木下　充矢 @m_kinosh@fedibird.com

Page from Kenneth Brower’s manuscript for The Starship and the Canoe (1978) with modifications by Barbara Brower.

ChatGPTを相手に、スナイダーのビートシートをフレームワークとした自作のプロット構築をやっていました。
そこまでは結構息が合っていたのですが、クライマックスに至ってやたらとハリウッドアクション映画みたいにしようとするAI君（まあビートシートがそういうものだと言えばそうだが）と展開について揉めた挙げ句、とりあえず先に進めさせてみたら、ファイナルイメージを勝手に書いてきやがったので、「お前、“心”が……？」になりました。
残念ながら書くのはおれなので、再質問となりました。（光の粒子になって消えていくChatGPT君）

月例SF書評番組「これって、SF？」2023年4月号その2です。

私は『世界警察4 悠久のフロスティグレイ』沢村鐵（中公文庫）を紹介しています。
世界連邦が成立した21世紀末が舞台・特殊装備"シールド"の存在など、SF的な設定を盛り込んだ世界規模の近未来警察小説、完結篇です。前日譚に当たる《一柳美結》シリーズと合わせると全8巻ですが、GWにどうでしょう。

杉江さんご紹介のマット・ラフ『ラヴクラフト・カントリー』（創元推理文庫）もおすすめです。
"ラヴクラフト的恐怖"をこんなふうに描くとは。連作としての構成も、各篇独立して楽しめた上で、緊密すぎず強引すぎず、きゅっとまとまってます。SF的には「宇宙を攪乱するヒッポリタ」が良い。

https://www.youtube.com/watch?v=dpCBe-1UeoQ

“The problem with the satellites of Jupiter is just that the gravitational field of Jupiter is so strong. So it’s hard to get a velocity match, once you dive in toward Jupiter you are going so fast it is difficult to match with a satellite. The satellites of Saturn are easier, because Saturn is not as big. Only .005 G on Enceladus which is a very gentle gravity. Enough so that you won’t jump off, but it makes it easy to land and take off.”

—Freeman Dyson, 12 July 1998 (Calculation sheet 1958).

ということで、第三回もかぐやSFコンテストの審査員を務めさせていただきます。
よろしくお願いします！

応募作を読めるのを楽しみにしています😊

第三回かぐやSFコンテストは、テーマ発表後に審査員の依頼などをしています。
(審査員の依頼をした方が、依頼を断って筆者として参加したいと思った際に、先にテーマを知ってしまったので参加しにくい…！ということがないように)
なのでまだ決まっていないこともいっぱいあります。随時発表していくので、どうぞお楽しみに。
#かぐやSF3

https://virtualgorillaplus.com/nobel/3rd-kaguya-sf-contest-announcement-1/

人間の活動は、パソコンにしろ家事にしろ畑仕事にしろ、やたら手を前にしたり前かがみになったりする活動が多くて、肩甲骨と背骨の間の筋肉がガチガチにならざるを得ないから、現代人はもっとボートを漕いだり弓を射ったり、肩甲骨を後ろに動かす動作をするべき。

えっ、4月23日には統一地方選後半戦があるんですか？

アルビジアではだいたい二年くらい選挙に行っていない誰かを投票に連れて行くとおふたりとも1商品、20％オフになるちょうお得な選挙割をやっています。ぜひ『いつもたくさん話さない誰か』に声をかけてみてください。もりもり割引します！

投票の際はぜひ投票済証をもらってきてください！いっしょに行く人が見つからなくても自分の分だけで5%オフになる『いつもの選挙割』もやっています。投票したいのにできない市民のための市民割もやっています。

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『ノヴァ・ヘラス／ギリシャSF傑作選』読み終わった。最初の「ローズウィード」から最後の「わたしを規定する色」まで全部で11篇のアンソロジー、堪能した。全体のトーンは暗めで技巧的にも凝った作品が多く、さっと読み飛ばせるものではないが、その分満足度は高い。「サイエンス」というよりは「スペキュレーション」や「ソサエティ」のフィクションとしてのSF。冒険や娯楽ではなく、沈思とシミュレーションと感じた。昨年のサラ・ピンスカー『いずれすべては海の中に』に匹敵するような、今年度ベスト級の作品集だと思う。

ちなみに #SFカーニバル の受付で受付する必要があるのは参加クリエイターだけなのですが、受付では（〝受付〟多いな……）各クリエイターのスペシャルカードの他、日本SF作家クラブや日本SF大賞関連のリーフなども配布する予定ですので、みなさんも是非お立ち寄りくださいませ！

#SFカーニバル で配布する私のスペシャルカード、裏はこんな感じになっています。……どっかで見たことあるなと思う方もいらっしゃることと思いますが、凝ったの作る時間はとてもなくて、裏面に追加印刷するので精一杯だったんですよ……
なお表は〈記憶翻訳者〉シリーズのSSです。二種類あります！

The cat printer ran out of toner!

This is a cool idea I've had for a while: a circular spaceship with a glowing stardrive on the back, going "Ignition, full thrust" as it heads toward a beautiful nebula.

#art #MastoArt #digitalart #digitalpainting #painting #scifi #sciencefiction #spaceopera #nebula #iondrive #FTL #fasterthanlight #interstellartravel #spaceflight

ギリシアSFのアンソロジー『ノヴァ・ヘラス』がお世辞抜きで好い。今日読んだミカリス・マノリオス「バグダッド・スクエア」とイアニス・パパドプルス&スタマティス・スタマトプルス「蜜蜂の問題」は、どちらもすごく好きだ。（作家名がまったく憶えられないけどw）
解説によればギリシアでSFが本格的に書かれるようになったのは2000年以降とのことだけれど、それがかえっていい方向に働いているのではないか。昔ながらのジャンルSFというより、かなり世界文学に近くなっている気がする。

井上彼方編『#京都SFアンソロジー (仮)』の収録作品の募集は本日【4/17（月）23:59迄】です。

『#京都SFアンソロジー (仮)』は、Kaguya Books／社会評論社からこの夏刊行予定📚
字数は10,000字程度。募集要項を確認の上、ご応募ください
https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-books-kyoto-public-offering/

戦いすんで…？
プリーストの朗読。テキストなしではなんとなく、だったけど、時間余ってるというので買ったテキスト取りに行って、テキスト見ながら聴いたら味わい深かった。
あと、インタビューはプリーストの飛行機好きのルーツがわかってこれも面白かった。リアルタイムのZOOMがなかったのが残念。