MastodonやMisskeyは設置されたサーバごとに違うSNSだと思った方がいい、という話をしましたが、それだけに選ぶのは難しい。
fedibird.comから生きたサーバとして認識されているMastodon、Misskey、Pleroma系サーバの合計が約1万2千あります。このうち、500ユーザー以上登録されているサーバにしぼっても、698サーバあります。
とはいえ、いくつかの共通のソフトウェアが使われていて、サーバ同士が連合していて、どのサーバから参加してもお互いにつながることができる、というのもActivityPubの分散SNSの売り文句ではあります。
つまり、ざっくりした情報からとりあえずどこかに参加してみて、そこからいろいろ調べて確かめて、自分がどこからどうやってActivityPubネットワークに参加するか決めていく、という過程を経るしかないのかなと思います。
最初のざっくりした選択肢は、デフォルトのmastodon.socialや、joinmastodon.org掲載のmstdn.jpやmastodon-japan.net、あとは個人の紹介しているいくつかのサーバになるでしょうか。MisskeyにはMisskeyHubがありますが、基本的にmisskey.ioに直接集まるかな。
最近はFediverseも新規流入が落ち着いていますね。
Xは相変わらずですが、大量離脱につながるほどの事件は起きていないこと、Blueskyが自由に登録できるようになって利用者が流れていることなどでしょうか。
BlueskyはBridgy Fedによる疑似連携(ブリッジ)で双方向にやりとりできるようになりました。この方式はいろいろ問題も多いですが、Blueskyで発信する公式系アカウントの投稿をActivityPub側で拾うような使い方ならうまく機能するので、使い方次第かな。
Misskeyは、Skebがmisskey.ioとの連携をサポートしたことで、絵描きの方がある程度動いたかもしれません。
ThreadsはActivityPubの仲間となりましたが、Fediverseにシェアする設定はデフォルトオフで、シェアしているアカウントはごくわずかという印象です。
ThreadsのActivityPub関連機能はまだベータ提供なので、実装が進んで本格的に使えるようになったときにあらためて盛り上がるかもしれません。
Nostrの利用者もいて、ブリッジがあって地味に繋がっていますが、注目される段階ではないように思います。
実態はよく分かりませんが、独立系のSNSもいくつか登場しているようですね。
PixelfedもMastodonアプリに登録して使うとMastodonにしか見えないんで、Pixelfedとしてのユーザー体験がなくなって、あれ? ってなるよね。でもまあ便利は便利。 #fedibird
主に、Fediverseへの関心に基づいた投稿を行うアカウントです。DTP・印刷に関する話をしたり、同人の話をしたり、カレーをブーストしたりします。
Mastodonのcollaborator(開発者の一員)です。また、独自機能を盛り込んだFedibirdを管理・開発しています!
Mastodonサーバ『fedibird.com』の管理者アカウントでもあります。ご連絡は当アカウントへ、サーバインフォメーションについては https://fedibird.com/about/more と @info を参照してください。