新しいものを表示

おやつに千両梨。
秋にいつも見かけるので普通にあるものと思っていたが、どうも北海道でしか作られていないみたいだ。ローカル果物。素朴な味と言うか、さっぱりほのかな甘み、実はシャクシャク、大根ぽいか……でも好きな食感でたくさん食べられるんだよね。そもそも梨が好きだしな。
缶詰など加工品によく使われる中国梨の一種だそうで。なるほどね〜

日曜は小学校の時の同窓の友人3人と会ってきた。6年ぶり…!
自分以外は既婚で育児中なので、当然育児の話題が多くなる。自分の経験していない事の話は興味深いし為になるしで面白く聴いてる。わいわい話す皆が楽しそうなのも良いし。だからその話題自体はもっとして欲しいくらい。
なんだけど、そのうちどうしてもこちらが勝手に「結婚とか育児とか大事なことをしないでふらふら生活していて申し訳ありません…」な卑屈な気持ちになる、ことが今まではあったのだが、今回はそんな気持ちに陥らずに(一瞬危なかったが)、帰宅後も反省せずに楽しく過ごせて、いやいや自分も成長したな!と。わざわざ進んで自分を貶める必要はないんだよね。こういうことも自分を大事にすることだよな、などと思ったり。

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』勢いで買って読んだけど、これ映画観る前に読んで良かったかも。全然当時の社会状況とかに詳しくないんで、かなり理解の補助になったと思う。
ストーリーとは別に、こういう作品はやっぱり周辺知識があった方が楽しめそうだし。
というのを置いておいても、本としてかなり面白かったよ…言葉が適切じゃないかもだが。

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生』読了

マーティン・スコセッシの映画公開の前に、めずらしく原作を読んでみようかと思い読んだ。

おそらく映画は本の内容の一部にフォーカスするのだろうと思う。公開前なので内容にはあまり触れないが、強烈な内容の事件だった。連続死のあらまし、捜査と司法の錯綜状態、著者の調査という三部構成。連続死は横溝正史の世界を荒涼とさせより深めた印象。あまりに難航する捜査と司法のスリリングさ。早いうちから、白人のネイティブ・アメリカンに対するレイシズム、「俺たちが手にするはずだったものをなんとしても手に入れよう」という意識が流れているのが分かるが、三部に至って当時の白人社会にいかに徹底的なレイシズムが蔓延していたかがわかる。おぞましい、虫唾が走るっていうのはこういう時に使う言葉だなと思う。人間はどこまでも卑しく残酷になれるんだなと。

ノンフィクションであるが、サスペンスとしても大変興味深く読めてページをめくる手が止まらないし、映画を観る前の当時の社会情勢・意識を知れて、読んで良かった。当時の写真が挿入されてるのが、また想像を掻き立てるんだよね…

アサクリミラージュのメモ2

アッバシア支部の任務遂行終了まで。

・バシムの話し方に後の感じが出てきてる気がする。気のせいかな。声優さんの技かも。
・詩と英雄譚が好きな子だったのかバシム〜。素直そうないい子なんだよなぁ。正義が大事と答えるし。ネハルの方は神秘や幻想的なものが好きか。彼女、この後どうかかわるんだろうなぁ。
・古の記憶の話が出てまいりました…!
・バシム、基本素直で真面目な感じだけど(まだ見習い期間だし)、ネハルにはちょっと上からな態度とるの、気を許してる感じあってかわいい。今後すれ違うのかどうなのか…
・ハルビヤ支部の隊商宿の任務、エッツィオの最初の暗殺(だったと思う…)を思い出させる感じがしてひとりで盛り上がった。
・家屋の上を走るパルクール的フリーランがやりやすいと思われる。よい。

