#これたべた
ナナズグリーンティーの桜もちロールケーキが美味しい。しっとりした生地と桜クリームに、もちもちの求肥が巻き込んであってとても良かった。
個人的には、これまで食べた桜スイーツのなかで1、2を争う美味しさ
飲み物はあたたかい煎茶
桜スイーツ好きとしてはバレンタインデーを過ぎてからが勝負。一斉に色んなお店で発売されて全然追いつけない
子どもの頃はそこまで読書をしていなかったけれど、私はファンタジー小説が主に好きだった。物語の世界に入っていって、現実には起きない不思議なことの連続にワクワクして、夢で胸をいっぱいにする子どもだった。
深緑野分 著『この本を盗む者は』は、そんな子どもの頃の懐かしい感覚が蘇るような作品だった!
本の町「読長町」に住む高校生が主人公。読書好きとしては本当に羨ましい設定が盛り沢山。
書物の蒐集家の曾祖父を持ち、建てられた巨大な書庫は町の名所でもあり、ぎっしりと蔵書が並んでいる。私がここに住みたいと思ってしまうけれど、有名な一族のもとに生まれた主人公が苦労しないわけがない。
物語は後半から加速して終盤に面白くなってくる。世界観に慣れてくると、軽やかに飛翔するようにスルスル読んだ。頭が固くなった大人なので「ファンタジーってこうだったな」「最近こういう読書体験してないな」と何度か思ったのが切ない。
次々と場面転換していくような勢いのある内容が詰まっているので、一冊で終わるのが勿体ない気がした。主人公や家族や町の人たち、この町の事も深く知りたかったな。
森見登美彦氏、推薦とのこと。読んでいる間ずっと頭に浮かんでいたので納得!
#運動ドン
今日はこれをやりました
前後に動くときに、クローゼットの扉に何度も踵をぶつけてしまった。もっと広いスペースがほしい!
https://www.youtube.com/watch?si=DvtP3gYAOVFsqcbK&v=Vc6kRUOzXu0&feature=youtu.be
#これたべた
アンデルセンのいちごと桜のブリオッシュ🌸
桜あんがたっぷり練り込まれた生地がふんわりほろほろで美味しい
和菓子屋さんも一気に桜商品が増えていて目移りしてしまった。日持ちするものだけ買う作戦でいこうかな
『死にたくなったら電話して』(李龍徳 著)
この印象的なタイトルに惹かれて購入した小説。
きっとたぶん人間の内面を繊細に書いたような話だろうと思い込んで読み始めたら、まぁそれも間違いではないけれど、もっと強烈なインパクトのある話だったから驚いた。
浪人生の主人公が、バイト仲間と行ったキャバクラで悪女に出会ってしまうところから物語は始まる。
私は主人公よりもそのキャバ嬢のことが気になって仕方がない。「悪女」と書くのが分かりやすいけれど個人的には悪女とは思っていなくて、それどころか最後まで読んでみても彼女は何も悪くない気がしているので始末に負えない。破滅的だからこそ好きにならずにはいられないのだ。
彼女の口から出てくるのはいつでも自信たっぷりの正論で、思わず何もかも肯定してしまうような説得力がある。関西弁との相性もよく、彼女の淀みない喋りに快さすらおぼえてしまう自分がいた。
ただ、彼女の意見を全面的に支持した先には何があるのか、それを突き付けられて読み手もほとんど主人公と同じような状態に陥る。
例えば何にも希望が持てない時、精神的に落ち込んでいるような時には読んではいけない。それくらい、誘い込む力を持つ小説だった。
#運動ドン
夏〜秋頃によくやっていた腹筋鍛える動画を久しぶりにやってみた。問題なく出来てよかった
最近エアロビばかりやってて腹筋という感じではないけど、筋力は維持できてるみたい?
この3日くらいハマっている動画↓
https://www.youtube.com/watch?si=5ujM6v4o0jo6gVR6&v=MyoyCTRL8U4&feature=youtu.be
『余と万年筆』を読んだ。
短いエッセイだけれど面白かった。
当時の万年筆の価格とか需要、なかには"万年筆狂"がいたりだとか、そういう話が気楽に綴られていた。
『彼岸過迄』を書いていた時のエピソードや、漱石自身はセピア色を好んでいた話が読めて嬉しい
#マストドン読書部
#お風呂ドン
お風呂場が寒いせいで入浴のハードルがどんどん上がる
村田沙耶香『丸の内魔法少女ミラクリーナ』は先が読めない物語ばかりの短篇集だった。
魔法のコンパクトで変身して理不尽を乗り切る会社員の日常を描いた表題作ほか、初恋の人を監禁する話、性別禁止の学校の話、流行によって変容する人々の話、合計四篇が収録されている。
最も好みなのは表題作だった。
自分は魔法少女であるという設定を小学生の時から27年続けている主人公が、意外に現実的で冷静であるところはなんだか好感が持ててしまい、大人になったからといって別に心の中の純粋な部分を葬り去る必要はないと思った。
誰にも迷惑をかけずに日常を楽しくする妄想ならば問題などないのである。
何も分からなくて最高だったのはラストの『変容』という話。
流行や時代の空気は目まぐるしく変わっていくものだけれど、もし自分がそこについて行けなくなったら……と考える瞬間はある。柔軟になれたらもっと楽に生きられる場面というのは多々あるし、新しいものを受け入れられなくなるのは怖い。
『変容』はそんなことを考えさせられる物語で、人格とは何か、個性とは何か、確かなことが分からなくなる。
常識が崩されて拠り所がなくなるような感覚になるので、読後はむしろ解放感がある。
(時々TLを覗きにきてリアクションするのを楽しんでいます。普段は個人サーバーのほうにいます)