洋楽を嗜むのも、洋酒を味わうのも、洋食をつまむのも、都市生活者の空虚さの演出なんですよ。やりたくてやってるわけではないんですよ。であるならば、虚しいことをしてるんだから、そこはちゃんと虚しさに苦しんでおけよ。気が利いてる風を気取ってんじゃねえよ、洒落臭え。
あと、ちょいちょい挟まる「女の子たちと寝た」がでたん余計なんだよ。その過剰な性欲は本意でないって言いたいんしょ、だったらちゃんと苦しめよ。“女の子”“たち”って何だよ、気色悪ぃ。都合良く自分から去ってくれる女の子たちばかりですね。引き摺れよ、関係性の築けなさを表したいにしろ。
村上春樹の主要登場人物、思考・行動と自我が乖離しているというか、自分の思ったこと・やったことなのに、他人事感がすげーんだよな。その寂しさが多分味なんだと思うんだけど、透かしやがってと腹は立つんだわ。
村上春樹とフィッツジェラルドの違いって何だろうな。わたしの心の中の壁として。
この記事とても面白かったです。いまやテクノロジーが日常に浸透する速度が早すぎるので、こういう「早わかり」小説のほうが現実を捉える側面がある、てのはとてもよく分かるなあと。あと加速主義がテーマなのに参照される小説はホラー、ファンタジー、恋愛などでSFがひとつもない。ここ数年でいよいよ確信が強くなってるんですが、SFの「いま」を刺す力ってどんどん弱くなってる気がします(主語が大きい
早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)
Bandit Magazine
https://note.com/bandit_magazine/n/n952c4c003e4c?sub_rt=share_b&d=c
去年読んだ中で凄かったのは、『出会って4光年で合体』でしたね。
映画のトットちゃんの序盤が戦前だとの感想を目にして「ああ、やっぱりー」となるなどする。太平洋戦争前と考えるとそうかもしれないけれど、初っ端の学校の場面からして日中戦争真っ最中なんですよー。
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おたくらしいですよ。基本的にやる気がないです。フツーにダメ人間です。今特に腰を据えてるジャンルはありませんが、ときどき何かをぽつぽつ書いてます。オススメ本とかは常に募集中です。
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