主要都市間の定型的な経路での利用と、鉄道網の任意の点から任意の点までの任意の経路による利用を同じシステムで処理してるのに問題がある。
主要都市間の定型的な経路による移動は、予約システムに口座を設定してその口座から選ぶようにした方がわかりやすい。鉄道網の任意の点から任意の点までの利用をするひとは冊子版時刻表が顧客の手元にあることを前提とした今のシステムのままでいいから。
それと、JR会社間でシステムが違っているのもなお混乱を増大させている。JRバスが各社共通のWeb予約システムを導入しているのと対照的だ。なまじ各社がWeb予約システムを構築する資金があったのがあだになったか。先の者が後になる典型。
新宿から松本までのきっぷを「えきねっと」で予約しようとするときに、「あずさ」利用の経路の中にしれっと北陸新幹線長野経由が混じっていたりするのが初見には難しすぎる。口座を設定することですよ。硬券時代に戻った気もするのだが。
https://dot.asahi.com/articles/-/230630