スカイツリー建てるのにめちゃくちゃ苦労した話をやってる番組を眺めつつ、撤去する時どうするんだろうなって顔をしている。
老朽化して、いつ倒壊するかわからないのに、解体技術が失われて撤去できず、スカイツリーの半径1kmが危険禁止区域になったネオ・トーキョー。
ラストマイルとアンナチュラル7話と夜明けまでバス停で(以下ネタバレ)
最終的に物流センターの非人間的なシステムを止めることに成功したのは、自死に類似の形態をとったコンベアの稼働妨害でもなく、もろ犯罪のテロ行為でもなかった、という話の筋、アンナチュラル7話に流れる理念を彷彿とさせる。
(アンナチュラルからのゲストととして白井くんが起用されたのは、驚いたんだけど、あえてのような気がしてきた。)
死と破壊によってではなく、ストライキと交渉という真っ当な手段によって変革を引き出せ、という主張が一貫して野木節だな~と思う。
夜明けまでバス停でみたいに、ロック(パンク?)ガンガンにかけながら国会議事堂を爆破する話は書かないだろうな(本当は書きたくても我慢してるのかもしれないけども)。
「当時の「民主勢力」による反対運動は、冷戦イデオロギーの二項対立的構図の影響を色濃く受けていたため、かつての日本の植民地支配の清算をめぐる問題や朝鮮人蔑視などの差別問題が周辺化されがちだという問題を抱えていた」(p204)
「そのスローガンとしても「国民の血税を浪費する日韓会談反対」とか「朴〔正熙〕にやるなら僕にくれ」といった国民主義的エゴイズムともいうべきものが氾濫していた。韓国学園に向けられた日韓闘争が排外主義的な形をとったのは、そうした時代の産物である。こうした反対運動の目に見えていたのは、そこに通う子どもや関係者の姿ではなく、朴正熙軍事政権でありアメリカ帝国主義だった。
そうでなければ韓国学園の建設を「やめさす」ことをもって「民主勢力の大きい勝利」などと評価できるわけがない。分断された片方の「本国」を投影することによってしか在日を認識することができず、外交的な問題を目の前の民族学校に対する非難や在日に関わる公的機関への陳情として処理しようとすることは、今日の朝鮮学校に対する排外主義的態度に通じるものがある、と私は思う」(p205)
こちらの論文によると、日本共産党だけでなく、社会党も移転反対運動にかかわっていたとのこと。
https://doshisha.repo.nii.ac.jp/record/28005/files/r005000040009.pdf
「京都市からは建築確認が下りているというのに、反対住民は工事車両の通行を見張る監視小屋を設置したり、工事現場に置かれた重機が何者かによって壊されるという事件も起きた。
しかし、地元住民への粘り強い説得の結果、1984年の新校舎竣工式には和解した地元住民も参加して祝ったという。
激しい反対運動にされられる中で、学校建設を支援したのは日本社会党の京都市会議員と日本の市民団体。反対住民側に立って妨害したのは日本共産党だった。党を挙げて反対した。自民党ならさもありなむと驚きもしないが、共産党ともあろうものが票欲しさのために住民の民族差別意識に便乗してこのような卑劣な行為を行ったのだ。
日本共産党が発行する反対運動の機関紙曰く「東山の乱開発に反対し、日本民族の心のふるさと東山の自然環境を守ろうとする住民の願いがなぜわるいのか」「韓国学園やその支援団体は、日本人の環境保全のための闘う権利を否定しようというのか」。「日本民族の心」「日本人の環境保全」...さてどこの右翼団体だ?周囲に諌める党員はいなかったのか?日本共産党の卑劣な行為は記憶に留めなくてはならない」
「京都国際高校が甲子園大会決勝に進出した。
京都韓国学園時代、京都市中心部にあった校舎が手狭になったため、在日韓国人の篤志家たちが資金を出し合って1969年京都東山南端近くの本多山に広い校地を取得し新校舎の建設を計画した。
ところが地元住民の中から激しい反対運動が巻き起こる。表向きは「東山の美しい自然が破壊される」とか「狭い道路に工事車両が進入するのは危険」ということだったが、その本音は「韓国なんかの学校が地元に来られては困る」という民族差別意識からくる反対運動だった。訴訟にまでなった。
アメリカンスクールならそんな反応は決して起こらない。東京新宿にある韓国学校は、10数年前に東京都台東区に移転しようとしたが、地元住民の反対で頓挫した。一方、東京都千代田区飯田橋から北区滝野川に移転したフランス人学校は、地元挙げて大歓迎。
京都韓国学園の新校舎建築には、どの工事業者も恐れをなして請け負おうとはしなかったが、意気に感じた業者が名乗りを上げ最終的に完成に導いた。後に韓国政府が社長を招待して感謝の意を伝えた」
https://www.facebook.com/kangheon.chung/posts/8285351564860154
お雪が「わたし」を3回繰り返した理由、
巳之吉にベタぼれしている雪からしてみれば、正体がばれたら去らねばならないので、気づかれたくない一方で、『自分のことに気づいてほしい』という矛盾した気持ちがあったはず(だから、雪女の話を始めた巳之吉に先を促した)。
だから、口留めを破って雪女のことを放してしまったうえに、雪の正体には一向に気づかないという、雪にとっては辛い行動をとった巳之吉に対して、「その女は私!気づいて!!」という強い気持ちをぶつけるために、3回繰り返したのだと思う。
『雪女・妻・母の3人の女はハーンにとって同じ女であることを表現している』という解説は読みすぎのように感じたなぁ。>BT
特に、『母』を入れるのは強引なように思う(雪女の物語の中の母は、雪を賞賛するために登場する脇役でしかない)。
それから、巳之吉が殺されなかったのは子どもを育てさせるためじゃなくて(それは雪の言い訳であって)、シンプルに殺せなかったからじゃないかな。描写からそう思うけどなぁ。
(民話の場合は、登場人物の言動を現代の感覚から解釈できない場合もあるけど、『雪女』はハーン創作の近代の小説なのだから、雪の内面を現代的に解釈しても問題ないと思う)
「雪女」の主要部分は実はラフカディオ・ハーンによる創作…へぇ、って興味深く読んでいたのに。最後の
> 3人の「わたし」
ってこれ何?