『イコライザー THE FINAL』観た

さよなら、どうか安らかに過ごしてねマッコールさん、と自然に思う、予想していたよりもずっと静的で余計なものがそぎ落とされた最終章だった。
確かに、マッコールさんのイコりぶり(アクション)はかなり抑えられ、最終決戦はもう少し盛り上がりがあっても良いかなと思うものの、殺戮は以前にも増して猟奇的でホラーの様相すらある。これ、前作2での出来事と年齢を重ねてマッコールさんが先鋭的になったんだろうな…と納得できたんだよね。冒頭の襲撃でサラッと引き金を引いた所でもう、2の後のマッコールさんの苦悩が感じられて。描写で語るのが心にしみた。

シリーズ通じて、マッコールさんの市井での生活が好きなので、今回シチリアでそれを取り戻す様子が喜ばしかった。いたるところに信仰が見える街で、これまでを苦悩するのと同時に独善も発露するの、さすがその目に留まったら見過ごせない善の殺人鬼、期待を裏切らなくて素晴らしい。

最終決戦、人々の信仰の裏での殺戮がめっちゃゴッドファーザーだなぁと思ったし、マフィアがスパゲッティ食べてたりして、やはりシチリアが舞台だから意識したのかなと、面白かった。ダコタんを見れたのも嬉しい。そういう関係…!ちょっと感動した。

アサシンクリードミラージュ今日から始めたので、メモ。

タイトル出るところまで。

・わー!あのバシムが青い、ピュア、かわいい…!
・ここからあの少しねっとりした、多くを語らない思わせぶりな感じになるなんて、何が起きるのかとても気になる…
・すごい、訓練してる…儀式…真っ当だ…今となってはむしろ新鮮。
・師匠がかっこいい。
・スリに懐かしさがある。
・鳥ちゃんはエンキドゥ、かわいい。活躍してほしい。
・一瞬エジプトの話題…!バエクさんに思いを馳せる。

父親朝食会にビシッとおめかししてきてくれる祖父のクリストファー・ロイドとのエピソードも素敵だったなぁ。偏屈そうだけど、心の優しさと知性を見せてくれる祖父。本当に子供に接する距離感が素晴らしい大人ばかり出てくる。

唯一にして絶対の悪である実父も、作品のトーンが落ち着いているので、クズ描写が過激でないのが良い。その分、子供を縛り付け続けるたちの悪さが心に染み渡るのだが…

音楽もイケてるんだよね。本当にかっこいいな…

スレッドを表示

『僕を育ててくれたテンダーバー』観た

こんな伯父さん欲しすぎる!ベンアフがいい感じに力の抜けた演技で魅せる大人の男のかっこよさ!父親の不在、素晴らしいとは言えない生活環境でも、伯父や周囲の大人のそれぞれの愛を背に受け大人へ踏み出した青年の自伝的成長譚。アメリカンなノスタルジーも漂い、とっても心地がよかった。とても好きだ。

伯父さんが本当に良い。良すぎ。父親にはならない、でも道を踏み外さないように目を離さずに男の、大人の生き方へ導いてくれる、ほどほどに甘やかしてもくれる。子供にとって最高の距離にいてくれる大人。こんな大人になりたすぎる。
大学には行けず、独身、実家住み、仕事はバー経営と一見うろんな気配があるが、読書家で知性的で真面目さと愛情と穏やかな根性があって、自分で語る男の生き方を実践し続けているようだ。で、見た目はベンアフ。良すぎ。
バーの常連の子供を見守る距離感も素敵だし、大学の友人もユーモアと真摯さがあって良いのだ。
それでも実の父親の不在は巨大だし、母親との関係はどうしても重たくなるのだな(それでも二銃士の話は素敵だ)
ひとつひとつが積み重なり、経験に変え、主人公が自分の決心で自立へ踏み出す納得感が清々しい。ラストのはなむけが最高にいかしてる。
Amazon prime

