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近所の緑道の小川沿いに咲いてるカキツバタ。

ヤマザキ春のパンまつり、今年も無事シールを集め終えました。実家が1枚分集めてくれたので、あわせて2枚ゲット。

"「人というものは、世の中ですたれそうな芸能を大切に保存して末々までも絶やさぬようにすべきものだ。お前も人がすててかえりみぬようなことに愛情をもち、世のためにそれをのこすよう心がけよ。よいな、人間というものは、そうしたことに自分をささげなければならぬ」"
――『教科書名短篇 人間の情景』より吉村昭『前野良沢』

"日本でも「活字離れ」が問題になっており、電車の中で本を読んでいるインテリに見える学生は「デカンショ」を読んでいないし、「マル・エン全集」も読んでいない。"
――ドナルド・キーン『日本語の美』

そもそもどれも電車の中で読める気がしない。かろうじてショーペンハウエルの随筆は電車内でも読めそうだけど、なんか、著者本人に怒られそう。

"庭づくりは奥が深く、年月を必要とするものです。辛抱強く植物が生長するのを待ち続け、焦らず、弛まず、そして時には楽天的に考えて、大きなダメージに遭い心が打ちひしがれて、焦りを感じても、気持ちを切り換えて心配を払いのけながら、次の手を考えて、希望を忘れずに…。まさに、人生そのもののようでもあります。"
――ケイ山田『庭に生きる』

"進歩した文明とは、困難な問題をかかえた文明にほかならない。だからこそ文明は、進歩すればするほど、それだけ危険な状態になるわけだ。"
――オルテガ『大衆の反逆』

近所の桜が軒並み散ってしまった中、この桜だけがまだ咲き誇っていた。今年もこれで見納めね。

さようなら、全てのエヴァーノート - 本しゃぶり
honeshabri.hatenablog.com/entr

この記事ではEvernoteのPersonalプランが「129.99 USD」となってるけど、今朝私宛に届いたメールでは「9300 JPY」になってる。同じプランで値段が倍以上違うのはなぜだろう?

日本史の知識が壊滅的なので、『もう一度読む山川日本史』を少しずつ読んでいて、復習がてら、同じ箇所を『もう一度読みとおす山川新日本史』で読んでみると、圧倒的に後者が読みやすい。これは何なんだろう。文章の読みやすさだけではない気がする。後から読んだせいかと思って順番を入れ替えても、やはり『新日本史』の方が読みやすい。単なる新装版かと思ってた。

前者は良くも悪くも教科書的。ただ「昔は"大和朝廷"と読んでたけど朝廷とは違うので今は"ヤマト政権"と呼ばれている」とか「"仁徳天皇陵"は疑義があるので今は"大仙陵古墳"等の名称で呼ばれている」といった補足事項は前者の方が詳しい。

近所の公園、オタマジャクシが泳いでいた。例年はもっとたくさんいるのだけど、まだ少し早いのかな?

テーブルクロスを交換したら、新しいテーブルクロスに警戒感MAXになっているオカメインコの図。君たちが囓ってボロボロにしたから交換したんですよ!?

本日買った本。『古代技術』は古代ギリシアを中心とした技術史。『哲学史入門Ⅰ』は豪華な執筆陣に、発刊を楽しみにしていた一冊。

"私は何の予備知識もない人から「法哲学とはどんな学問か?」と質問されたとき「そんなことは一口では言えませんよ」などとはぐらかしたりせず(一口で言えない人は何口かけても言えないことが多い)、とりあえず「法と法学の諸問題を根本的・原理的なレベルにさかのぼって考察する学問です」と答えることにしている。"
――森村進『法哲学講義』

>一口で言えない人は何口かけても言えないことが多い
:t_soudane:

"私にはコンビニの「声」が聞こえて止まらなかった。コンビニがなりたがっている形、お店に必要なこと、それらが私の中に流れ込んでくるのだった。私ではなく、コンビニが喋っているのだった。私はコンビニからの天啓を伝達しているだけなのだった。"
――村田沙耶香『コンビニ人間』

"全く動じる様子のない黒川さんの返事にため息をついてしまうが、私の〈アバター〉は鷹揚に手を差し伸べて話を促した。〈アバター〉ならではの機能、〈感情補正ビヘイビア〉のおかげだ。"
――藤井太洋『Gene Mapper -full build-』

VR空間での無作法な振る舞いやコンプライアンスに反する動作をリアルタイムで補正しアバターの動作を修正してくれる機能拡張、欲しすぎる。こういうのが登場すると、仕事上では生の対人コミュニケーションなんてやってられなくなると思う。

"起きている力をだんだんに失った三人は、一日じゅう寝床の上に横になって、水を取りに行く時だけ這い出して行っては、茶飲み茶碗にわずかに一二杯ずつの水を大事にすすった。その水もやがて尽きる日が来た。"
――野上弥生子『海神丸』

大正時代、実際にあった海難事件をベースにした物語。難破船という極限状態で食糧が尽きたとき、人はどうなるか。

『一度読んだら絶対に忘れない哲学の教科書』ネオ高等遊民著

ネオ高等遊民さん初の単著。哲学入門書にはいろんなアプローチがあるけど、この本はどうかしらね。先入観なしで読んでみます。帯の推薦が読書猿氏・飲茶氏であるあたりにこの本の立ち位置が伺えそう。

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