読者を共感性羞恥の暴風に巻き込まないでくれ!
「決して喋ってはいけない」禁忌を犯してしまったきこりに手を掛けなかった雪女の事情 https://dot.asahi.com/articles/-/230340
#東京新聞
ヤマト運輸の従業員が1人ストライキ 職場の倉庫は40℃超、熱中症対策を求めたら気温計を取り外された
https://www.tokyo-np.co.jp/article/348460
パレスチナアマルの滋賀での催事、なんと半数以上席が余ってるそうです。ということでシェア。
【以下引用】
声と手でつなぐ―ガザ虐殺に抗して@ギャラリーQ
ガザ支援NGO「Amal for Gaza」代表・北村記世実さんによる講演とパレスチナ伝統刺しゅうのワークショップを行います。
ガザで起こっていること、そこにいる人びとに心を寄せ、私たちの地域からできることを考える1日にしませんか。
【開催日】 2024年 8 月 24 日(土)14時(13時45分開場)
◆講演(14:00〜15:00)、◆ワークショップ(15:30〜17:30)
【開催地】町家のギャラリー「ギャラリーQ」 大津市中央1丁目8−8 滋賀民報社屋1階
【参加費】講演/1,000円、ワークショップ/3,000円 ※いずれもガザへの寄付を含みます。
【主 催】声と手でつなぐ実行委員会
お問い合わせ: fujikawa.shigamin@gmail.com (担当:ギャラリーQ・藤川)
鳥にパンを与えると、消化できず病気の原因になるからあかんと聞いたことがある(かっぱエビせんもたぶん同様)。
今日あったできごと。
山形の災害ボランティア行ったんだけど、皆で必死こいて床下の泥上げしてる時に、どこからともなく現れた兄ちゃんが、
こういう家(日本家屋)は基礎に通気口があって、そこが泥をかぶったままだといつまで経っても床下が乾かなくて家が傷むから、先に家の外回りを掘って通気口を出した方がいい。家の直近は重機でも掘れないので、人力でやっておくとよい
通気のために二階の窓を開けておくと良い。
みたいな助言をひととおりして、またどこへともなく去ってしまわれた。
通りすがりのプロボランティア(NPO)の人らしい。すげぇ人が通りすがるもんだと感心した。
(近くの、もっと被害が酷い集落に支援に入ってるっぽかった)
(我々は助言に従い、床下の泥上げを中断して通風孔の発掘作業を行うことにした。)
これは技術畑の片隅で40年やってきた僕の肌感覚からもよくわかる。
日本の研究開発技術者って、悪魔に平気で魂を売り渡すというよりも、寄らば大樹の日和見主義で善悪の判断なんか自分の外側にあると思っているのがほとんどである。哲学や倫理観をそもそも持ち合わせていない。人文科学や社会科学から人間というのはどういう存在なのかを謙虚に学ぶ姿勢に欠けている。そういうのがハイテク機器やエネルギー開発やAI研究やバイオ開発をしているんだから、人類の将来は極めて暗い。
国に核開発命じられたら…「Yes」は全員日本人 科学者に問う倫理
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASS874582S87UPQJ00GM.html
【募集】 永住許可取消し条項を含む入管法が、今年2024年6月14日に成立してしまいました。 現在私たちは、これから作られるとされるこの法案の運用ガイドラインに当事者の要望を反映させるために、永住者である移民2世やその他ミックスルーツの当事者4名で活動しています。 これまでの活動としましては、法案の内容に警鐘を鳴らすビラの配布や漫画の公開、声明文の作成、議員訪問などを行なってきました。 私たちの最大の問題意識は、この法案が作られ、可決される過程で、今回の法案によって大きな不利益を被るであろう私たち当事者(永住者/移民2世/ミックスルーツ)の声が全く反映されなかったことです。 私たちは、少しでも多くの当事者の声を紹介し、活動に反映させたいと考えています。そのため、今回こうして募集を投稿することに致しました。 私たちにお話を聞かせてくださる「移民2世の永住権者の方」を探しております。 突然のお願いで大変恐縮ですが、もしそのような方にお心当たりがあればご紹介いただけないでしょうか。何卒よろしくお願いします。