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木下 充矢 さんがブースト

「Twitterは絡まれるのでしんどい」という書き込みを見て、考え込んでしまいました。

Twitterは、インプレッションやエンゲージメントのKPIを上げるためにアルゴリズムをチューニングしまくった結果、「党派の対立」「ハラスメント・炎上」を増幅するSNSになりました。これに関して学術論文も出ています。

イーロン・マスクが買収する前、ジャック・ドーシーCEOの時代から、Twitterは女性やマイノリティにとってTOXIC(有害)だと指摘されていました。人権団体アムネスティが報告書を出しています。

「KPIを追求してアルゴリズムをチューニングする」行為が、ソシャゲのガチャと同様に人権侵害につながった形です。

商業SNSとは違うBlueskyやMastodonの世界では、少なくとも人々の対立を増幅するアルゴリズムを導入するインセンティブはない。また、MastodonやBlueskyでは有害なコンテンツを抑制するコンテンツモデレーションの試みも一応あります。

そうした経緯があり、非商業SNSには期待しています。非商業がメインストリームになる可能性もあると思ってます。

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When the RIME antenna on ESA’s Juice mission failed to deploy a few days after launch, the engineering teams faced the mighty challenge to understand the fault and rectify it. At stake was a chance to see inside Jupiter’s mysterious icy moons.
Solving the RIME deployment mystery

木下 充矢 さんがブースト
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#この図書館小説が好き
SF限定で思い出したのが、ジャック・マクデヴィッド「フォート・マクシー分館にて」
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやり方』
ジーン・ウルフ『書架の探偵』

木下 充矢 さんがブースト
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ケン・リュウがお勧めしていたジェフ・バフェットほの「四大出版社、オーウェルを訴える」が面白かった。
いいねいいね。

slate.com/technology/2023/06/t

木下 充矢 さんがブースト
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シーラとプリンセス戦士、めっさいい作品でものすごくおもしろいのに、紹介してもみんなことごとく完走挫折。アニメなのと「いかにもアメリカ」的な味付けが、なんだかんだで日本的な感性に合わないのだろうと推測。ぼくはこの作品は「生涯ベスト」くらい良かったけれどな。最終回でもまったくがっかりさせられなかったし。

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白人の作家が日本の歴史を題材にしたファンタジー小説を書く件で、多くの日系アメリカ人作家を含む作家や読者から反発を受けているという問題。これは人種だけでなくLGBTQなどでも同様だと思う。以下の記事内では、作家が他文化を代表するときはそうする理由と能力について正直に考える必要があるとして、マギー・チャンの4つの考え方が引用されているけど、これは全クリエイターが肝に銘じるべきことじゃないかな。

1.これが私が語るべき物語だと感じるのはなぜですか?
2.この創作物は、富や権力の点で私よりも実際の当事者に利益をもたらしますか?
3.この創作物を成功に導いている私のものではない文化に相互利益をもたらすために、私は何をしているのでしょうか?
4.業界から締め出されている実際の当事者のクリエイターたちを私はどのように助けたりスペースを空けたりしているのでしょうか? それとも単に彼らのスペースを占領しているだけなのでしょうか?

themarysue.com/citing-yellowfa

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大場秀章『秘境・崑崙を行く』読み終わった。1988年6月初旬から8月末までおよそ3ヶ月におよぶ合同調査に、植物学を専門とする隊員として参加した際の旅行記。外国人が足を踏み入れたことの無い秘境の様子は、地学的にも生物学的にも、そして文化的にも興味深い記録となっている。礫砂からなる栄養に乏しい土壌、激しい寒暖差、そして極度の乾燥といった、地球上で最も厳しい中央アジア高地の高山砂漠という環境で育つ生き物のたくましさに舌を巻く。おそらく何万年も変わらない風景がそこにある。そして同時に、新疆ウイグル自治区で露天掘りされる石綿鉱山の記述には、人間の世界の移ろいと儚さを強く感じてしまう。まさしくこの時、この著者にしか書けなかった紀行文だと思う。

木下 充矢 さんがブースト
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ESA’s Euclid spacecraft lifted off on a SpaceX Falcon 9 rocket from Cape Canaveral Space Force Station in Florida, USA, at 17:12 CEST on 1 July 2023.
ESA’s Euclid lifts off on quest to unravel the cosmic mystery of dark matter and dark energy

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Twitter、あと1か月そこそこでいちばんエゴサしたい盛りになるのになんてことをしてくれるんだよ、といった気分です。みなさんはファンレターでお願いします。

