木下　充矢 @m_kinosh@fedibird.com

第14回創元SF短編賞の選考経過・選評が公開されたようですね。選評によれば、どうやら「とにかく竜が好き」「長らく竜へのこだわりが強かった」「なかなかの狂気」の「オタク」が受賞したらしいですが、このオタクというのがおれです（そんな……！）これからも末永く、読者をおれのドラゴンやドラゴン以外でも焼き尽くしていけるように励みます。お二人ともありがとうございました。

http://www.webmysteries.jp/archives/32418024.html

『ユリイカ2023年7月号』の「特集＝奇書の世界」で、円城塔さんと奇書について対談をしています。

農地のソーラー発電が土地の複合利用になるという意見。
日陰を作ることができる、というのは確かにその通り。農地の多くは樹木を伐採しているので、作物が偏っているのだ。家畜にも優しい。人工のひさしなら日照をコントロールしながらエネルギーも産むことができるんだね。

https://mastodon.social/@craiggrannell/110626304228985403 [参照]

ひっぱりだこ飯兵庫県警版。
ひっぱる気満々。

本の山を片付けて久々に現れた棚から『知識の泉』（同朋舎出版）という凄いシリーズが数冊出てきた。特殊加工を駆使したり現物を添えたり、ととにかく凝っていて、本の形をした博物館という感じで楽しい。
全巻買っておかなかったことが悔やまれる。

Hands up if this is your dream job ✋

In 1968, this group of NASA researchers was building and drop testing lifting bodies from a radio-controlled mothership in support of NASA's lifting body program.

How the lifting bodies led to the Space Shuttle: https://go.nasa.gov/4327MNh
#NASAhistory

Congratulations to all winners and nominees of the 2023 Locus Awards! A strong list in every category with lots of reading material to chose from. :)

https://locusmag.com/2023/06/2023-locus-awards-winners/

#SFF #bookstadon #Locus #Locusawards

Kaguya Planet🎋🌍にて
❄️冬乃くじ「猫の上で暮らす一族の話」先行公開
🐝蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』連載 vol.3
🪐林譲治 × 春暮康一 対談インタビュー 一般公開

ちょっとログインに手間がかかるかぐプラですが、冬乃さんの新作と蜂本さんの連載が三つ溜まっているので、これを機にいかがでしょうか？

冬乃さんの新作は猫SFです🐈
冬乃さんのセンスオブワンダーがいっぱいに詰まってます。

蜂本さんの小説はお世辞抜きにすでにぬいぐるみ小説の最高峰なので……！
想像の世界と現実とをこんなふうに自在に行き来し、その手触りをこんなふうに書いた小説が、かつてこの世に存在しただろうか(いやない)

https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-planet-june2023-03/

【感想】『ＡＩとＳＦ』日本ＳＦ作家クラブ編 https://sasaboushi.net/blog/2023/06/23/3736/

【感想】『ＡＩとＳＦ』日本ＳＦ作家クラブ編 https://sasaboushi.net/blog/2023/06/23/3736/

#推し本を書影とともに紹介する
スタニスワフ・レム『ソラリス』（国書刊行会）
レムは『インヴィンシブル』『天の声』『未来学会議』など傑作が目白押しだけど、このポーランド語からの翻訳版は格別。（大幅に削除されているロシア語版からの重訳である『ソラリスの陽のもとに』ではなく、どうせ読むならこちらを。）

ESA will be broadcasting live as the Euclid space telescope, which will explore the dark Universe, is targeted to launch on a SpaceX Falcon 9 rocket from Cape Canaveral in Florida, USA, at 11:11 local time / 15:11 UTC / 17:11 CEST on Saturday 1 July …
How to follow the Euclid launch live

広瀬大志さんから最新詩集『毒猫』をお送りいただきました。広瀬さんの詩でしか掻き立てられない心の領域があって、今回もざわつかされました。特に「毒詩時」には、戦慄しながら妙な笑い声が。〝いまあなたはこの詩を読みはじめたわけでしょう　でもいまこの詩から目を離したら死ぬかもしれない〟

王谷晶さんの短編、かぐプラ歴代最高PVになってた。
https://virtualgorillaplus.com/stories/tokyotoinagishinijigennotobiragahiraitejunengatatta/

A Pico-Based ZX Spectrum Emulator

The ZX Spectrum was a popular computer of the 8-bit era. Now, it’s possible to emulate this machine on a microcontroller so cheap that it’s literally been given away on …read more
https://hackaday.com/2023/06/21/a-pico-based-zx-spectrum-emulator/

紅坂紫さんと一緒に企画・編集をおこなった『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』が、本のフェアトレードの認証を受けました👏

認証の条件は、フェアな報酬（和訳文1文字5円以上／原文1単語13円以上）、フェアな労働量&意思疎通です。

翻訳者の印税をめぐる話をここ数日も見かけました。

本の制作にかかわる人たちへの持続可能な労働がないと出版業界に明るい未来はないと思いますが、①報酬と②本の売り上げと③書籍を手の届く価格に抑える、を両立させるのは難しく、苦慮されている方もたくさんおられると思います。

『結晶するプリズム』ではクラファンで報酬と無料公開を実現しましたが、一個一個の本の制作と長期的な取り組みと、それぞれ考えていきたいですね……

（大前提として、景気が悪い中でのパイの奪い合いはしたくないので政府は景気対策してほしい……！もちろん状況が悪い中で誰かに皺寄せがいくのもできるだけ避けたい。）

https://fairtradebook.org

The wait is over 🎉

Here’s the time lapse we made of ESA/JAXA #BepiColombo’s third of six flybys of Mercury earlier this week, as the spacecraft emerged from behind the planet & watched it recede 🛰️🌓

There’s also a “shape from shading” 3D flyover of Manley Crater & Beagle Rupes made with the data by Kay Wohlfarth at TU Dortmund 🛸

All set to a new musical composition by our friend ILĀ 🎶

#Astrodon #SpaceFlight #Exploration #SoundOn

Full details & hi-res movie: https://www.esa.int/Science_Exploration/Space_Science/BepiColombo/BepiColombo_s_third_Mercury_flyby_the_movie

大泉黒石『俺の自叙伝』読み終わった。帝政時代の露西亜人を父に、日本人を母に持つ著者による破天荒な自伝。とても大正時代に書かれたとは思えないほどの自由さに溢れている。
少年時代は国を跨いだ引越しと入学&放校を繰り返し、読んでいる方が心配になるほど自由気ままな生活を送るが、やはり自分で道を拓いて行く青年期以降の話の方がべらぼうにおもしろい。この無鉄砲さが持つ勢いやいかがわしさは、初期の頃の高野秀行や「漂流怪人・きだみのる」のような感じがする。著者が持つアナーキズムへの共感によるものだろうか、腹の座ったすごみもあった。「実録版 坊ちゃん」と名付けたい。

いろいろ考えてみたけど、やはり足りないのはコミット。
本が書店に並ぶ3日前とか発売後とかじゃなくて、着手前に契約しようよ。
作家や訳者は契約書の日付と内容を、出版側は発売日とロイヤリティをコミットする。そうなると「（500ページの大著だけど）1500部だから36万円で」みたいな話は、着手前なら誰も受けない。

今そんな無茶が罷り通るのは、九割方の仕事を終えて、他の出版社で出す選択肢がなくなってからロイヤリティ額が決まるからだ。その段階で「それじゃ食えない」とは言えない。時給500円でもうんと言わないと、それこそ食えなくなってしまう。

契約は事前にやろう。それだけで変わることはあるはずだよ。