ニッカのひげのおじさんマーク、味があっていいよね。
名前はキング・オブ・ブレンダーズ、ブレンドの名人だったW・P・ローリーという英国人がモデルらしい。ほほう。

昨日は有給休暇をとって、ウイスキーの蒸溜所見学に行ってきた。余市町。
何度か来ているが、今回は営業日だったので実際の作業を見ることができて嬉しい。蒸溜器の炉に石炭を追加している。扉を開けると離れていてもとても熱い。できるなら全工程を見てみたかった。
見学の締めは待ってましたの無料試飲。アップルワイン、スーパーニッカ、シングルモルト余市。ハイボール、水割り、ロックでいただいた。余市が一番好きだな…お値段もするし。
レストランではスコットランド風のメニュー多し。昼にフィッシュ&チップスと、限定の言葉に負けて追加でシングルモルト余市ウッディ&バニラ。香りが甘くておいしかった…
見学時間までと、帰りの列車時刻までに間があったので、おいしそうなパン屋とリキュール店にも寄った。どちらも初めてだし、おいしそうだしで楽しみだ。
初めてJRで余市に行きゆるゆる散歩した感じで、面白かったな。

『PIGGY ピギー』観た イケてない日常を過ごす私が事件に巻き込まれて…!勇気とロマンスの少女漫画、ただし血みどろハードボイルド。 

体形と酷いいじめと母親の抑圧によって内向的で自己肯定感がずたずたになったんだろうな…と手に取るようにわかるサラ。まず彼女はそれはもう大きな大きな不安と恐怖を抱えていて。それが大前提にある中で、事件をきっかけに罪悪感や復讐心、保身、友情、性欲、家族とのもやもや、が混ざり合って葛藤の嵐。誰でも持つ「いい感じの思春期を送りたい…」という欲望、それに伴う行動が正面から描かれていて良いなぁ。

行動をなじられて「間違えるかもしれないから…」と告白したサラに、これまでずっと自分の行動と本心の齟齬に後悔し続けていたんだな…と切なくなってしまった。その気持ちわかるよ。

殺人鬼がサラに都合がいい奴すぎて最初は驚いたが(家から連れ出してくれまでする!)、あれこそ少女漫画にあるような、乙女たちの夢。酷い現状から解放してくれる夢なんだよな。ちょっとわかる。ただし変質者(下着あさってた…おおう…)。

全てに対する怒りが唸り声となって、なけなしの良心を振り絞る。己との闘いだ。スリラーの顔をした少女の情念を解放する、思春期版正しくない女の映画でとても面白かった。

映画を観て帰った日はできるだけモス、ということでバーベキューフォカッチャとポテト。少しだけ奮発。
ソーセージがパリっとしていておいしかった。ソーセージもっとあってもいい。半熟卵が好きではないので月見ではありません。

『鞠子はすてきな役立たず』山崎ナオコーラ 読了

働き稼いで自立してこそ大人と教え込まれた小太郎と、必要であれば働くが趣味に生きて自己満足を大事にしたい鞠子が結婚し、生活の変化とともに小太郎の意識も…と、仕事と趣味とお金、自己満足と社会参加を考える話で面白かった。
鞠子により披露される趣味事に対する考え方が素敵。
鞠子も小太郎も結構極端な考えを持っている(小説の人物だからね)けれど、なんとも穏やかのんびり夫婦なのが心地よい。
鞠子の、趣味は好きで楽しいもの、実益を意識するのは邪道という考えは良いな。形から入って好きになるのも素敵だ。共感だ。どんどん趣味を広げていく意欲に、読んでいて笑みが浮かぶ。自己満足は良い言葉だ。その役立たない趣味でも「きっかけ」になることに辿り着くのが良かった。とてもわかる。
仕事と趣味、自立と他立の対立のなかでないがしろにされているものに目を向ける。のはわかるが、それでも小太郎が感じるように、働き稼がない事の罪悪感も理解するし、現実的にはお金と時間の余裕・不安がない事の影響が大きすぎて…という気持ちが湧いてくる。仕事まわりの話の展開も、そんなにうまくいくか?と気にはなる。
それらの引っかかりを越えて、自己満足を大切にする意識には圧倒的に同意したい作品だった。

