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東京芸術劇場のラ・ボエーム、観に行くことにしてしまった。そんなに良い席ではないけど。
生で見るオペラ、初めてもしくは何十年ぶり。
la-boheme2024.jp/

オケの生演奏、楽しい 

子供の頃は長い曲は退屈で寝てしまったけど、大人になるとなぜか聞いていられる。
スコアを読み込んでいなくても、共感覚ではないがいろいろな良さが味わえる。
わざわざ出かけて行くことで集中して聞けるし、音楽がビリビリ空気を伝わってくるし、指揮者と演奏者を見るのは楽しい。
威風堂々、ホルンと一緒にクラもあのメロディを吹いてるのか。
ダンソン・ヌメロ・ドス(Danzón No. 2)、新日本フィルのクラリネット奏者が開演前からいきいきしているなと思ったら、大活躍していた。
ヴァイオリンの名器もギターみたいに横に抱えられてしまうのが面白い。ヴァイオリンは一体何種類の音色が出せるのだろう。パーカッション、ティンパニは専任のようだが、それ以外は一体、何種類の楽器を扱うのか。

ヴェリズモ・オペラ前後の作品主題、オペラが王侯貴族以外にも人気になった時代背景、現代も人気なオペラ作品の特徴(主題を超えた普遍性)、歌舞伎の主題との比較などを自由研究するがいい

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すみだトリフォニーホールの内部の印象 

1997年築ということで、アート作品も内装も、その頃の著名アーティストに贅沢に依頼したのだと思うけど、80年代、90年代のポスト昭和ポップテイストというか、自分は古さを感じてしまう。でもそういうのも今の若者には新鮮に見えるのだろうか。
大ホールは、今回の席がよかったのかもしれないけど、椅子の座り心地やステージの見え方、音響などに特に不満なし。
楽器ケースを持って施設に入っていく人を何人か見かけたが、練習室や楽屋がきれいで使いやすそう。

舟越桂「水のソナタ」 

舟越桂の彫刻が昔好きだったけど、
すみだトリフォニーホールで間近で「水のソナタ」を見て、やはり好きだと確認した。
夢見るような、理想の世界に心のある表情。美しさと異様さ。静かな質感と色合い。
6/15は彫刻の前に柵と指揮者ポスターの看板を立てられてかわいそうな設置状況だったが、じっくり鑑賞できた。
自分の家にほしい。いや、ずっと見つめてしまって何もできなくなるので、何度も会いに行きたい。

triphony.com/hallguide/art.php

昔のオペラの、人が死んだ!かわいそう!カタルシス!みたいなのが嫌だというなら、新作オペラを見ていこう。現代を描いたものを

バルトーク「ルーマニア民俗舞曲」の思い出 

6/15に最高の演奏で聞いた。
力強くて、はるか昔から庶民に愛されてきた感じ。輪になって踊りたくなる。どこかエキゾチックな曲調。弦楽器によるリズムと合唱。

自分は昔から知っている曲だった。
大学の管弦楽団に、プロの指揮者がやってきて、私の演奏が下手すぎて「なんでオケやってるの?」と言われた苦い記憶。
吹奏楽部の延長で、居場所づくりのためで、あとなんかっこいいからでしたが…やる気のない貧乏人にオケの演奏は厳しい。金の足りなさ、人間関係の面倒さもあって、その後に管弦楽団は止めた。
たくさんの演奏の練習と、良い演奏をたくさん聞くことが必要だった。
その厳しい指揮者が大学生達に売っていたCDにバルトークなど北欧系の曲が入っていて、曲自体は好きだった。

クラシック音楽にまつわる嫌な恥ずかしい思い出を、プロの演奏を心から楽しむことで上書きできた。

プッチーニ没後百年というなら、ジャンニ・スキッキは見たい
でも三部作の他の二作は話がつらい

ゴッドファーザー、見なければよかった
カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲の演奏がどんなに素晴らしくても、映画を思い出してしまう
でもオペラはドロドロしていそうであまり見たくない

