ZINE を緊急出版しました。
産経のトランスジェンダーへの反医療本について、読んでヘイトではないと判断してしまうひとが出てきていることについて、私たちの思うところを書いています。
改めて、「これを読んで」と勧めることのできるたくさんの本を書いて出版してくれたいろいろな立場の方々に感謝と敬意を感じています。
札幌周辺のかたはどうぞお声がけください。29日は紙で持って北大周辺にいます。
https://sites.google.com/view/nijiiroobake/
https://x.com/nijiiroobakeya/status/1784611927832048112?t=LbnrHQPFSRKY8eNLRnWTuA&s=09
2022年の共著『マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件』(ヘウレーカ)に収録されている「調整、説明、証明をめぐるコスト」で、ちょうど「たとえば車椅子で映画館に行くのって大変だよね」という話をしていたので……
「映画館に行き、コーヒーを飲んで帰ってくるという予定を、気楽にこなせるひとはツイている。これが車椅子ユーザーならばどうか。映画館までのアクセスを確認し、混雑する時間や乗車位置を確認する。シアターでは車椅子用の座席は固定されているので「今日はスクリーンの真ん前」「ちょっと後ろ側」と席を選ぶことはできないし、バリアフリーのトイレが遠いと苦労する。車椅子で入れる喫茶店も限られていて、新しくできた店に寄ってみたいという希望がすんなり叶えられるわけではない。
これらはあくまで表面上のことで、実際には地域によって施設などの事情が違うし、ハード面には表われない変数もある。あの時間帯の駅員とは合わない感じだから手伝いを頼むのが億劫だとか、あそこのトイレを使わざるを得ないけどハンドソープがしょっちゅう切れているんだとか、チケットは自分で買えるのに手伝おうと「ボランティア」してくるやつがうざったいとか、面倒ごとはたくさんあるのだ。→
アカデミー賞2024がバックラッシュすぎて怖い
去年だって『ナートゥ』の受賞に対する会場の反応がわりと冷ややかだったり、ハリウッドでの性加害を描いた『シーセッド』やハリウッドにおける黒人排除の歴史を扱った『ノープ』が完全に無視されたりと、もちろん問題点はたくさんあった。
それでもインド映画から初めて『ナートゥ』が楽曲賞を取ったし、映画界でのセクハラにより活動を休止していたブレンダン・フレイザーが復活したし、エブエブのアジア旋風が巻き起こった。新しい時代を感じさせてくれた。
それが本当にさ、今年はなんなんだよお前ら。未だに堂々とアジア系を差別して、パレスチナを無視して、バーベンハイマーをネタにして、だっせーわ。ふざけんなよ。
私は山崎貴の悪口なら100時間言えるし、今回の受賞で一番ガッカリしたのは『ゴジラ -1.0』だし、山崎貴の英語は理解するのが難しいレベルだったとは思う。だからってスピーチの途中で音楽かけるんじゃねえよ!!!!まだ話してんだろ!!!!お前らに配慮して英語で!!!喋ってんだよ英語圏じゃない奴は!!!!!!
アカデミー賞におけるRDJの態度
よく欧米の映画やドラマで目にする、そして実体験としても見聞きする「アジア人を常に使用人扱いする白人」をあの大舞台で明確にやってしまうことに驚いた。うわぁ、これがあの、噂の!!って感じたった。
あの「無視」が意図的か無意識かはもちろん問題ではない。意図的ならアジア人なんかにトロフィーをもらうことが不満だったのだろうし、無意識なら普段からアジア人にあのような態度を取っているのだろう。
バックステージでは仲良くしていたとか、そんなことはどうでもよい。頼むからキーホイクァンが「僕たちは仲良しだよ!」とフォローするような流れだけは起きないでくれと願う。いつもマジョリティだけが許され、援護され、マイノリティがしりぬぐいする時代は終わらなきゃダメだ。
昨年はエブエブ旋風が吹き荒れ、アジア系の俳優が賞を次々と獲得していった。それがどれほど大きな意味を持つことだったのか、キーホイクァンのようなアジア系俳優がこれまでハリウッドでどう扱われてきたのか、非常に分かりやすく説明されてしまった。昨年の受賞風景を今見返したら、きっと感情が爆発してしまうだろう。
MVの話、手話の実態が理解されてないというのと同じく、「聞こえてない=聴者の音楽文化に全く関われてない」という思い込みも同じくらい原因の一端だと思う。
口話主義を引き継いだ音楽の授業とかのせいで音楽自体にあまりいいイメージを持てない当事者も実際いる一方、筑波技大で授業したときにカラオケ行ったりドームにライブ見に行ったりしてるという学生の話を一人や二人ではなく聞いて驚いたのが去年の11月。
世代によって幼児期からの人工内耳の装着率が大幅に変わってたり、補聴器/人工内耳とスマホの連携がここ数年で強くなってるのもあって、ろうのコミュニティの中でも実態が把握しきれてないのでは、という話もした。アカデミアのやるべきこともまだまだたくさんあるので頑張りたい
https://ccbt.rekibun.or.jp/research-notes/musical-device-project-01#i6
なぜ日本語では未成年に対する性的接近・接触を単に「いたずら」で片づけてしまうのだろう。そんな言葉で行為をあいまいにしていいものだろうか。