『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』のギャグで 

ハリウッド業界のクリスで最高のクリスのネタが出てきたのが、私得すぎて歓喜。まさかクリス・パインが見れるなんて、最高だよ。パネルだったけどw

『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』観た

面白かった!快作!
ヒーローものが一周回って戻ってきた感じだ。ティーンらしい承認欲求から素朴な善性へと進む感じが眩しい。ヴィランズやスプリンター先生の描き方に、疎外された者たち、素朴な私たちの想いも載せてる。連携プレーが熱くて泣きそうになった。
その部分に関わる人々を始めとして、NYの下町文化感がすごい。詳しくないけれど、音楽やデザインの細部も本気でそれっぽいはず。遠くから想像してきたNYがあった。
アニメーション、スパイダーバースとはまた少し変化して、整っていない手書きストリートアート感がすごい。ライティング?と所々ネオンカラーも入る色合いがとても見やすくて好きだな。

タートルズ達が何やってもかわいいなー!ティーン感が楽しくて、わちゃわちゃ仲良しで、いいよね!ひとりひとり本当に好き。バイブス、バイブス大事!
好きだけど詳しくないので、スプリンター先生があんなにパパ感があったか?と動揺した。ヴィランとの対比からの決意がとても真摯で良い。
コメディ感のバイブスもよくて、大変楽しかった!

だらだらと、長々と書いてしまった。でもスッキリ…
楽しい映画だったー

『グランツーリスモ』続き

・デヴィッド・ハーバーのソルター、よい先輩すぎる…1回目観た時に、主人公推すの早いな?と思っていたけど、今回は主人公のこと本当に何度も「お前ならできる」って励ましてたのに気づいた。同じ道を歩いた事のある先輩としての情があるんだよね。良い大人だ…
・ヘッドホンをおでこで待機させるの可愛いよね。
・登場場面の、呼ばれて車体の下から出てきた瞬間の表情好き。
・holy shit連呼するところの演技面白くて好き。
・デヴィッド・ハーバーの力でかなり支えられてるな。
・あとジャイモン・フンスーも。心配が先にきすぎて応援できなかった父親という定型に絶妙なニュアンスを出してたよね。
・事故の瞬間の家族の動揺場面が真に迫りすぎててこちらも震える。
・ル・マンの後半で、メカニックと仲間のドライバーが一緒になって状況に興奮してるの好き。
・ペダリングとステアリングの音が好きすぎる。
・スローモーションの使い方、長さやタイミングがちょうどよかったと思う。テンポを乱さず、印象的。

スレッドを表示

『グランツーリスモ』2回目を観て感想箇条書き。

・平さんから始まってかっこいいな。ご本人と雰囲気が似てる。ご本人のカメオ出演確認できた。満面の笑みw
・EDがゲームのそれっぽくて良い~。車両がめちゃ綺麗。
・個人的に恋愛パート要らないので、GTアカデミーでの人間関係がもう少しあるといいのにと思うが、恋愛パートが真面目なのでそれ自体は好感持ってる。
・東京がリアル東京。トンチキじゃないことに感心した。日本語話者もリアリティある。好感。
・オーリーの企業や自己の利益を優先させたい面と、企画自体を純粋に成功させたい・応援したい面、嫌な奴といい奴具合が本当に絶妙!
・ブラック・サバスが流れるタイミングが最高すぎる。燃える。特に2回目。
・いわゆるイケている曲じゃなくても、ひとりひとりに好きな曲はあって、いじりながらもそれを肯定してるのが良い。
・話の整理と目的、レース展開の説明が上手い。本当にわかりやすくて心地よい。構成と編集が上手いのだろうな。
・ル・マンのパートめっちゃ興奮する。開始直前の高揚感最高。面白すぎる~
・FvFを見直してからだと、だいたい同じことやってる、ほぼ同じ要素。鉄板の面白さか。

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。