感想:バスロマン 薬泉 あたため浴
アース製薬の入浴剤。
安かったので買ってみた。紙のパッケージ、粉状の薬剤、なつかしい感じ。普段は顆粒タイプのバスクリン「きき湯」なので。
薬泉という名前のとおり、漢方薬というか、線香というか、昭和以前の日本という感じの香りがくせになる。入浴後の温かさはたしかに持続する。
オリヂナル「薬湯」のシルクも、漢方薬のような香りだった。薬湯シリーズの中では、しょうが、ヒバ、ハッカ脳が好き。こちらは缶入りで、手を切りそうなのと、捨てるのが面倒なのが難点。ヒバはとても良い香りで、肌もしっとりするが、パッケージに大きめに痔(に効く)云々と書いてある。
香りはないが、サカエ商事「天然湯の花」、これが一番温まる。
香りが自然で、タール系色素は不使用の入浴剤が好きだ。
それよりも、冬の肌の乾燥がかゆくて、全身に保湿クリームを塗っても夜中に目が覚めるので、しっとり系入浴剤を探さないといけない。
炭酸浴が好きなので、近所でも売っているきき湯を使っているが、たまに香りにむせる。
バスクリンマルシェ(後継商品:クラフトバス)と「発泡の素」を一緒に使ってみたが、香りがぼやけてしまう。公式で推奨の組み合わせではないのがわかる。
Netflix「インフィニティ」に、我々の観測可能な宇宙はトーラス構造(ドーナツ型)という話が出てきた。
(宇宙 トーラスで検索すると、オカルトなページも出てきて怖い)
国立天文台の宇宙図は時間も表しているから、地球の位置と120億光年先はドーナツのこの2点とか、そういうことは言えないのだろうか。
感想:インフィニティ: 無限を旅する | Netflix
数学の話かと思ったけど、物理学、哲学の研究者も出てきて、無限の奇妙な特徴から、ブラックホールや、多元宇宙論、私達の宇宙の終焉も出てきて、生や思考も肯定するし、楽しい内容だった。イメージ映像もなんだかおしゃれ。
途方もない時間を思うと、自分なんてほんの一瞬存在する泡のような存在にすぎないと分かる。他人や次世代を滅ぼす行為は愚かだし、有限の人間同士で協力すれば、もっと面白いことができそう。
スマホのアドレス帳から、もう使わない情報、過去の職場、昔住んでいた所のお店、同人仲間などの連絡先を消した。人生の歴史を抹消する感じがする。
お世話になった人もいれば、許せない人もいた。今後はもう忘れて思い出せないだろう。
万が一、なじみのない番号から着信が来るのが心配で残しておいたが、もう無関係な自分が、指が滑って誤発信してしまう可能性のほうが高いので。
タイムリーな日能研の中吊り広告
正解した。消去法…
大人なんだから、暴力はやめて、話し合って、せいので止めてほしい。
損すると分かっていて、支持率のために、若者やまだこの世に生まれてもいない人達を害するのはやめてほしい。
ストランドビーストの感想
初めての美術館で、外観では広くなさそうな建物に、大きな動く展示が?と思ったが、ビーストが何体もいた。
特に作品のファンではないが、有名だしせっかくなので。10年以上前に美術雑誌で作品の写真を見たが、その後も多様に進化していた。キネティック・アートというか、インスタレーションというか、現代アートでこんなに人気のものが他にあるだろうか。
異様な見た目、管やチューブ、結束バンドなどホームセンターで販売しているような部品、からくり細工、ユーモラスな動き、バタバタシューシューという音。電気や電子の部品を使っていないのには驚く。
ラテン語の学名のような名前、かっこいいけれど覚えられない。進化の歴史や、ライフサイクルなど、設定がしっかりしている。
折りたたみタイプをNASAで技術利用を検討とあったが、地球外の地表での低重力、薄い大気、無風・強風の場所で使う改修がいるだろう。
これをオランダから世界各地に運んで組み立てる苦労を考えてしまう。
物理学を学んだアーティストということで、ドローイングは、工業製品のイメージ図のように精緻だった(一部、これ肛門ぽいけど子供に見せて大丈夫?と思った)
ビーストというふしぎないきものというノリの親しみやすい展示で、小さな子どもからお年寄りまで大好評だった。
千葉みなとで動くストランドビーストを見た。
千葉県立美術館のテオ・ヤンセン展。
2023年は今日まで。2024年は1月21日まで。
美術館の公式サイトより、千葉県の報道発表案件のページが、作品のコンセプトなどが詳しく載っている。
https://www.pref.chiba.lg.jp/bunshin/event/2023/20231006theojansen.html
2023年度末の自分の休み
カレンダーの都合と、会社の都合が絶妙にはまって、長い休みになった。会社勤めをしていて、こんなに長い休みは最初で最後かもしれない。
クリスマスと年末の狭間に、遠くに旅行にでも行けばよかったのかもしれない。
でも、忙しすぎて、前もって旅行計画を立てる気力も思いつきもなかった。
どちらもワクチン接種は受けているが、インフルエンザの大流行も、新型のJN.1も心配だ。もう自分が生きている間はずっと、疫病は流行したままかもしれないし、現在の戦争が、世界大戦になってしまうかもしれない。
休み中に旅行する暇があったら、仕事の勉強をしろ、資格を取れ、普段は仕事と家事で疲れて手をつけられないのだから。まったくその通り。
お金もかかる。老後や、病で働けなくなった時のために少しでも蓄えを増やすべきではないか。
航空機は環境にも悪い。物見遊山の一般人より、真面目に外交の仕事をする政治家や、ビジネスマン、研究者などに渡航してもらったほうがいいのではないか。
「私はこういう理由でウフィツィ美術館に行きたいです」と、未来の自分へ嘆願書と旅行計画書を提出するしかない。あと現地から無事に帰って来られる程度に語学を勉強するのだ。筋トレなど体力も作りもする。修行か。でも旅行は生きて動ける間しかできないから
数字を列挙して笑いを取るには何がいいのか。
一昔前のSNSでは、理系の人は素数が好き、みたいなネタがあったけれど。
数学徒がウケている描写はあれど、自分には全然理解できないまま、楽しそうな雰囲気と、京都の学生生活が面白くて読んでいる漫画はある。
https://shogakukan-comic.jp/book-series?cd=47706
漫画、SF、動植物などが好き