コロナ以来、やはりM1UK株の溶連菌が人喰いバクテリア、劇症型溶連菌感染症として非常に増えてる。日本はこの勢いなら2024年は二千例行くのでは。
フランスでは「人民戦線」がマス・メディアの妨害にも関わらず、大勝利。後は7月14日革命記念日を「待ってから」だが、まずは一安心と言える。
しかし、深刻なのはドーバーの向かいの英国である。
労働党「圧勝」とは言え、得票数は前回(党首コービン)より減らしている。つまり得票率の激減によって労働党は相対多数になったに過ぎない。
要するに、「労働党が勝った」というより「保守党が自壊した」のである。保守党は日本の自民党と同じく耐用年数が完全に過ぎた。
気になるのは、極右の「リフォームUK」が党首のファラージを始め、5議席を獲得したこと。
5議席といっても得票率は14,3%。議席数が少ないのは、完全小選挙区制であるため。
であるから、スターマー労働党政権が新自由主義政策を続ける限り(そうなる)、今回自由民主党が8から72議席に躍進したことが、次回「リフォーム」に起こる可能性はある。
極右が次回、70-100取れば、次々回は完全に政権を狙える位置となる。
また英国は事実上一院制であり、司法権の独立も大陸欧州や米国と比べて弱いため、万一「リフォーム」が政権に就くと「手が付けられない」。要するに維新が政権につくということ。
しかし、この安っぽいネーミング、日本に通じるものがあるな―。
初診後29時間で両側大腿切断、3日後死亡、
40代男性。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/67/1/67_161/_pdf
とても可哀想だけれど、痛みだけで、明らかな異常所見なく、死亡してしまった女の子の症例。整形や小児科、何回も受診してたのに、、
「痛い」という症状は、外見上なんでもなくてもそれだけであっという間に死んでしまうことがある。
https://www.jspid.jp/wp-content/uploads/pdf/03101/031010041.pdf
シャレでなく、外表上、四肢だけでなく、明らかな皮膚初見なくても男性ならチンコ、キンタマ激痛とか要背部激痛とかあれば疑った方がいいか。会陰部はちなみに死亡率高い。ほっといたらあかんね。
https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/assets/images/library/bed_side/22.pdf
QT: https://fedibird.com/@knappertsbuch/112749391819268521 [参照]
死亡後剖検例
非常に見逃されやすい(症状が多彩なので確定診断がつきにくい、治療が遅れたら死亡や四肢切断、重篤な後遺症を合併するリスクが高い)疾患なので、オーバートリアージ(より重篤と判断する)事が大事か。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1344622321000158
ワシントンポストにも書かれてる。
旅行者が発症したら適切且つ迅速に医療機関にかかれるか?
https://www.washingtonpost.com/health/2024/06/19/japan-stss-flesh-eating-bacteria/
東京、神奈川、千葉はやばいことになってる。初発症状ははっきりわからない場合も多いだろうし、救命されても長期的にはかなり死ぬ確率高いから、やはり早期発見、早期治療が最大優先。知識の有無が生死に関わる。大人は誰でもなると思った方がいい。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/tsls-m/2655-cepr/12718-stss-2024-06.html
QT: https://fedibird.com/@knappertsbuch/112743164476193597 [参照]
「仏で人民戦線(左派連合)大勝利」
都知事選と同日7月7日に行われた仏国民議会選挙では、当初の予想を大きく覆し、新人民戦線が182議席で第一党、マクロン党が168、極右(RN)は143で、過半数どころか三位に沈みました。
政治危機において、「左か右か」の二択しかなければ「左」が勝利する、という「フランスでは左翼は無敵 En France ,pour la gauche , il n'y a pas d'ennemi」の政治文化、 三度に渡り裏付けられた形です。
ちなみに一度目はドレフュス事件から第三共和制、二度目は30年代の反ファシズム人民戦線。
ただし、今後の政局は混乱が予想されます。なんといってもマクロンは「人民戦線よりはルペンがまし」という男。また新人民戦線には「政治屋」R.グリュックスマンを始め、日和見中道も多くいる。36年に勝利したブルムの人民戦線も内部の「いざこざ」で崩壊しました。
しかし次の焦点はまずは来週7月14日の革命記念日。この日は巨大なデモが予想される。今まで強行突破してきた悪法の撤廃は勿論、マクロンが辞任に追い込まれる可能性さえある。
ただし、「右側(右翼)に気をつけろ Soigne ta droite」(J=L.ゴダール)
蓮舫の敗因についてメディアが賢しらにアレコレ言っているが、一番の原因はメディアスクラムで蓮舫を誹謗中傷していたことではないか。
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.