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『ジョーズ』ってみんな見たことあるの?今日見たんだけど、あれ、サメを退治しにいくクイントが実は海軍経験者で「広島に原爆を届けにいった帰りに日本軍から攻撃されて船が沈没。サメに多くの戦友が食べられた」とかいう過去持ってるんだよね。いちいち原爆入れてくる。知ってか知らずか大阪はユニバーサルスタジオジャパンにはジョーズの模型が飾ってある日本。

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読売新聞→BuzzFeedで医療記者を続けられてきた岩永直子さんがフリーランスになる(ならざるを得ない)話です。
メールマガジンの創刊と資金サポートのお願いも。
naokoiwanaga.theletter.jp/post

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Asteroid City, meet #AsteroidDay.

The cast of the movie had a few questions for us about OSIRIS-REx, a @NASASolarSystem mission traveling #ToBennuAndBack to return an asteroid sample to Earth this September. nasa.gov/osiris-rex/

[Video embedded in original tweet]
#NASA

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フォロワーのタイムループSFに関するトゥートに非常に頷くことろがあったので、おれがタイムループSFに自分なりに真剣に向き合って、何らかの新しい回答を出そうとした作品であるところの「n回目のエピローグ」(『時間百合SFアンソロジー』収録)のあとがきを再掲します。 

 世の中には二種類のゾンビ映画があります。ジョージ・A・ロメロが存在する世界を描いたゾンビ映画と、そうではないゾンビ映画です。前者において、動き出した死体を見た者の第一声は「死体が動いた!」ではなく「ゾンビだ!」です。その世界では一九七八年に映画『ゾンビ』が公開されているからです。本作はそのようなタイムループSFを目指しました。それゆえ、直接・間接的に多くの(ループものにかぎらない)先行作に言及することになりました。明確な着想元も、フレーバーを借りただけの作品もありますが、明示していない中で特に参照したのは、『パーム・スプリングス』『明日への地図を探して』「セーバー・リセッタ」です。どれも傑作で、どれも百合ではありません。なので書きました。
(続く)

木下 充矢 さんがブースト

おれは小説ではなく映画によってループSFを学んだタイプなので、ほとんど映画しか参照していないんですが(それにも偏りがある)、『パーム・スプリングス』で一瞬だけ描かれ、おれが自作の中でさらに進めようとした問いである「ループの内側にいる者から「ループを抜け出した者」はどのように見えるのか?」というのは、これまでほかに類例があるんでしょうか。
『パーム・スプリングス』もそうですが、冒頭の圧倒的な「掴み」にはじまって、ループSFかつ青春恋愛映画に求められるものとしてのあらゆる面が高水準でまとまっている『明日への地図を探して』は超傑作です。おすすめ。

木下 充矢 さんがブースト

』の無料公開、本日(6/30)までです!
審査員の岸谷薄荷さんによる翻訳作品も公開されています。

岸谷薄荷さん、紅坂紫さん、善本知香さん、村上さつきさん、吉田育未さんによる翻訳クィアSF小説、ぜひ読んでみてください。
virtualgorillaplus.com/nobel/q

木下 充矢 さんがブースト

(選評こぼれ話) 

“地球を舞台になんの説明もなく竜を出して、「この世界には竜が当然存在しますが、何か問題でも?」という顔で新人賞に応募してくるのは、意図しているならたいしたタマだし、素でやっているならなかなかの狂気である。”については、間違いなく素だったので笑ってしまいましたが、その狂気のせいで改稿に難儀しているので、笑っている場合じゃないです。たすけて!
実際おれも『ブルーピリオド』八筆目の八虎くんみたいに「俺の絵で 全員殺す そのためならなんでもする」(なんでもはしない)になる場面が多々あるので、宮澤伊織さんの選評には励まされるところしきりでした。
あとは、これはTwitterでも書いたことなんですが、ぜひとも山田正紀さんから選評をいただきたかったです。昨年の選評における、“SFのミニマリスム化”という明晰な言語化に舌を巻いていたので、(選評を読んでもらえればわかるとおり)それとは真逆に向かっている拙作をどう読まれるのか、伺いたかった。
なにしろ同じ評の中で“ある分野において、一方の力が動けば、必ずや、それに反発するもう一方の力が動くのであるから、”とおっしゃられているわけですから。おれが反発するもう一方の力や! かえすがえすも慧眼というほかないです……(体調ご回復されてよかったです)

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