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(選評こぼれ話) 

“地球を舞台になんの説明もなく竜を出して、「この世界には竜が当然存在しますが、何か問題でも?」という顔で新人賞に応募してくるのは、意図しているならたいしたタマだし、素でやっているならなかなかの狂気である。”については、間違いなく素だったので笑ってしまいましたが、その狂気のせいで改稿に難儀しているので、笑っている場合じゃないです。たすけて!
実際おれも『ブルーピリオド』八筆目の八虎くんみたいに「俺の絵で 全員殺す そのためならなんでもする」(なんでもはしない)になる場面が多々あるので、宮澤伊織さんの選評には励まされるところしきりでした。
あとは、これはTwitterでも書いたことなんですが、ぜひとも山田正紀さんから選評をいただきたかったです。昨年の選評における、“SFのミニマリスム化”という明晰な言語化に舌を巻いていたので、(選評を読んでもらえればわかるとおり)それとは真逆に向かっている拙作をどう読まれるのか、伺いたかった。
なにしろ同じ評の中で“ある分野において、一方の力が動けば、必ずや、それに反発するもう一方の力が動くのであるから、”とおっしゃられているわけですから。おれが反発するもう一方の力や! かえすがえすも慧眼というほかないです……(体調ご回復されてよかったです)

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