汚いもの見たくないものを「あやふやな語彙」の裏に置いてしまうのはそれに限ったことではないし、現代ではそれがトレンディなカタカナ英語に取ってかわられた。レイプ、ヘイト、セクハラなど。強姦、憎悪、性的嫌がらせじゃないか。この直接的な語彙(漢字語彙含む)を使わなくなった現代日本語にどうももやもやする。#日本語
カナダ人のYouTuberの”右翼”家族が「左翼イデオロギーやLGBTQが嫌」という理由で、カナダからロシアに引っ越しを決行したものの、思ったほどの理想の暮らしはなく、悪戦苦闘しているという話題を伝える海外記事。よく「”どこどこ”から出ていけ!」みたいな罵倒はあるけど、本当に自分から出ていった差別主義者の事例。皮肉な話ですが、移民としての苦労を自ら味わっている…(ロシアが移民に優しい国じゃないことくらいわかるだろうに…) #LGBTQ
https://www.thepinknews.com/2024/02/21/canadian-family-moved-to-russia-to-escape-wokeness/
『アメリカン・フィクション』感想
ひとりの黒人作家男性が主人公で、出版社に「もっと黒人っぽいやつがいい」と言われ、そこでヤケクソでものすごくベタベタな黒人っぽい小説を書いたら、それが大ヒットしてしまう…そんな痛烈な風刺が刺さるコメディ映画。どうしようもなく平等や差別というものを1ミリも理解していないエンタメ業界。アメリカも日本も同じ。そういう「わかったふり」が何よりもうんざりなんだよという渾身の叫びがこの映画に充満してます。当事者だからこそリアルに描けないこともあるよね… #映画
私の好きな韓国のyoutuberが出した本、大手書店サイトで発売日に販売数1位になった!読みたい!
タイトルが日本語にすると「一人でも楽しく暮らしているのをどうしろって言うんですか」みたいな感じ。
旅のコンテンツとか田舎暮らしのコンテンツとかをやってる30代シングル女性。本を書くのが夢だったけど、本を出すのが決まってからもどんな内容にしたらいいかわからず筆が進まなかったけど、youtubeで日々の一人暮らしのvlogを上げだしたらすごく反響があって、"結婚適齢期"以降の独身女性の生き方についてほとんど情報がないことに気づき、シングル女性として生きる自分のことを書いた本だって。
女一人ですごく楽しく暮らしてますみたいな動画を公開すると、いっぱい悪質なコメントつくらしい!
https://product.kyobobook.co.kr/detail/S000212465091
署名しました。集約期限は本日2月25日まで。
死体遺棄罪容疑で逮捕されたグエットさんの不起訴を求める署名
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf8rvnYUXK9N16xjFm_AVEeHDrHvlVQLsogUQdocofe8vkv9g/viewform
TLで話題の『自民党裏金リスト』、見てみたらほんとに「うわぁ〜わかりやすーい!!!」でした。自分の年収と比較すると笑えてくる。爆破したい。
http://onyancopon.starfree.jp/uraganejimin/senkyoku/senkyoku.html
https://twitter.com/miroku_cat/status/1761313472078643237?t=nSUePq03WpFx9ls_BZrAVg&s=09
『みんなー!
お友だちが作った裏金リストが、アップデートしたよー!!選挙区別の表示だよー!!
拡散して、追求を続けましょう!このままで、幕引きなんてさせないんだから!』
http://onyancopon.starfree.jp/uraganejimin/senkyoku/senkyoku.html
作家・島田雅彦のインタビュー記事より抜粋。
「自民党は保守ではなく『保身』。党内調整が政治だと思っている彼らを政権の座から追放すべきだ」
"(島田の小説)「パンとサーカス」ではこう記している。<講和条約によって、独立国家としての体裁を取り戻したというのは建前に過ぎず、日本は実質、アメリカの植民地として、半永久的に支配されることになったのだ>"
「米国の間接統治の受け皿として自民党は機能してきた」
「露骨な対米従属政策を取った政権は長持ちした」
「米国に服従し、貢いだ見返りのように私利私欲をむさぼる構造がある。保守を掲げてはいるが、単なる保身なのです」
"政権交代のリアリティーを感じられないからと諦めず、能動的に1票を投じてほしい"
「自民党とは絶対組まない野党の候補者を一人でも多く国会に送り出せば、野党が主張する政策や法改正も通りやすくなるし、税金の無駄遣いも糾弾できるし、疑惑議員を証人喚問の場に引きずり出せる」
「自発的に米国に服従するだけでなく、独自の外交戦略、経済、福祉政策を持つ。私利私欲ではなく公益に奉仕する。そういう大きなビジョンが今こそ問われている」
https://mainichi.jp/articles/20240219/dde/012/010/007000c
かえる(ふくろ)だよ
英日ゲーム翻訳者、たまに字幕翻訳とか
映画ドラマ漫画アニメの感想など
アイコンはオッパドールで同居人が作ってくれた