害の認定の特性。
インスタンス引っ越しました。
学校に関するうらみつらみは結構あって、割と頻繁に書くかもしれない。