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もう今日は全然ダメでして、これから浴槽を洗い、湯をためます :katatsumuri:

まるで小説みたいで素敵だなと思った箇所抜粋。 

" 彼女は黙る。私も黙る。二人して考えをめぐらす。春の夜の温気が、店の中にも、入ってくる客たちの肩のあたりにも、柔らかくまとわりついている。
思い思いのタネを注文し、最後は二人とも汁のしみた大根でしめくくった。合計は五千四百円。店のがらり戸を開け、のれんをかきわけて外へ出た。月がまんまるだ。おぼろ月夜ではなく、くっきりとした春の月である。春のおでんだったね、と言い合いながら、駅までゆっくりと歩いた。何かわからぬ花の匂いが、夜の中を漂っていた。大根の味が、ほんの少し口の中に残っていた。"
(「春のおでん」より)

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川上弘美 著『ゆっくりさよならをとなえる』は、新聞や雑誌に連載された短い文章をまとめたエッセイ集。
本の話が非常に多いのが興味深かった。楽しそうに本を探し本に囲まれて本を読んでいる日々、こちらも思わずニコニコしてしまう。
ご本人曰く、"趣味といえば本を読むことくらいしかない"とのこと。今でもそうなんでしょうか。紹介されている中のいくつか、私も読みたくなってメモを取った。

どの文章も書き出しが良くて、そこでグッと掴まれる。テーマに対して端的であったり、自らの主張であったり、誰かからかけられた言葉であったり。
第一印象って大事ですよね、と思う。
まるで短い小説をいくつも読んでいるようだった。直接的な感情表現をしないことで、どんな思いだったのだろうと想像させてくれる余地がある。

淡々と穏やかに綴られた日々を読んでいくうちに、だんだん心が落ち着いてくる。日常のこと、読んだ本のこと、なんでもすぐには自分の感情を言い表せない時があるけれど、そのままでもいいのだと、なんとなく思えた。

漢字の開き方や言葉の選び方が影響しているのか、終始やわらかい雰囲気が漂っていて、けれどサッパリとしていて私にとって安心できるエッセイだった。

shinchosha.co.jp/book/129233/

無性にソースが食べたい時がある。
スプリングバレー豊潤好き〜! :beer_SVB_houjun:
スプリングバレーの三種類どれも好みなので好きなビール探し、終わりかな :Shiropuyo_thinking:

深町秋生『煉獄の獅子たち』はヘルドッグスシリーズの第二作目。極道組織のトップが入れ替わり、内部で揉め事が起こる頃を書いた前日譚にあたる。
私は一作目の主人公が好きだったし、早くその続きが読みたかったので物語に入り込めないかもしれないと思っていたけれど、杞憂だった。

ヤクザを憎むあまり危ういラインを行き来するマル暴と、組織ナンバー3の秘書をつとめているヤクザ。この二人の主人公の魅力が際立っていて、有無を言わさずあちらの世界に引き摺り込んでくれた。

ヤクザの世界も警察の世界も何も詳しくないし、登場人物の誰かに共感することもないのだけれど、なぜこんなにハマってしまったんだろう?
容赦ない暴力でねじ伏せる死に物狂いの戦いだから、命をかけて相手を出し抜き騙し合う。そこには闇を抱えて後に引けない苦しみもあり、それぞれのがんじがらめの事情が一つの出来事を立体的にしていて惹きつけられる。

前日譚なので結果は既に分かっているのにハラハラするし、主人公には死んでほしくなくて先を読むのが辛くなったり。知らず知らずのうちに情が移っていたようで、これが地獄であったとしても終わらないで生きていてほしいと願った。
三作目を読むのが楽しみ。

kadokawa.co.jp/product/3221060


今日はどことなくだるいので、軽めのダンス動画を :ablobcat_dancing:
でも途中からやる気が出て、自分で色々足してだんだんハードモードになった30分でした :bunhyperfastgif:
飛んだり跳ねたりするのが苦じゃなくなってきてる気がする。何が効いてるのかは分からないけど :Shiropuyo_hatena:

無印良品週間でホホバオイルを買いに行く気満々だったけど、200mlのが丸々二本残ってた。まだいいか :Shiropuyo_thinking:

