探しものをしている間に出てきたやつをブーストしたり……はいいんだけど、肝心の探しものは見つからなかった(一回休み)
SNSの投稿の面白いところは、わりとちゃんとみんなみてくれているんだけど、大部分を綺麗にスルーしてもらえるというところ。
こちらも、読んだ上でスルーして、気にとまったものにだけ何らかの反応をしている。
全部スルーされているんじゃなくて、関心を持たれた場合は瞬時に反応が返ってくる。
Mastodon始めたのは、mstdn.jpの話を聞いてだから2017年4月なんだけど、
じゃあ新しもの好きで何にでも飛びつくかというとそうでもなくて、BlueskyやNostr、Threadsは適当に様子見てればいいや、ぐらいの感覚です。
2017年4月に飛び込んできた人達の多くは本当に新しもの好きというかアルファ系の人達で、最初は凄い勢いで飛びついていきなり解説記事書いたり本書いたりして盛り上げるんだけど、すぐに次行っちゃうのであっという間に居なくなるというw
技術者が興味本位で立てたサーバは、運用には全然興味がなくて、閉鎖もメッチャはやかった、などがありますw
私は本当にMastodonが気に入ったし、一番スジが良いと思ったので、いまでもMastodon系を推し続けてます。
SNS上で身の丈以上に自分の印象をよく見せたり影響力を大きくしようと思うと、まぁそれなりにできたりするんだけど、人間がついていけなくなって、だいたいつらくなってきます。
それが商売などなら仕方ない、やるべきときはやるしかないけれど、厳しいですよね。
マストドンはまだまだ人が少ないこともあるし、デザイン上の配慮と分散の性質で、特定の人に注目が集まりにくく、影響力も簡単には拡大しない特性があります。
あまり効果がないこともあり、無理をしている人も少なく、ちょっと雰囲気も違ってきています。
どうせならこの環境を生かして、ムリをせず、力を抜いた使い方をすると、うまく特性がマッチして快適に使えるのではないかと思います。
マストドンを見てるときが一番心穏やか、一番気軽につぶやけるのはここ、気がつくとこっちに書いている、という場所になればしめたものです。
戦う場所と、リラックスする場所、うまく使い分けていけるといいですね。
ツリー型の情報管理ツールと、階層のないPukiwikiが、という話もありますが、語らなくても想像できると思いますので省略します。
そういう諸々の経験から、仕組み作り込んでメリット考えても空回りするときはするし、
人々が自発的に楽しみながら使えて、それが何かを生み出すところにフォーカスして、それに従った仕組みを作った方がいいんだなということを学びました。
ディレクトリ型インデックスより、クロール型のgoogleの方が優れた助けになったということもあります。
多様性とノイズの中で、混沌の中で、価値が生まれるというワケです。
綺麗に正規化した構造もまた大事なんですが、これは人間が直接触るんじゃなくて、裏方で使うと活きてくるという知見も得ました。
あと、草の根BBSで個人的に経験したことも記載しておきます。
KTBBSと、mmmという、どちらもよく使われたシステムがあるんですが、対照的なところがあって、
KTBBSは、いわゆるLTLのように同じ場所に無限に書き込んで、レスじゃなくてエアリプで会話していました。
掲示板なんで、マイクロブログみたいに短い投稿だけでなく、長いメッセージもありましたが、とにかくなんでも一緒に流していくスタイルです。
ちょっと前の人の感覚だと2chですね。
mmmは、しっかりジャンル・目的毎に階層分けされていて、話題によって書く場所を綺麗にわけていました。それぞれに管理者・モデレーターを置いたりしてね。
レスポンスツリー(どこに返信を付けるかを意識)も綺麗に構築するタイプでした。
まぁ、なんでも書き込むところもあったりしましたがw
このへんはネットニュースの流れです。
だいたい、KTBBSの方が熱気があって流行りました。mmmの方が落ち着いて話せるんですが、ちょっとかしこまるんですね。
私はmmm系のMASHでしたが、良いと思ったけど、うまくいかないなぁという経験をしました。
#fedibird はいろんな人にお勧めできるけど、中でも、自鯖を持ちたいって思っているけど躊躇してる人は、是非試してみるべし。
自分の権利を守るために独立する人は結局サーバをたてるしかないんだけど、
単にお一人様的な空間が欲しいだけなら、お金をかけてあれこれ試行錯誤する前に、しばらくFedibirdで過ごしてみるといいよ。
