入浴にやってきた女性に声をかける中年男性の「やってる感」:陸上自衛隊 中部方面隊公式アカウントより https://twitter.com/JGSDF_MA_pr/status/1010063537912205312
「こうした戦時の手芸文化を支えていたのは、村川やす子の著作にみるように、「戦時だからこそ手芸が必要」であるとする文脈の構築とその共有にある。物資の欠乏は、女性国民にあらゆるものを自給することを迫ったが、生活にも逼迫する中で人形を作る手芸へと彼女たちを駆り立てたのは、「手作り」に特別な意味が付与・強調されたためである。それこそが兵士を想い、慰めるという意味であった」
山崎明子『「ものづくり」のジェンダー格差:フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって』(人文書院、2023年)
https://www.amazon.co.jp/「ものづくり」のジェンダー格差-フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって-山崎-明子/dp/4409241567?adgrpid=147059062543&hvadid=678981007419&hvdev=c&hvlocphy=1028852&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=14004270552737400699&hvtargid=kwd-2022472661905&hydadcr=3195_13722139&jp-ad-ap=0&keywords=ものづくりのジェンダー格差&qid=1703551276&sr=8-1&linkCode=shr&tag=dfgrwe-22&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_shr&creativeASIN=4409241567&camp=1207&creative=undefined&linkId=de5213d5ca68f0dba8f033f5079c4c56 @amazonより
本日発売の『WiLL』2024年2月号に、睾丸理論の先生が例のKADOKAWA本について書いているが、KADOKAWA内部での議論が一切出てこないのに、よくこれだけ書けるなーという駄文。それにしても「言論史に汚点」とは睾丸理論のことではないのか
どんなヘイト本でも批判するには自腹で買って全文読めと吹き上がる文字列が旧twitterで散見されるが、もう2000冊くらいこのタイプのゴミっぽい本を買って読んできた経験から言えるのは、〈どうしようもなさの標本とするしか後世の人類に資するものはない〉という虚しさですね。
マニアックには、同一モチーフの変容と使い回し・ネタ被りのヴァリアントから、イデオロギーの伝播と仕掛けなどを読み取ることができるとは言えます。
けれども、それをもとにして論文なり著作をものして「元をとる」可能性があるのならばまだしも、普通はそんなの無理だし、そんな暇はないだろうし、真に受ける必要ないと思う。
『『諸君!』『正論』の研究:保守言論はどう変容してきたか』や『原発とメディア:新聞ジャーナリズム2度目の敗北』でおなじみ、上丸洋一さんの新刊を落掌。『南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか』(朝日新聞出版、2023年)。鈴木明『「南京大虐殺」のまぼろし』に登場する新聞記者は事件当時南京にいたのかの検証から始まる冒頭からぐいぐい読ませます。濃厚な労作ですよこれは。売れてほしい本。https://amzn.to/3s1V9FA
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より
小野田紀美議員にはブロックされているので、ログアウトして見に行った。
もとより小野田の抱懐する「忠誠」などに何の価値もないが、権力の一角を占める国会議員であることを考えるとおっかなくてしょうがないですね。
超歴史的な「卑弥呼の時代から歴史を刻んできた我が国そのもの」なるものが持ち出されているが、この「我が国そのもの」の把握のしかたが非常に興味深い。
明治以降の日本ナショナリズムのクリシェに "寄せよう" としているのだろうが、やはり〈なんちゃって国家主義〉としか言いようのない、安倍時代に国会議員になった連中に共通する浅薄さがある。
けれどもポイントは、例えば「世界最古の国家」とか「卑弥呼の時代から歴史を刻んできた」とかという、人為的に構築されてきた幻想的〈歴史の古さ〉にイカれちゃう憧憬の根強さにある。なので、単純な「復古」としてではなく、今日的にアレンジされたしろものとして整理しておく必要があるように思われ。
編集業。하야카와 타다노리 。『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版→ちくま文庫)『原発ユートピア日本』(合同出版)『「愛国」の技法』(青弓社)『憎悪の広告』(共著、合同出版)『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社→朝日新聞出版)あり。 真理が我らを自由にする&労働が我らを自由にする。