感想 みちよし先生の世界漫遊記 

鎌倉のエリアナ・パヴロワのスタジオの廃墟の思い出、 『眠れる森の美女』よりワルツ、弦楽器の円熟の群舞、長い眠りの前の優雅な人々
アオテアロア、ニュージーランドの美しさと壮大さの描写、北欧シベリウスみがあるという
自分はワーグナーはヒロイックすぎるイメージだったけど、『ローエングリン』第一幕への前奏曲、息を詰めるほど繊細な始まりと終わり、白鳥のような優美さ、メフィストフェレスのようなワーグナー、ものすごい熱量のスコアというお話
バルトークのルーマニア民族舞曲、弦楽合奏版なので楽士達のような軽快さ、贅沢な響き、チャウシェスク政権下のルーマニアの思い出、演奏できないほどの寒さ、イタリア語に似た言葉
万人をうっとりさせるタイスの瞑想曲のバイオリン、憧れのパリの話、驚愕の出自の秘密
激情をすべて優美さに変換したようなカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲、荘厳なオルガンマッシモ劇場の支配人の愚痴
Danzón No. 2 パーカッションが楽しい 力強い哀愁
クワイエット・シティ、現代に近づいてきた、都会の孤独
「降伏は幸福だ」崩れゆく軍隊の行進曲、いびつなラッパが苦しく悲しい。あちゃらか、カブキ、みちよし先生爆誕
「威風堂々」我々は元気に生きていかないといけないけど、先生の引退が悲しい

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感想 みちよし先生の世界漫遊記 

5月のNHKクラシック音楽館で初めて知ったにわかだけど、聞きに行ってよかった。他の演奏会は会場が遠かったり、チケット売り切れで、いま私は泣いている。
10年ぶりくらいに生のオーケストラの演奏を聞いた。新日本フィルいいですね。これからも聞きたい。
開演後いきなり指揮者の井上先生が出てきて話しはじめてびっくりした。各曲の前のお話も愉快にはずむ。若くして才能を認められ、世界の有名な指揮者に学んだ話、各国のオケの思い出、クラシックのコツ…(モーツァルトの演奏速度は、彼が話した言語から押しはかる等)
井上先生の踊るような指揮は賛否両論だったというけど、舞踏のごとき指先までしなやかな動き。オケと一体化して生まれる優美な音楽。

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井上道義氏、今年で引退ということで、トーク付き演奏会に行ってきた。
子供向けの演奏会かと思いきや、ベテランの聴衆がほとんどだった。
michiyoshi-inoue.com/2024/06/b

引退する指揮者のトーク付き演奏会に行くけど、もしかして子供向けイベントでは…
ほかのコンサートも行きたかったがチケットがとれなかった

ツイ4で連載していた『女の友情と筋肉』943話で完結してミュージカルにもなったのか
身体や仕事ぶりは頑強だけど、心や立場は強くない

『異世界転生!!マルクスくん』単行本発売してほしいが、ウェブ掲載してくれていた。
エンゲルスが強火のファン
sai-zen-sen.jp/comics/twi4/mar

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亀先生の『異世界転生!!マルクスくん』や宮下暁の『東独にいた』、面白かったのに打ち切りになったのは、どこかから赤狩りみたいな物言いがついたのか?と疑う
冷戦や、一党独裁や弾圧、ソ連崩壊時の混乱みたいなのは嫌だけど
自由で平等とはいかない資本主義を俺らでなんとか回していくには、批判を聞いてだめなところは直していくしかないと思うが

ダンジョン飯のアニメ化、いい感じのアニメ化だったので、途中で最終回が悲しい。
第2期はあるのか?内容的に放映しづらいのか?

病院の待合室、テレビのバラエティ番組が大音量で流れている病院も自分にはつらい。
どうしたら多くの人がイライラせず静かに待てるのか。
個人的には、名前を呼ばれたらわかる程度の音量でクラシック音楽をかけておいてほしい。

本日の病院の待合室は、他人同士の60代?2名が意気投合してお互いの人生開陳トークが弾んでしまい、他の患者の心情に配慮しない旧弊な言説も大声で流され、特に聞きたくない話が聞こえて読書に集中できず、かたはらいたし

一年に一回検診に行く病院、2時間は待つので、文庫本を持っていく。読書に集中できる機会。

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