最近、なんかお茶漬けがめちゃくちゃ好きなんだよな。
なんでだろう。とにかく茶漬けがうまい。
「皆殺し」「豚の餌」クルド人への見るに耐えないヘイトの数々と101年前の関東大震災時のデマとの類似性
クルド人を貶めるデマがネット上に溢れていることについて、ジャーナリストの安田浩一さんは「関東大震災における朝鮮人虐殺のデマと似ていませんか?」と問いかけた。 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_66d7fc03e4b0688475d8e59a?utm_campaign=share_twitter&ncid=engmodushpmg00000004
実は、「僑日共済会」の王希天は、目前に控えた自身の米国留学に備えて、地震直前の時期に「僑日共済会」の会長職を退いている。
後を継いだのは王希天の親友でずっとともに活動してきた王兆澄。
しかし震災時に新会長の王兆澄が暴漢に襲われ負傷、会長代行として大島町に行き最終的には殺される。
王希天が大島町に向かったのは㋈9日。そこから消息を絶つ。
翌日9月10日早朝、王兆澄が亀戸警察署と憲兵司令部を訪ねるが「習志野に多数護送したから、その中に紛れているかもしれない。」などと適当にあしらわれる。
王兆澄は日を改めて9月13日に習志野に行くが収容所の中国人には会わせて貰えなかった。
14日以後は、日華協会、救世軍及び丸山伝太郎、佐藤定吉、服部マスらが外務省、警視庁を訪ねるがはっきりしない。
28日、山室軍平の斡旋により王兆澄は再び習志野に中国公使館銭秘書官及び外務省の係官と同行するが手がかりがない。
実際には王希天は9月12日に殺害されているが、関係者はまったく事情が分からず捜索に奔走していた。
しかし、大島の日本人のあいだでは中国人虐殺と王希天虐殺の話はすぐに広まり、王兆澄は大島の街中で「あなたのボスは死んだよ。むごいことだったよ。」「君も早く立ち去ったほうがいいよ。」「日本人の人夫頭はみんな王を恨んでいた。①中国人労働者を助けるから②共済会事務員に日本人を雇わないから③日本人人夫頭の意見を聞かないから。今もって行方不明というのは危険だ。ここで中国人労働者は200人も殺された。中国人労働者を雇っていた日本人の人夫頭林某も殺されたし、あと三人行方不明だ。」など声をかけられたり、或いは証言を得る。
そうこうしているうちに習志野収容者の送還がはじまった事から、王兆澄は送還船に密航し、一旦帰国し調査する事を決断する。
その送還船のなかで労働者に聞き取り調査をして作ったのが被害者名簿。
例えば、中国人であれば5-700名の被害者名簿が存在する。
関東大震災時中国人虐殺で最も組織的な大量虐殺が起こったのは東京大島の中国人肉体労働者2-300名だが、当地で生き残った中国人は習志野に収容され、外界との接触が絶たれたまま、基本的にはそのまま中国に送還された。
その送還船のうちの一隻に、虐殺された社会運動家王希天と行動をともにしていた中国人留学生が密航し、聞き取り調査を行ったのがこの名簿。
その後この名簿をもとに日中政府によって損害賠償等の外交交渉が行われた。外務省外交史料館には中国政府の公印が押された名簿が残されている。
規模や凄惨さの前には当然の事として霞むだろうというのは十分理解は出来るが、関東大震災時中国人逆猿が視界にまったく入っていないという事には納得がいかない。
"マスク氏はかつて「言論の自由絶対主義者」を自称していたが、2022年にツイッターを買収して以来、同プラットフォームを右派陰謀論者のメガホンに変えたと批判されるとともに、自身も右傾化を強めている。"
ブラジル最高裁、Xのサービス停止命令 マスク氏猛反発 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3536461
〇地震と虐殺1923‐2024/安田浩一さん(中央公論新社)
〇それは丘の上から始まった 1923年 横浜の朝鮮人・中国人虐殺/後藤周さん(ころから)
〇震災下の中国人虐殺 中国人労働者と王起天はなぜ殺されたか/仁木ふみ子さん(青木書店)
〇関東大震災と中国人 王起天事件を追跡する/田原洋さん(岩波書店)
〇関東大震災と中国人虐殺事件/今井清一(朔北社)
〇大原社会問題研究所雑誌668号・横浜における関東大震災時朝鮮人虐殺/山本すみ子さん(法政大学)
〇横浜華僑社会の形成と発展 幕末開港期から関東大震災復興期まで/伊藤泉美さん(山川出版社)
〇18人の遺族とともに 関東大震災91周年 虐殺された中国人労働者を追悼する集い報告集/関東大震災で虐殺された中国人労働者を追悼する集い実行委員会
等々、関連書籍・文献があります。ぜひ読んでみてください。
関東大震災時朝鮮人虐殺と関東大震災時中国人虐殺には違う性質がある。
当時中国人は大きく2つの属性のようなものがあった。
一つは、商店主や事業者、所謂士業、或いは三把刀(三種の刀、調理・理髪・テーラー)、留学生等の者達。
もう一つは、土木建築・荷役等を担う労働者。
当時の日本では、国策で中国人労働者を導入していた。
商店主や事業者・留学生は上海や広東からの者が多く市街地や中華街などの集住地に住み、労働者は浙江省が多く飯場や木賃宿(簡宿)に住んだ。
関東大震災時中国人虐殺の被害者には上記2種の属性の者が存在するのだが、少なくとも被害者名簿など記録が残っている中では、被害者数の内訳は大きく変わる。
