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宮田節子先生の訃報をうけて、学生時代に作ったコピーが行方不明のためあらためて買い直しました。『朝鮮民衆と「皇民化」政策』(未來社、1985年)。
宮田先生の講演会で、朝鮮憲兵隊司令部『朝鮮同胞に対する内地人反省資録』(1933年)の存在を教えてもらったことは忘れません。

「ウレタンマスクの鼻と口の部分を切り抜いて着けている方」……ザ・デストロイヤーのマスクの下半分だけ、というイメージを思い描いた

ほら、財布の紐がゆるいアホ用の釣り針になっているでしょ:
『WiLL』2022年1月号のこの珍対談、大見出しになっている「”反日”の怨念」の「反日」とは、対談相手の谷本なにがしの「結婚会見を見る限り、小室夫妻も日本社会に恨みを抱いているはずです」の一言しかない。

金田直久『白装束集団を率いた女』(論創社、2022年)で描かれた、あの集団がどうしてゴリゴリの反共になったのか。その起点を思い出しており。

「八○年代は千乃正法会の活動がもっとも充実していた最盛期であるが、この時期に会の内部でもっとも盛んだったのが“反共活動”であった。機関誌の「JI」は一九七八年の創刊一年ほどは精神性や思想に関する記事が主であったが、徐々に国際情勢や国内政治の記事が増え始め、創刊二年が経った八一年からは掲載記事の半分近くが「正論」や「ゼンボウ」、さらには統一教会系の「世界日報」といった反共・保守系論壇誌紙からの転載で占められる号もしばしばあった」

親切な紳士から教えてもらったあの事務所の事件の陰謀曼荼羅だが、「反日」「マルクス・社会・共産主義」「左翼活動家」が頻出しているあたりが非常に興味深い。制作者の思想性でもありオブセッションでもあり……といったところだろうか。かの「ナニカグループ」曼荼羅とも重なり合うが、これはたぶん〈敵〉と見なすモヤモヤした範疇が類似していることの結果なのだろう。

「この世界の片隅に」キャラクター、こういうコンテンツのアイコンとしても使われるんですね。産経新聞2023年6月26日付より採取した潮書房光人新社(産経新聞グループ)広告

自民党「国鉄分割民営化」広告、朝日新聞1986年5月22日付より採取

一時期twitterでよく流れてきた元役人?の人、こんな本を出してたわ(左端)……。:産経新聞2023年7月24日付より採取した青林堂広告

こちらは産経新聞2023年7月27日付より採取したビジネス社広告。井上章一先生なにやってるんすか……

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産経新聞に載ってるひでえ本の広告をスキャンして蒐集・整理していることには意義があったんだー! 画像は産経新聞2023年8月7日付より採取。「ザ・フナイ」にならぶ『中国経済崩壊宣言』という、信憑性なんてカンケーねえという版元の姿勢(そもそも著者が高橋洋一と石平だし、どうしようもない)

書店店頭で偶然見つけて購入。まだ入手は比較的容易。中野聡『東南アジア占領と日本人』(岩波書店、2012年)
カバー袖の惹句に「アジア・太平洋戦争で「南方占領」にかかわった多くの「日本人」の経験は日本に何をもたらしたのか――占領にともなう「他者」との出会いとそこで露わになった矛盾や限界は「大日本帝国」に変化を迫り、その解体を促進することにもなった」とある。この波及/逆流の関係の把握だいじ
amzn.to/47n7uUH @amazonより

親切な編集者の方に恵んでもらった安田浩一さんの『なぜ市民は"座り込む"のか』(朝日新聞出版、2023年)。かのロンパ屋を筆頭に、「座り込み」デマから国際政治学者も吹聴した「中国から工作資金」デマなどなど、主な沖縄関連デマを現地取材で総検証。読みやすいamzn.to/45kDdE7 @amazon より

週刊金曜日8月 4日(1435)号に、「2023年上半期、民放地上波で放送された自衛隊登場バラエティ番組を総チェック 突出して多い日テレ系エンタメ」を寄稿しました。同記事につけた一覧表をこちらでもご紹介します。くわしくは同誌を読んでね!

各局から提供される番組表データに「自衛隊」ワードが入っているものをすべて録画した上で、「自衛隊小銃乱射事件」「自衛官闇バイトで強盗」などのニュースを除外し、「自衛隊芸人」やす子が出演しているだけのものも割愛。今年上半期(週単位で区切ったので7月1日(土)放映分を含む)に放送されたもののうち、エンターテインメント系要素が強い番組をピックアップした

Laibachは最近どうしてるんだろうと思ったら、坂本龍一さん追悼を出してた

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