映画ドンと野球ドンを引き継ぎました。
従前より管理者の大坪ドン(大坪商介)さんの要請を受け、サーバ移転、Mastodonのアップデート等、技術面で協力を行っておりました。
今回、先の見通しや運営の時間的・金銭的負担などから継続を断念し、引き受け手を探しておりましたが、有力な引き取り手が見つからないということで相談を受け、私が引き継ぐということとなりました。
6月30日まで現在の形態で運営継続し、7月1日からリニューアルする予定です。
近刊『この自由な世界と私たちの帰る場所』の目次です。
論集なのでどこから読んでいただいてもいいです。
その一方、前半は後期新自由主義、ポストトランプ時代のジェンダー論、後半はその状況から抜け出すための「場所」論というデザインですので、その観点でもお読みいただけるとうれしいです。
序
Ⅰ この自由な世界
第1章 機嫌の悪い女たち、機嫌の悪い男たち――ポストフェミニズムにおける感情の取り締まり
第2章 ポストトゥルース、トランス排除と『マトリックス』の反革命――もしくは、ひとつしかない人生を選択することについて
補論 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』とマルチバースの「真実」
第3章 新自由主義、宗教右派、ロスジェネ――何が銃撃事件容疑者を生んだのか
第4章 鏡の中のフェイクと真実――『ドライブ・マイ・カー』における男性性とポストトゥルース
Ⅱ 私たちの帰る場所
第5章 ブラック・マウンテンズから中国山地へ――レイモンド・ウィリアムズと宮崎駿の「エコロジー」思想
第6章 The Return of the Native――『少女を埋める』と、少女が帰る場所
第7章 友だちの場所――ヴァージニア・ウルフ、村上春樹、エミール・ハンフリーズ
あとがき
新書『トランスジェンダー入門』の内容紹介を書きました。購入する前に、どんなことが書かれた書籍なのか知りたい、気になっているという方がいらっしゃれば、参考にしていただければと思います。合わせて、もしご自分の身の回りの方にこの本をお勧めしてくださる機会があるようでしたら(ありがとうございます…!)、「こういう本だよ」と、こちらのブログもぜひご利用ください。
※Twitterが壊れてしまったみたいで、届けたいところに情報を届けられない状態ですが、拡散ご協力いただけましたら幸いです。
https://yutorispace.hatenablog.com/entry/2023/07/03/100129
Twitter.inc の2121年の売り上げは5b(6500億円)で赤字は221m(280億円)。上場してからは黒字の年もあった(2019年は1900億円の利益を出している)ほどなので、赤字体質というわけでもなかった
https://www.businessofapps.com/data/twitter-statistics/
マスクはそんな会社を44bで買った。30bは自己資金。残りの13bは銀行から借りてTwitterの負債にした。この負債の利払いは年間1.5b(1950億円)。無借金だったTwitterは何も新しい事業を行なっていないのに巨額の負債を負わされて、6倍ものコストを支払わなければならない会社に転落した。
あの規模のSNSが無償なのはおかしい、なんていう声を見るけれどTwitterよりもずっと規模の大きなFacebookも利用料を払わずに使えているし、TikTokも広告で回っている。広告収入に依存することの是非はともかく、Twitterが無償で使えたのは不思議でもなんでもない。
Twitterをさが借金まみれの赤字会社になった理由はイーロンマスクの買収が下手くそだった以外の理由はないんだよ。
Spoutibleのアカウントも作りました。
https://spoutible.com/nj51
Twitterからマストドンへ来た、新規・久々ログインの方へ
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昨今のTwitterの状況に不安感が広がっているところへ、マストドンの近況を報告する投稿をしたところ、たくさんの方にリツイート・お気に入りしていただきました。
フォローアップを何もしていなかったので、少し私の思うところを補足しておきます。
(少しと言いつつ、長いのであらかじめご了承ください……)
Mastodonは、ローカルタイムラインという仕組みがあり、誰もフォローしていない初期状態でも、そのサーバに属しているユーザーの投稿に触れることができます。
連合タイムラインでは、他のサーバの投稿も含めた、膨大な投稿が流れています。ここを普段から直接見続けるのは難しいかと思いますが、全体の勢いがわかって面白いかと思います。
このローカルや連合タイムラインから、気になった投稿にお気に入りやブーストなどのリアクションをしたり、面白そうなユーザーをフォローすることで自分のホームタイムラインに引き込んで自分だけのタイムラインを構築してみてください。
『「誰一人取り残さない包摂的な共生社会」をめざすと言いながらも、難民や生活保護利用者などのマイノリティーは「誰一人」にカウントされない例外扱いでいい、と言わんばかりの政策を政府・与党は進めてきた。性的マイノリティーの人々が求めてきた差別禁止法が多数派への配慮条項を含む「理解増進法」にすり替えられてしまったのも「ウォッシュ」の一例である。
普遍的な理念を掲げながら、人権保障が及ばない番外地を確保することは決して許してはならない。「SDGsウオッシュ」を許さないという声を広げていきたい。』
日本政府の美辞麗句と「SDGsウオッシュ」 | | 稲葉剛 | 毎日新聞「政治プレミア」 https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20230626/pol/00m/010/011000c
フロリダ州、かなり厳しいなこれは……
有料記事がプレゼントされました!6月19日 15:35まで全文お読みいただけます
教室で見せた映画「不適切」か LGBT教育規制、強まる米国:朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/DA3S15665066.html?ptoken=01H36KE16AC56FN9HSBV7KJGTE
あ~腹立つ
あっという間にトランス差別に乗ってしまった左派リベラルのみなさん、今日はあなたの意見を極右議員が代弁してくれて嬉しかったですか?