労働者の被害が圧倒的に多い。というか殆どが労働者。
もちろん留学生等の被害は数字には出にくいし、被害者名簿は労働者が主体だった送還船の船内で作成されたという事もあるかもしれないが、いずれにせよ、圧倒的に労働者が多い。
関東大震災時中国人虐殺として、最も凄惨であり、最も組織的であり、最も犠牲者数が多いのは東京大島だが、ここ中国人労働者の集住地だった。
中国人労働者はどのように殺されたか、大島では多くの中国人老奏者が住む木賃宿は大きな被害を免れている。中国人労働者は宿舎に避難している。そこに自警団が、消防団が、日本人同業労働者が主体となった集団が、在郷軍人会が、それぞれ連携して、訪問する。「明日避難するから」「荷物まとめておいて」と。翌日連れ出して殺す。或いは直接宿舎を襲う。という事をやっている。この襲撃には軍も、警察も参加した形跡がある。もちろんこのようなものがすべてではない。三河島などでは、職場なのか宿舎なのか、中国人労働者が汽車に乗ってやって来る。汽車から降りて来る中国人労働者を集団で待ち構えて片っ端から鳶口で襲っていく。みたいな事もやっている。
元々経済状況悪化から外国人労働者たる中国人労働者排斥の声が高まり、また、中国人労働者の待遇改善運動も怒っており、労使ともに中国人労働者に対する敵視が高まっていた。
ここには関東大震災時朝鮮人虐殺とは違う性質がある。
彼らは災害を好機として、災害の混乱に乗じて、外国人労働者を実力をもって排除したのだから。
もちろん、朝鮮人と間違われて殺された者がいた事は間違いないだろう。皆無とは言わない。
だが、大きな割合を占める被害者がそうではない殺されかたをしている以上、そこを無視するわけにはいかないのではないかと思う。
そして、その点には関しては、まったくと言っていいほど振り返えられてはいない。
関東大震災時朝鮮人虐殺が振り返れているかどうかと言えば、それは当然良く言えば不十分だし、ほとんど振り返られていないともいえるだろうが、中国人虐殺はまったく振り返られていない。
これで良いワケがない。
と思うけどね。
良かった。
[徐京植コラム]真実を語り続けよう ― 連載を終えるにあたって
登録:2023-07-07 09:44 修正:2023-07-07 11:16
最後に、エドワード・サイードの言葉を思い出しておきたい。(なぜ1967年以降、政治的実践の方向に進んだのか、という問いに対して)「パレスチナ闘争が正義について問いかけるものだったからです。それは、ほとんど勝算がないにもかかわらず真実を語り続けようとする意志の問題でした。」(『ペンと剣』)
私たちも、勝算があろうとなかろうと「真実」を語り続けなければならない。厳しい時代が刻々と迫っている。だが、勇気を失わず、顔を上げて、「真実」を語り続けよう。サイードだけではない。世界の隅々に、浅薄さや卑俗さと無縁の、真実を語り続ける人々が存在する。その人々こそが私たちの友である。(引用)
note更新しました。
今回は参加された方のご感想の紹介です。
https://note.com/away/n/n07f2bc7304a9
このへんのナショナリズムについての認識から、「一人ひとりが自分の中にある依存性を見つめる必要がある」という方向性まで、なんともピンボケというか、なんつーか
「長年の経済的停滞等で疲弊したところに、東日本大震災と原発事故が起こって自分を支えられなくなった日本のマジョリティーの人たちは、絶対に傷つかないアイデンティティーとして「日本人」という自己意識にすがるようになった。個人であることを捨て、「日本人」という集合的アイデンティティーに溶け込めば、居場所ができるから。それは依存症の一形態であるが、誰もが一斉に依存しているから自覚はない。日本社会がそうしてカルト化していく傾向を変えるためには、強権的な政権への批判だけでは不十分で、一人ひとりが自分の中にある依存性を見つめる必要がある」
社会の党派的分断が最近起こったことであるかのように語られているの、珍しくもないありふれたものだが、目にするたびに驚く。
「現在のぼくは、政治や社会を語るこういった言葉が、単に消費されるだけで、分断されていくばかりの社会において、敵か味方かを判断する材料でしかなくなっていると感じています。」(寄稿)言葉を消費されて 作家・星野智幸 https://www.asahi.com/articles/DA3S16019473.html
対談する保井さんが、イスラエルのピンクウォッシュについて朝日新聞のインタビューに応えている記事です。
プレゼント機能を使いましたので、8月25日 23:36まで全文無料で読めます。
https://digital.asahi.com/articles/ASS6X4CTTS6XUTIL002M.html?ptoken=01J62D2EW36RJFD7FVWAEF9YWE
ZINEに掲載したショッピングセンターのクレームについて、新作をnoteで公開しました!!
クレーム界隈も熱い…!🔥
ボムされたクレームたち①|Jaewon Kim @zaigen222 #note #お気に入り写真 https://note.com/zaigen/n/neaa15f53e230
尊敬する人はローズウォーターさんです。在日コリアン。