8年くらい前にラジオで一回だけ聴いて、なんじゃこのスゲー曲は?!とおもってびっくりしたんだけど、メンバーが飛行機事故で亡くなったというエピソードのほうが強烈に残っていた曲、みつけた。これこれ〜!これだよ〜!トランペットが4本も同時に鳴ってるのすごい強くて好き。
『SHE SAID/シーセッド・その名を暴け』
監督/マリア・シュラーダー
#映画 #感想
ハリウッドの大物プロデューサーの長年に渡る性暴力を告発し、「#Metoo」運動の契機となった、ニューヨーク・タイムズの新聞記事が公開されるまでの話。
構成は『スポットライト/世紀のスクープ』とまったくおなじで、物語や映像に目新しさは全然ない。けれど、暴力を受けたあとの女性たちがどれだけの傷を負い、孤立し孤独を感じ、人生を損なわれたのか、そして彼女たちの声を届け連帯することがどれだけ大切で難しいのかを、いろいろな角度から丁寧に描いていたとおもう。
日本ではこういう話は作れないのかな…『新聞記者』も『エルピス』も現実の事件をモチーフにはしていたけれど、一番大事なところが特大のフィクションになっていた。観た直後にそれでいいのか?とおもったし、この映画を見て改めてそうおもった。
誰かの尊厳を損なった者が適切に告発され、その不正義や理不尽に対しする怒りや悲しみに連帯を表明しても咎められず、共に声を上げてくれるひとがいる。そんな『当たり前』が、今までこの社会にあったかどうかわからない。でも、少なくとも海外ではそれを当たり前にしようとしているとおもう。
翻って日本はどうだ。なんか、だんだん悲しくなってしまった。
映画『アイの歌を聞かせて』をながら見してたんだけど、『ACCA13区監察課』もそうだったんだけど、ずっと見守ってるふるまいを相手の幸せを思う尊い行為として描くのってめちゃくちゃ危うくない…?ストーカーやん?
【英語学習記録(9/4月)】
『ガンパウダー・ミルクシェイク』
監督/ナヴォット・パプシャド
#映画 #感想
夫を亡くした女殺し屋、恨みの炎に身を焼かれ、会稽遂げた雨のダイナーで哀れ親子は生き別れ。消えた母親の背中を追って、あの日の少女も殺し屋に。
こどもを助けた女殺し屋は組織に反旗を翻し、武器を求めて図書館へ。追っ手の死体を踏み越えて、血染めのジャンパーの背中にゃ今日も子虎が牙をむく。
……という感じの映画でした(どんな?)
タランティーノ作品が好きだったら絶対に楽しめる系。色々なものへのオマージュがタイトルの通り「シェイク」されていた。ボウリング場の闘いがまんま『キル・ビルvol.1』で喝采しちゃった。
最強の図書館員たちが本のから武器を渡してくれるんだけど、ラインナップがジェイン・オースティンとエミリー・ブロンテとヴァージニア・ウルフ(一瞬だったけど『自分だけの部屋』だった?)という強すぎる布陣で、それだけで勝利が約束されていた。
監督インタビューによると、女性暗殺者が出てくる先行作品をくまなくチェックして作られた、とのことで、どこかで見たことがあるシーンやモチーフが多く、一方でごちゃまぜ感が「どこでもなさ」でもあって面白かった。
フェミニズムへの目配せもあったけど個人的にはもっとやってくれてええんやで、と思った。
やっと体調がまともになってきた。
以下、今回の経緯。
8/25金 オット氏発熱(37.7度)
8/26土 オット氏解熱、深夜に私発熱(38.8度)
8/27日 39.1度、頭痛・咽頭痛。抗原検査にうっすら線あり?
8/28月 38.5度、頭痛・咽頭痛・倦怠感・悪心。病院で陽性確定
8/29火 37.1度、倦怠感
8/30水 平熱、咳・倦怠感。定期的に寝転びながら仕事。嗅覚と味覚の調子が変。
8/31木 平熱、倦怠感。だるすぎて午後半休とって寝た
9/1金 平熱、咳。倦怠感だいぶなくなる。味覚はあるが嗅覚が弱い(※ないわけではなくて遠いかんじ)
大変な一週間だった…
アイスとゼリーで生きてた…
寝すぎで腰が痛い…
家事育児を担ったオット氏もおつかれさまでした…
オット氏が木曜日に行動をともにしていた後輩ちゃんがワクチン未接種の「僕はかからないと思うんですよね〜」ってタイプだったらしく、勝手に逆恨みしている。彼もしっかり発熱(※抗原検査で陰性)したらしい。ほーん。
まめです。本や映画や漫画やゲームの話をします。
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