今日あったできごと。
山形の災害ボランティア行ったんだけど、皆で必死こいて床下の泥上げしてる時に、どこからともなく現れた兄ちゃんが、
こういう家(日本家屋)は基礎に通気口があって、そこが泥をかぶったままだといつまで経っても床下が乾かなくて家が傷むから、先に家の外回りを掘って通気口を出した方がいい。家の直近は重機でも掘れないので、人力でやっておくとよい
通気のために二階の窓を開けておくと良い。
みたいな助言をひととおりして、またどこへともなく去ってしまわれた。
通りすがりのプロボランティア(NPO)の人らしい。すげぇ人が通りすがるもんだと感心した。
(近くの、もっと被害が酷い集落に支援に入ってるっぽかった)
(我々は助言に従い、床下の泥上げを中断して通風孔の発掘作業を行うことにした。)
日本家屋は床板を比較的簡単に上げられるので、泥だしがし易い。
現代式の基礎から床までびっちり固めてある造りの家は、泥が入りにくい代わり、一度はいると片付けにくい。あと、床下に空気の層ができてしまうので、水に囲まれると、船のように基礎が浮き上がって家が転倒することがある。みたいな話を昔聞いたことがある。