ほとんどお一人様と同じ状態になる上に、無料で速くて安定してて、他にない機能があるっていう、いいとこどりの場所。
独立する準備と覚悟ができたら、引っ越し機能でフォロワーを連れて行くか、ここをサブに残して、フォローインポートすればいいし、
お一人は向いてないってわかったら、いつでも安全に引き返せる。
利用者が純粋に用意された物を使うだけの存在だったら、MastodonやActivityPub、サーバやデータベース環境構築からコミュニティ運営の話、SNSとしての特徴や利用体験がこんなに語られることもないんだけど、
Fediverseっていうのは利用者が自ら選択して主体的に関わるもので、その中のかなりの人がサーバを運営する側にまわっていたり、あり方を考えているという、かなり特殊な性質があるよね。
これまで技術に関わったことがない、ここにきて初めて触れた、あるいはいまも良くわからないという人が、日常的に関心を持つようになったり、おおよそ技術系の人しかやってこなかったアドベントカレンダーにブログ記事を寄稿するなんていう離れ業をやってのけて、しかも盛り上がっているというのは、なかなか凄いことじゃないかな。
notestockという、Fediverseサーバ(Mastodon、Pleroma、Misskeyなど、ActivityPubレベルで対応)の自分の投稿を保存してくれる、すっごい役立つサービスがあるんで、使ったことない人は使ったらいいよ。
https://notestock.osa-p.net/
そんで、このサービスは、複数の別サーバのアカウントをグループ設定することができる。
これ、すごく重要。
自分の所属する元のサーバが死んじゃうと、せっかくバックアップとってあってもnotestockにログインできなくなっちゃうんだけど、グループ設定しておけば、別のサーバのアカウントからもログインできるようになる。
これ、必須だと思うよ。
まだ設定してない人は、いまのうちに設定しといた方がいいよ。
ちなみに私のnotestockのページはこれ。普通はログインした本人じゃないと中身は見えないんだけど、
私は誰でもみられるように公開設定にしてあるので、ここから私の投稿を検索したり、いろいろできるよ。
https://notestock.osa-p.net/@noellabo@fedibird.com/view
まず、Fediverse(Mastodonなど)での公開投稿は、電車とかマクドナルドの中で、普通の声で友だちとお喋りしてるぐらいだと思ってください。
もちろん近くにいる人達には普通に聞こえています。
だいたいは会話に割り込んだりせず、興味のないフリをして、黙ってスルーしてくれています。知り合いだったら話しかけるけどね。
電車やお店の混み具合はまちまちなので、満員・満席のこともあれば、見渡す限りだれもいないこともありますが、様々です。
未収載での投稿は、ちょっと遠慮して小声で話しているぐらいだと思ってください。
普通に話しているのに比べればあまりよくは聞き取れませんが、聞こえる場所で話をしているので、聞いている人は聞いています。
フォロワー限定の投稿は、あんまり現実的にはそういうシチュエーションはないんじゃないかな?
ファンだけが参加できるイベントで話をするぐらいの感覚です。これを個人が自由にできるようになっているというのは面白いですよね。
ダイレクト(メンション限定)は、どこかお店の個室に入ってお話している状態に似ています。一応プライバシーは確保されているように見えますが、よく考えれば保証なんてないですよね。壁に耳をあててる人がいないとも限らないし。でも信頼して利用しているかと思います。
そういえば、Matrixにルームを作られた皆様。
スパム涌いてるの見かけてもなんともならないので、たまに掃除に来て下さいませ。
主に、Fediverseへの関心に基づいた投稿を行うアカウントです。DTP・印刷に関する話をしたり、同人の話をしたり、カレーをブーストしたりします。
Mastodonのcollaborator(開発者の一員)です。また、独自機能を盛り込んだFedibirdを管理・開発しています!
Mastodonサーバ『fedibird.com』の管理者アカウントでもあります。ご連絡は当アカウントへ、サーバインフォメーションについては https://fedibird.com/about/more と @info を参照してください。