『SFが読みたい! 2024年版』、本日発売です。例年通り、国内篇30位までの作品紹介、総括などを担当しました。 国内篇、ご覧の通りトップ10には短篇集がずらりと並んでいるのですが、それらを抑えて1位に輝いたのは……
10 years preparing for 'Armageddon'
10 years preparing for 'Armageddon'
納税できない永住者の在留資格を取り消そうなどという戯言を、裏金もらって何のお咎めもない政治家がよく言えるよね。
【お知らせ】
Kaguya Planet🎋🌍の「気候危機」特集の公募について、厳正な審査の結果、以下の1編を採用致しました。
「春の魚」
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました‼️
読者の皆様は執筆者の発表までしばしお待ちください。
なお、採用に至らなかった作品にも優れた小説が多数ございました。後日、配信等でフィードバックを行いたいと考えております。続報をお待ちください。
現在、特集の第一弾、エラ・メンズィーズ「雨から離れて」を先行公開中☔️
こちらもぜひお読みください。
https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-planet-january2024-3/
通話とメールだけ「アホ携帯」が人気 脱スマホ中毒だけでない米Z世代の需要|Forbes JAPAN 公式サイト https://forbesjapan.com/articles/detail/68924
2024.02.05
いま、アメリカの若い世代の間で「Dumb Phone(アホ携帯)」が人気になっている。アホ携帯とは、電話やメッセージ、アラーム、カレンダーなど機能が限定的な携帯電話のことだ。アメリカの人気ラッパーであるケンドリック・ラマーが、昨年11月に、シンプルなスマホの販売を手がけるLight社とコラボレーションし、アホ携帯「Light Phone II」のKendrick Lamar limited editionを250台限定で発売すると、即日完売した。
アメリカ・ニューヨークでエンジェル投資家として活動する山崎美未(やまざき・みみ)氏によると、実はこのアホ携帯が若者の間で売れ始めたのは2〜3年前からだという。もともとは、ガラケーを買う動きがあったが、デザイン性に古さが残る。そこでケンドリック・ラマーが、スマホのような見た目にし、販売したのだ…
@abe_dragonslayなんらかお役に立つところがあれば幸いです!
『太陽からの風』は、全18編中、下記5編が該当と思います。
「大渦巻Ⅱ」(月面マスドライバー)
「太陽からの風」(地球近傍有人太陽帆船レース)
「最後の命令」 (ソ連(!)の月面戦略核基地)
「地球の太陽面通過」(火星地表)
「メデューサとの出会い」(木星大気有人探査!)(ネビュラ賞)
『グリュフォンの卵』は、全10編中、下記2編が該当と思います。
「グリュフォンの卵」(初出1991)(月面純愛&ポストヒューマン)
「ウォールデン・スリー」(初出1981)(社会心理学実験スペースコロニー&悲恋&人間性の再定義)
『オービタル・クラウド』 藤井太洋(2014) が抜けていました。直近未来(設定では2020年!)、架空設定ほぼゼロ、読後感はしっかりSF。血湧き肉躍る大活劇。
航空宇宙軍史シリーズ(谷甲州)も該当するかも。地球近傍縛りで、「砲戦距離一二、〇〇〇」(『仮装巡洋艦バシリスク』または『航空宇宙軍史・完全版. 4』)。
新しい本が読めていないなあ。先日、京都SFフェスティバルで企画があった『MOON FIGHTERS!』賀東招二 がすごく面白そうなんですが(ぐっと現実寄り、近未来月面レスキューの話)、未読……。
@abe_dragonslay
おすすめ地球圏宇宙SF。
『第六大陸』小川一水 地球から月へ、しかも民間で。その起爆剤、「ブライダル」!!
『沈黙のフライバイ』野尻抱介 収録作どれも好き。特に表題作。ほとんど今現在の技術で、目一杯の驚異。
『太陽からの風』A・C・クラーク 表題作は太陽帆船ヨットレース。さようなら、小さな船。
『グリュフォンの卵』マイクル・スワンウィック 表題作の舞台は近未来の月面基地。バイオテロで孤立した宇宙居住者のサバイバルへの苦闘、哀切な純愛、そして、ヒトの種としての変容。
コミックだと、
『プラネテス』幸村誠 スペースデブリ回収からぐっと広がる、壮大な世界。ド定番ですが好き。
アニメだと
『地球外少年少女』脱力ネーミングの宇宙ホテル「あんしん」への少年少女の体験ツアーから始まった話が、ここまで弾けると誰が予想したであろうか!
