【英語学習記録(10/24火)】
『ロミオ+ジュリエット』(1996)
監督/バズ・ラーマン
#映画 #感想
ロミオが車をかっ飛ばしてメキシコの荒野を走りぬけ、ジュリエットは仮装の天使の羽根を背負い、キャピュレット家とモンタギュー家の郎党は銃で決闘している映画。遥か昔に一度観て「???」だった映画を改めて観たらめちゃくちゃ面白かった。舞台は現代都市に置き換わっている一方で台詞がわりと原作通りなのにそれほど違和感がなくて驚いた。
序盤のレオ様が可愛くて天使で最高だったしジュリエットも天使だった…終盤の顔つきの変化にぞくっとした。あとマキューシオが凄く良かった。ドラァグクイーンみたいな衣装かっこよかった。
それにしても、このふたりは馬鹿だ。たった数日の恋に命をかけるし、夜のうちに去れと言われているのに朝まで寝てるし、不在通知に気づかないし、早とちりして勝手に死ぬし。
でもこの馬鹿なふたりの物語が400年生きた。様々に解釈されて語りなおされながら。
この映画での恋は水槽越しに始まって、プールの中でキスをして、雨の夜に契りを結び…と、常にふたりは濡れている。周囲には怒りの炎が燃えさかる中で彼等だけは冷めて、一目ぼれから始まる真実の恋をしている。狂っているのは、憎しみにとりつかれた世界のほうだ。
「ニッポンのミソジニー」感想続き・3
感想というかなんというか。
私は昔から殆ど胸部に起伏がないくせに尻がでかく足も太いため幼児が大人サイズになって歩いてるみたいな体形しており、大学の頃部活の先輩達に「あいつじゃ勃たない」と言われていた。小中高と「こいつだけはアリエナイ」みたいな目で見られ続けたし、親からも「どうしてあんたは(妹にはできるのに)愛想よくできないの」みたいな扱いだった。あとこれは元々の性格もあっただろうけど、服や化粧にも気を遣わなかったので余計にそういう扱いだった。何もかもが億劫だったので葉っぱ一枚あればいい社会に行きたいとずっと思っていた。
連中にあんなことを言われる筋合いは無かったと今なら思える。殴ればよかった。何なら今からでもぶん殴りたい。殴らせろ馬鹿野郎。
ああいう品定めの目線って全部、この社会が「男の欲望」で満たされていて、その中で生きてたからだったんだな。
もう十年以上前のことだけれど、そんなふうに言語化されたことがとてもうれしい。
Joaquin Phoenix, Cate Blanchett and More Stars Demand Joe Biden Call for Israel-Gaza Ceasefire: ‘Compassion Must Prevail’ https://variety.com/2023/biz/news/hollywood-demands-gaza-israel-ceasefire-joaquin-phoenix-cate-blanchett-1235763646/
(ホアキン・フェニックス、ケイト・ブランシェットらスターらジョー・バイデンにイスラエル・ガザ停戦呼びかけ「思いやりが勝たなければならない」と要求)
「ニッポンのミソジニー」感想続き
ぺけったーで時々話題になる「弱者男性」の話題も取り扱われていた。要約すると「弱者男性に女をあてがえという論は、女を所有することで男になりたい男性に好まれる。男のアイデンティティとは、女に支えてもらわなければあっけなく崩れてしまうほどの脆いものらしい。弱者男性論そのものにミソジニーを煽る効果がある」……議論は13年前に終わっていたのだ。びっくりだ(4章「非モテ」のミソジニー)
韓国でも広く読まれたらしい。そういえば、NHKのニュースになっていたのを見た気がする。韓国の読者には10代、20代の若い世代が多いのだという。日本では「フェミニスト」「フェミニズム」は、性の賞味期限が切れたうるさいオバサンがなんかわめいてるわ~程度の認識でいるけれど、本当は、男性が男性である苦しみからも解放するための理論であり実践だってことが、もっと知られて欲しい、とおもう。
『女ぎらい ニッポンのミソジニー』
著/上野千鶴子
#読書 #感想
社会学を多少かじって、フェミニズム関連の本も数冊よんでみたとはいえ、それでもうまく名前が付けられずにいたモヤモヤに、ぺぺぺっと名札を張って、痛快で明快な説明をしてくれる本。読むのも凄く楽しくて一日で一気に読んじゃった。刺激的な表現が多岐にわたってでてくるので電車の中で読むのは多少気を遣った。でもそこが好き。
ミソジニーの定義にはじまり「ホモソーシャル」についての解説、性の二重基準、児童虐待、皇室、春画、母と娘、女子高……と、盛りだくさんな内容だった。一家に一冊あったほうがいい。
2010年に刊行された単行本が2018年に文庫化されている。13年前の本だというのに、古いと感じるところはほとんどない。たとえ話とか出てくる本のタイトルが古いとかその程度。多分、あと10年20年は余裕で古びないとおもう。気が遠くなる。ちょっとは前進していればいいが、最近は反動的なうごきも強くなっているので、状況はむしろ悪化しているんじゃないかとすら思う。
【英語学習記録(10/17火)】
・英語のハノン(初級)※3週目
→12.2~12.5
閉本達成。文が短いので余裕だけどたまにtoの位置とか間違える。
・ハートで感じる英文法
→PART2 Lesson3
後ろから前に修飾するというのは頭では理解していても、いざ英文を前にすると読めるかというとそれは話がべつなわけ。
ブックオフに行ったら本を買いたい気分になったので、以前からほしかった本をガーッと買った。これでうちの本棚をまた豊かにしてしまったなあ。ふふふ。
リアルアキバボーイズが踊る強風オールバック、顔に劇団維新派みがあって好き(白塗りってだけだが…)
https://youtu.be/0Gr6vxG5pfE?si=ZdO3CjyswWALtQOX
【英語学習記録(10/13金)】
・英語のハノン(初級)※3週目
→11.5~12.1
閉本達成。現在完了まわりが怪しいので、もうちょっと勉強したい。
・ハートで感じる英文法
→PART2 Lesson2
ifの周辺のニュアンスが聞き分けできたら、アクション映画のセリフとかもっと楽しめそうな気がする。意味は何となくつかめても、ニュアンスが分からないんだよな~。
【英語学習記録(10/12木)】
・英語のハノン(初級)※3週目
→11.2~11.4
なんとか閉本達成。舌がまわらなくて難しかった。「end at 8 p,m」がメチャクチャ言いにくい。早口言葉か?
・ハートで感じる英文法
→PART2 Lesson1
付け足すイメージといわれても、toとか使い出したらしっちゃかめっちゃかになりそう。第3文型位迄の会話なら何とかなりそうな気がするんだが。
まめです。本や映画や漫画やゲームの話をします。
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