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『ロミオ+ジュリエット』(1996)
監督/バズ・ラーマン

ロミオが車をかっ飛ばしてメキシコの荒野を走りぬけ、ジュリエットは仮装の天使の羽根を背負い、キャピュレット家とモンタギュー家の郎党は銃で決闘している映画。遥か昔に一度観て「???」だった映画を改めて観たらめちゃくちゃ面白かった。舞台は現代都市に置き換わっている一方で台詞がわりと原作通りなのにそれほど違和感がなくて驚いた。

序盤のレオ様が可愛くて天使で最高だったしジュリエットも天使だった…終盤の顔つきの変化にぞくっとした。あとマキューシオが凄く良かった。ドラァグクイーンみたいな衣装かっこよかった。

それにしても、このふたりは馬鹿だ。たった数日の恋に命をかけるし、夜のうちに去れと言われているのに朝まで寝てるし、不在通知に気づかないし、早とちりして勝手に死ぬし。
でもこの馬鹿なふたりの物語が400年生きた。様々に解釈されて語りなおされながら。

この映画での恋は水槽越しに始まって、プールの中でキスをして、雨の夜に契りを結び…と、常にふたりは濡れている。周囲には怒りの炎が燃えさかる中で彼等だけは冷めて、一目ぼれから始まる真実の恋をしている。狂っているのは、憎しみにとりつかれた世界のほうだ。

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