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コナン・ドイル著『失われた世界』

20世紀初頭、恐竜棲息の真偽を確かめるため、探検隊は南米アマゾン奥地に向かう。SF冒険小説の名作。衛星写真も空撮もない時代ならではの舞台設定。ラストシーンを何となくおぼろげに覚えていたのは、小学生の頃に子ども向きにリライトされた抄訳を読んだことがあるからだろうか。そしてこの作品とセットでヴェルヌの『地底探検』を思い出してしまう。

10年以上前、ちょうど今くらいの時期にお台場で撮った写真。フジテレビや今はなき観覧車の位置から考えると、今のバスターミナルのあたりかな?

モデルナのサーベイランスで新型コロナの陽性者数が底を打って24000人以上に。一昨年の第6波では最大でも20000人だったことを思うと、本当にウィズコロナの時代になったんだな、と感じる。こういう方向のディストピアはあんまり想像してなかった。
moderna-epi-report.jp/

"「神はいる。それを信ずるものの心の中にいる。神というのがおかしければ、摂理とでも運命とでもよべばいい。(...) おれは、生死の境目で何回も《彼》を見たよ」"
――栗本薫『レダ』

このブライ船長のセリフ、ふと思い出して、どこに書いてあったっけ?と探し回ってしまった。3巻でした。

"――それは僕のはじめて持った友人だった、といっていい。僕はたしかに人間を好きでなかったし、人間も僕を好きでなかった。僕の愛しているのは冷徹な論理と偉大な歴史、そしてもう死んでしまった人々の偉大な思想だった。友人のいないことで悩まされたことは一度もなかったが、クラスメートと話すと必ずまずいものを食べたような心地になった。"
――栗本薫『伊集院大介の私生活』

チィちゃん通院日。腫瘍が大きくなってきていて苦しそうだったのが、腹水を抜いたことで楽になったみたい。人間と違って手術もできないし、薬で緩和していくしかない。少しでも楽な余生を過ごさせてやりたい。

「黄金色のメープルメロン」というとても罪深そうなものが売られていたので思わず保護してしまった。

前々からやろうと思いつつできてなかった、生成AIへの質問回答履歴をNotableで一括管理できるようにした。テキストファイルをそのままインポートすると管理しづらいデータになるので、AIに尋ねつつ作成したスクリプトで変換した。これでChatGPT、Bard、Gemini、Claude、Bingすべてのログを一括で検索できるようになった。満足。

"インフォメーションとは、それがいかに発見されるかにかかわらず、知りうるすべてを指す。これに対し、インテリジェンスとは、政策決定者の需要(ニーズ)として明確にされたものまたはそのような需要と理解されたものに合致するインフォメーションであり、当該需要に応えるため、収集され、処理され、絞り込まれたインフォメーションである。"
――マーク・M・ローエンタール『インテリジェンス』

黒い湖みたいなのが見えて、何だろうとGoogleマップで見てみたら、巨大な太陽光ファームだった。本来、こういう土地に作るべきよね。山を切り開いたり湿原を埋め立てたりするんじゃなくて。

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毎年「これは何の木だろう?」と思いつつ眺めている。

実家の庭にあった桜、樫、紅葉、杉、みかん、夏みかん、金柑、いちじく、芭蕉、金木犀、チャノキ、木蓮、貝塚、ツツジ、サツキあたりは子どもの頃から見慣れてるのでわかるけど、それ以外の植物には疎い……。

"(...)日本人は職業を「カタギ」と「ノン・カタギ」に分けるといわれる。そして氏は政治家を「ノン・カタギ」に分類される。確かに、交通違反などで警察につかまったとき「裏からのもみ消し」などは市会議員に頼む。また裏口入学は総理の秘書に頼む。これは「カタギ」の人間に頼めることではない。"
――山本七平『昭和東京ものがたり1』

……これ、真面目なたとえなのかジョークなのか一瞬迷ってしまった。昭和中盤はこれが一般的な認識だったということか。何にせよ、この本、昭和の世界が今とはまるで異なる社会だったことが書かれていて興味深い。

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