マイノリティはマジョリティに配慮しましょうね~って法律ができて、少しは"安心"しました?
今後は片山さつき、猪口邦子、山谷えり子など"そうそうたるメンバー"が、あなた方の言ってきた理屈をもとに議員連盟まで作って活動してくれるそうですよ。満足ですか?
これだけ一目でソレとわかる面子が揃っても、Hanadaか正論の目次みたいな議員連盟の顔ぶれを見ても、それでもまだ、極右だろうとこの問題だけは…とか思ってるのかな?
従軍"慰安婦"は強制じゃなかった、性教育より純潔教育が必要、夫婦別姓にしたら社会が壊れるとか言ってる人たちが、トランスの問題に関しての だ け は "女性の人権"を守るために働くと信じてるのかな?
いい加減にしてよね。寝言は寝て言え。
今日は参議院審議とかTwitter上とかで多種多様のヘイトスピーチに触れることになってしまい、精神的に参ってしまって推しの画像貼られたツイートにいいねをする気力もなくドンに逃げてきた。国会の場で大きな顔で話す差別主義者たちの姿はあまりにもキツかった。自分には関係ない、重要な問題ではないと思っている人たちが大勢いるのもキツい。チェブラーシカぬいを抱きしめて寝ます。
絶賛されていた『ライオン少年』、悪くはなかったんだけど
主人公以外のメンバーが打ち込む動機がまったく分からなくてキャラが薄い(『BLUE GIANT』と比べるとその差は歴然)こととか、肝心の獅子舞がスポーツ化してしまって動きの美しさが評価対象になってなかったこととか、食えない自己実現VSシビアな貧困という折角のテーマが表層的で物語の中ではボヤけていたり(政治的な理由かもしれんが、そもそも監督が改革開放世代だからかもしれない。社会構造批判は綺麗に避けられていた)、なんかもう全方向で煮詰めきれてない未熟さばかりが気になってしまった。個人的には70点てところかな。
アニメーション自体は良い出来ではある。既視感のある演出が多かったけど(監督は『モノノ怪』とか好きではないかしら)そのへんはこれからだろうと思うし。映像に物語の力が追いついてない。
中国の現代文学には壮大な物語が沢山あるし、実写映画もすごい才能がいるのにアニメになるとこうなるのはなぜなんだろうか。
ひょっとして中国のアニメ業界はアニメ畑の人だけでやってる感じなんだろうか。どこかでテコ入れした方がいいのでは。
ここ1週間ほどの間に、自分と知り合いのクラスで数件「トランスエイジ」について学生が言及するということが続いた。どのケースでもトランスジェンダーに絡めて言及された。この言説の出所をまだきちんと確認できていないのが、1人の学生が見せてくれたページはAbema TVのある番組で、トランスジェンダーの次はトランスエイジ?と両者を明確に繋いだものだった。
年齢は誰しも毎年変化するしバイナリーではないので、「トランス」という言葉の使い方が不適切であるのは言うまでもない。そして日本語圏では、「トランスエイジ」という言葉で一部表現されているエイジズム(年齢による規範とそれに基づいた差別、偏見)の問題と年齢詐称とを意図的に混合した上で「自認」という言葉を貶め、それによってトランスジェンダーの存在そのものや性自認概念の正当性や信憑性を貶めることを意図した言説戦略になっていて、非常に悪質だと思う。
Twitter@nj51 です。Passionate Humanitarian/洋画民。ちぇ部員。スパモン教"たらこクリーム牧師"。トランスジェンダー差別に反対するアナルコフェミニスト。セクシストとは議論しません。
映画の感想とか→https://sites.google.com/view/nj51/