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【ご参考】Subscribeの訳について考えたこと 

いきなりあまり関係ない話ですが、ブレスト的に情報を提供すると、Appleは以前、Publish & Subscribeを「発行と引用」と訳していました。ただし、これはOpenDocに関係する用語で、fedibirdのsubscribeとは意味が違います。

fedibirdのsubscribeに割と近い訳語は「取り寄せる」かな、と思います(紙の新聞をsubscribeすることを「取る」っていいますね)。でも、画面に表示する言葉としては、あまりよくない。じゃあ、ここは原語にこだわらず「探る」でいいんじゃないか、とも思います。

「ハッシュタグ / アカウント / キーワードを探る」

「探る」には「こっそり調べる」「探し求める」という意味のほかに「観察・見物して楽しむ」という意味があります(三省堂国語辞典や大辞泉など)。

語源的にいうとsubscribeは「下に書く」、つまり署名するという意味。だから、どなたの案だったか覚えていませんが「読者登録」というのは、この意味に近い訳ですね。

あと、「フォロー」に合わせてカタカナにしたければ「リサーチ」(元のsubscribeとは全然違う超訳!)とか。

参考にしても、しなくてもいいよ。

あちこちでクリスマスソングが聞こえる時期ですが、クラシック好きが聴くべきなのは、やっぱりチャイコフスキーの『くるみ割り人形』。演奏時間は1時間半ぐらい。えっ、長すぎる? じゃあ、ヘンデルの『メサイア』を。演奏時間は2時間半ぐら...

メサイアなんて聴いたことない、という人でも有名な「ハレルヤ・コーラス」は耳にしたことがあるのでは? 『新世紀エヴァンゲリオン』のTVシリーズを観たことがある人なら、第22話で綾波レイが使徒アラエルにロンギヌスの槍を投げつけたシーンを覚えているかと思いますが、この時に流れていたのがメサイア終曲「Worthy is the Lamb」の後半に当たる「アーメン・コーラス」です。

ご存じの人も多いと思いますが、国立国会図書館のデジタルコレクションが昨日リニューアルされましたよ〜。すごいからちょっと見てみて。

ndl.go.jp/jp/news/fy2022/22120

いま操作ミスでブーストしちゃったかも。すみません。

読了。とんでもなく熱い話だった。
p.147からMastodonについても少し言及あり(「テーマ別情報発信にはMastodonを利用」)。


低血圧のせいで常にテンション低くて疲れやすいというハンディを抱えつつ、趣味でフランス語の勉強や楽器の練習をしています。

のんびりマイペースでやって行きます。よろしくお願いします。

「海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる。そして母よ、仏蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある」(三好達治)
mère=母、mer=海

MacBookにつなぐキーボードを買い替えた話

MacBookに接続したAnkerのウルトラスリムワイヤレスキーボード、安くてコスパは最高だけど日本語環境では大きな欠点がある。

キーをたたいていないアイドル状態が続くと自動的に接続が切れるんだけど、再接続したときに、入力モードを日本語に戻すのに手間取ることがある。

具体的にいうと、「かな」キーがないので、いま入力モードがどうなっているかを画面のメニューバーなどで確認する必要がある。「かな」キーがあれば、現在のモードにかかわらず強制的に日本語入力モードにできるんだけど、AnkerはUS配列だから「かな」キーがないというわけ。

いらいらするので結局Apple Magic Keyboardに買い替えたらストレスゼロ。日本語配列を選んだけど、アイドル状態でも接続が切れないようだからUS配列でも問題なさそう。コスパ最高のAnkerと使いやすさ最高のAppleのどっちを取るかだね。

英語のcriticalを「臨界」と訳した人の発想力がすごい。原語のどこを見ても「臨」や「界」といった情報はないのに。意味を本当によく理解して自分のものにしていないと出てこない訳だね。economy→「経済」、society→「社会」という訳に通じるものがある。

たしか、ドラクエの会心の一撃は英語でcritical hitというはず。相手が生きるか死ぬかの瀬戸際(臨界)状態になるわけね。

最近、わかりにくいセンテンスを書く人、増えましたよね。Web上のニュースサイトに掲載されている記事は、校正も見直しもしていないと思われるものが少なくない。以下は以前、見かけてビックリしたのでメモっていた見出し。

ザ・ビートルズのメンバーが気に入らなかった、ポール・マッカートニーが手掛けた楽曲とは?

「気に入らなかった」を遠く離れた先にある「楽曲」にかけるのは、そもそも無理だし、「気に入らなかった」と「手掛けた」の順序が逆。だから前後を入れ替えると、あら不思議。途端に読みやすくなる。

ポール・マッカートニーが手掛け、ザ・ビートルズのメンバーが気に入らなかった楽曲とは?

でも私ならこう書くかな。

ポール・マッカートニーがある楽曲を手掛けたが、ザ・ビートルズのメンバーは気に入らなかった。さて、その楽曲とは?

英語の他動詞のdwarfは「周りを小さく見せる」(つまり自分のほうが大きい)という意味であって、「A dwarfs B.」と言えば、BよりもAのほうが大きいという意味だけど、逆の意味に誤解する人がいる。おそらく自動詞のdwarf(自分が小さくなる)と混同しているのだろう。

Google翻訳とDeepL翻訳は単なる直訳で意味不明。

He is no match for me.(あいつは俺の敵じゃない)も、どちらが強いかを誤解する人がいるかも。

フランス語学習用のノートはフランス製のClairefontaine A5サイズ。これにミドリのヌメ革カバーをかけている。そんなところにお金をかけなくても、とも思うが、これで気分が上がるなら全然OK。

ちなみにノートは国産の同等品と(円安なのに!)あまり変わらず1,000円ぐらい。カバーは昔買ってしまい込んでいたのを発掘したので今回の出費はゼロ。でも今買うと9,000円以上するのね。大事に使わなきゃ。

先日、映画『ザリガニの鳴くところ』を観たけど、2時間枠に収める必要があるので原作からカットした要素が多く、やはり物足りない。まぁ、原作の出来が良すぎるんだけど。

ただ、自然の描写の美しさは原作に負けず圧倒的だったし、ボートで迷子になっちゃうのも映像で見ると納得。

外国の辞書はインデックスが付いていないのが多いので、自分で油性マーカーを使って付けてしまおう。

本棚をあさってたら、こんなの出てきた。新潮社ハーフブック(非売品)。文庫本のちょうど半分のサイズ。サントリーのウイスキーか何かのオマケだったと思う。

きょうの1jour1actu「Pourquoi économiser l’électricité ?」に出てきたdes polaires。仏和辞典にそれらしい語義が載っていないので調べたらフリースのことらしい。Petit Robertには載っている。

Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。