【募】諸事情により宇宙SFに向き合う必要性が生じてきたので、みなさんのおすすめ宇宙SF小説を教えてください。できれば遠未来とか深宇宙とか銀河帝国とかでなく、近未来の衛星軌道~月くらいのお話が嬉しいです。
スコットランドでイタリア出身のフランチェスカ・T・バルビニが主催する意欲的なSFF小出版社Luna Publishing Pressから、来たる4月末に高野史緒の短編集『ヴェネツィアの恋人』が出るそうです。翻訳はSharni Wilson.
表紙は原書と同じく佳嶋の絵。
https://www.lunapresspublishing.com/product-page/swan-knight
杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、1月号(12月刊行分)その2です。
私は、立原透耶編『宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選』(新紀元社)を取り上げました。
『時のきざはし』に続く華文SFアンソロジー第二弾で、今回はさらにSF色強め。数篇しか触れられませんでしたが全篇素晴らしく、ジャンルSFの伝統を踏まえつつ現代的なテーマに挑んだ多彩な作品が揃っています。
杉江さんが取り上げられたのは、辻真先『迷犬ルパン 異世界に還る』です。
《迷犬ルパン》と言えば、SFイベントが舞台で実名作家もたくさん登場する『檜舞台』がSFファンにはおなじみかと。最新刊はなんと異世界転生ものです。今回も作者ならではのゲスト(?)が楽しい。
https://www.youtube.com/watch?si=2j0FhBznRLVKyErU&v=I7sOpsWrV6s&feature=youtu.be
展示作品のご紹介:龍形脚花器
(ヴェネチア)
杯身と台にアヴェンチュリン・グラスを使い、脚部に龍の装飾を付けた花器。龍とその下の軸は無色透明のガラスを使い、龍の下には波状の水色のガラスが巻かれている。龍が首と脚を巻きつけて杯身を抱え、尾は軸に巻きついている。
アヴェンチュリン・グラスとは、17世紀に発明された技法で、一般的な作り方は、ガラスの原料に金属粉を入れて熔融すると、ガラスが冷めたときに、その金属の微粒子が光を反射して光る、というもので、まるで砂金で作ったかのようにキラキラと輝く。
マエストロの華麗な妙技
─龍と生き物たちのヴェネチアン・グラス─
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/2024_maestro.html
会期:2024年1月20日(土)から4月21日(日)まで。
A fascinating account (in two 30-min episodes) of the first ever encounter between Australia and Japan: when a boatload of escaped convicts from Tasmania reached isolationist Japan in 1830.
https://www.abc.net.au/listen/programs/the-history-listen/through-samurai-eyes---tasmania/11345906
丸善雄松堂、令和6年能登半島地震で被災した学術・教育機関に「Maruzen eBook Library」の一部電子書籍を無償配信することを発表(カレントアウェアネス・ポータル)
https://current.ndl.go.jp/car/209485
「賛同を得た出版社の電子書籍を2024年6月末まで無償配信」とのこと。ネットワークや電源の復旧とうまく組み合わさるとよいのだけど。
内灘町立図書館(石川県)、避難所に避難している人を対象に貸出本を配達(カレントアウェアネス・ポータル)
https://current.ndl.go.jp/car/209453
避難所に定期巡回する物流を確保できたのかな。物流が確保できれば、物理本は明かりさえ確保できれば読めるのが強みではあり(視覚で読める人に限定されるという限界はあるけれど)。
池澤春菜インタビュー「SFで誰かの人生を掘り出す」
近年、SF短編小説を精力的に執筆・発表している池澤さんに創作についてのインタビューを実施‼️
幼少時からずっと本を読み続けてきた池澤さんはどんなテーマを持ち、どんなふうに物語を執筆しているのか⁉️
https://virtualgorillaplus.com/interview/haruna-ikezawa-2023/
SF読者、1965年生まれ
http://in-our-block.cocolog-nifty.com/koushin/