そうそう、最近では「再評価」されちゃうことの多い田中角栄元首相も戦前には朝鮮半島に渡っている。彼は当時すでに理研財閥から独立して理研の下請会社の社長になっていたから、植民地収奪に関わっていたことはほぼ間違いない。
鬼滅の刃は中国語だったら滅鬼の刃じゃないとおかしいって言っても中国人は日本の変な漢語としてスルーしてそのまま流通してんよー
もっと笑っちゃうのは戦時中に北支那派遣軍の部隊の営舎の壁に「見敵必滅」ってモットーが書いてあって「敵を見たら必ずほろぼす」って言いたかったのに、中国人が中国語として読むと「敵を見たら(自分が)必ずほろびる」という意味になってしまい字の読める地元の人からはひそかに憫笑されていたというw
昨日から話題の朝日新聞星野智幸寄稿、これについているコメントプラスを読んで、いろいろびっくりした。
いずれのコメンテーターも、ひどく「正義」に疲れていたり、「正義」に依存なさっていたご様子だが、それはホントなのか? それってバーナム効果なんじゃねえの?……と思うが、いずれのコメントにも欠けているのが、こうした「正義疲れ」を満喫できる自分ってなんなの?という自問だ。
https://www.asahi.com/articles/ASS8V026WS8VUPQJ006M.html
「「正義」の無謬性に完全服従し全身を預け、個人を重視するはずのリベラル層が「正義」に依存するために個人であることを捨てている状況。」(能條桃子)
おいおい、「個人であることを捨ててる」ホントかよ的に唖然。
「この虚しさを振り切っていくつか論考を書いたのだが、そのとき私の胸に去来したのが「正義」への依存だった。自分は正しい指摘をしている。そう自らを鞭打って、今やるべきことをしなければならないのだと自らを納得させ、進まない筆をなんとか動かした」
(平尾剛)
えっ、それは「正義への依存」なんですか?
「純粋に善や正義を求め、悪を排そうと正義感をかきたてると、集団も自身もカルト化するのになかなか気づかず、ブレーキはかけられないのだろう。」(江川紹子)
はいはい、カルトカルト……
America’s ultra-rich are sitting on $8.5 trillion in untaxed capital gains.
Even on money that is taxed, the rich are making out like bandits.
In 41 states, the top 1% pay lower tax rates than everyone else.
When I say the system is rigged for the wealthy, this is what I mean.
「ペットは金かかるんだから貧乏人は飼うな」
これは確かにその通りで正しいんだけど、お金かかって困ったナーとか嘆いてる人がいようものなら鬼の首を取ったように「貧乏人は飼うな!うちは月10万以上使ってる」「うちは100万までならポンと出す!家族だし!」などとマウント合戦になってんのが本当に醜い。
使った金額=愛情という感覚はオタクの「推し活」と同じじゃないかね。「ペット」は生きもので飼い主には命を預かる責任があるのだから、必要な医療費を払わなければいけない。けど、自分が使った(または払える)金額を振りかざして他者を責めたり説教したりするのは本質からズレてるし、そうやって「貧乏人」をいたぶって気持ちよくなる娯楽になってるんじゃないかとさえ思う。言ってることは間違ってないから「正義」だしね。でも醜いよ。
人は貧乏人かそうでないかの二択じゃないんだよ。人生いつ何があるかわからない。払えたはずのものが払えなくなる未来もありうる。よほどの蓄えがない限り、誰だってそうなる可能性はある。
星野じゃないけど、ぼくも「コミュニケーションツールとしての正義」とか「貨幣としての正義」について、ずっと問題意識持ってる。
こういう問題意識持たないリベラルとか、反差別なんて、無思考で個を捨てていると言われても仕方ないでしょ。
社会の党派的分断が最近起こったことであるかのように語られているの、珍しくもないありふれたものだが、目にするたびに驚く。
「現在のぼくは、政治や社会を語るこういった言葉が、単に消費されるだけで、分断されていくばかりの社会において、敵か味方かを判断する材料でしかなくなっていると感じています。」(寄稿)言葉を消費されて 作家・星野智幸 https://www.asahi.com/articles/DA3S16019473.html
昨日病院でちょっと気になることがあったんですが、
受診前に自宅で事前予約する際にWebフォームで問診票などの質問事項があって、それに症状とか細かく書いてから病院に行ったんですが(それ自体はいいことだと思います)、受診時には「その回答を元にAIが自動生成した文章」がカルテに掲載されていました。
でもその文章がかなり間違っているんです。むっちゃ正確な日付で「8月11日に○○の症状が出て」などと書いてあるんですがそういう回答はそもそもしてない。AIが独自解釈で生成してる。看護師と話がかみ合わないなと思って見せてもらって発覚しました。
これ、風邪程度の診察なら大した問題にはならないんですが、今後AIがどんどん導入されていく中で、手術の内容とかに関して、AIが手順を自動生成したりして、それが間違っていたりというような医療事故、出てくるんじゃないでしょうか。
今のAIの精度に見合った利用方法で活用していかないと大変なことになりそうです。
プログラマ。MZ-80K2EのS-OSをフルスクラッチで書き直したのが自慢。カセットテープのボーレートも変えたんですよスゴいでショ。