バルトーク「ルーマニア民俗舞曲」の思い出
6/15に最高の演奏で聞いた。
力強くて、はるか昔から庶民に愛されてきた感じ。輪になって踊りたくなる。どこかエキゾチックな曲調。弦楽器によるリズムと合唱。
自分は昔から知っている曲だった。
大学の管弦楽団に、プロの指揮者がやってきて、私の演奏が下手すぎて「なんでオケやってるの?」と言われた苦い記憶。
吹奏楽部の延長で、居場所づくりのためで、あとなんかっこいいからでしたが…やる気のない貧乏人にオケの演奏は厳しい。金の足りなさ、人間関係の面倒さもあって、その後に管弦楽団は止めた。
たくさんの演奏の練習と、良い演奏をたくさん聞くことが必要だった。
その厳しい指揮者が大学生達に売っていたCDにバルトークなど北欧系の曲が入っていて、曲自体は好きだった。
クラシック音楽にまつわる嫌な恥ずかしい思い出を、プロの演奏を心から楽しむことで上書きできた。