エリン :fedibird1: さんがブースト

fedibird.comの招待URLです。

前回発行したものの残りですが、200名分ぐらいはあるかな?

fedibird.com/invite/KzfmARFb
fedibird.com/invite/2CGSv6jK
fedibird.com/invite/snCeNbyX

図書館で予約していた『九月と七月の姉妹』読み始めました。
髪を結った姉妹の装画がいい…… :ablobcatpnd_heart_happy: :suteki2:
内容はまだよく分からないけれど、穏やかではなさそうですね。限りなく結びついた姉妹の話なのかなという印象。
過去の思い出と現在が混じり合うので注意深く進めています。今のところかなり好みです :ablobcatnodveryslow:

今月17日新発売のザ・プレミアムモルツ ゴールデンエールと、24日新発売のスプリングバレー 香 :b_awabeer:
新発売とか期間限定に弱い :Shiropuyo_bikkurimark2:
スプリングバレーがスッキリしてて好きかも!このシリーズのシルクエールも好きなんですよね。今度豊潤も飲んでみよう :blobbonethumbsup:


今日は頑張れそう!と思ってキツめのダンス動画30分やりました :ablobboneroll:
力いっぱいやってると気分も爽快 :sawayaka:

リカ(2019)ドラマ全八話、見終わった! 

花山病院のエピソード、頭の回転の早い看護師のリカ登場〜!ドラマのリカは異臭もしないし清潔で可憐じゃない?ちょっと(ちょっとどころじゃない)おかしなところはあるけど……
高岡早紀さんに「雨宮リカ、28歳です」と真顔で言われると怖いね。

本間隆雄とのエピソードは、出会い系サイトに登録するのは仕事のリサーチのためという理由に変更になっていて、「浮気しようとしたんだから仕方ないね! :blobthinksmart: 」と言えない。まぁ不誠実ではあるけど……
ドラマでは体のどの部分も欠けていない状態で終わったから良かった!……と思ったけど、あのあとやっぱり拉致されてるのか!(2021年の映画で)
隆雄さんは誰よりも一番リカの愛を受けた(受けさせられた)人だから特別視してしまう。

前半も後半も、子どもの頃母親に虐待を受けていた可哀想なリカを強調していて、そのシーンはピュアだったなー。他人の子どもと話してる時とか印象的。
賢くて仕事も出来て愛する人に尽くすタイプで財産があり美しいが、極端に愛に飢え何年経っても28歳で結婚をする理想を曲げられない。でもひとつくらい理想があってもいいじゃない、とリカの味方をしそうになる。
ここまで見たなら残りのドラマと映画も見ておきたいなー。

次はエッセイを読み始めました。
とても好みです :ablobcatpnd_yurayura:

積読はほぼ小説なのに、今あんまり小説を読む気分じゃないんですね。でもそろそろ図書館で予約してた小説の順番が来そうなので、復活したいな〜 :ablobcat_eieio:

お風呂あがったら物凄い眠気に襲われているがまだ寝れない :revbunhdgoogly:


昨晩は眠気がどこかへ行っちゃってめちゃくちゃ寝不足だけど、30分運動して汗かいた :bunhyperfastgif: :muri_sunna:

夏目漱石『琴のそら音』を読んでいました。
大学を卒業後忙しくしている主人公と、心理学者になった同級生の会話が良かった。
本を読む時間のある友人に対して、羨ましさを通り越して心の中で嫌味が止まらないところとか :blobcatgiggle2:
それでいて主人公は婚約者がいて幸せそうに惚気てくるので、なんとも微笑ましい短編小説でした :meowpensivepray:


足パカとダンス動画で30分 :blobtanuki_jitabata:
やる気が出ない時にいいかも、足パカ。とりあえず寝転んだ状態で始められるし :Shiropuyo_thinking:


和菓子屋さんの栗大福、甘さ控えめで良かった :ablobcat_yummy:
栗を食べた〜!という満足感ある。
フルーツ大福もいつも美味しくて、六月頃に食べた甘夏大福も美味しかった :Shiropuyo_cloud: :fuwafuwa2:

なにかの感想とか書いていて、無意味……とたまに思っちゃうんだけど、そんなこと言い出したらすべてのことが虚しくなってしまうのでやめよう。好きなこと書いてこ :blobcat_fukuwarai:

津村記久子『まぬけなこよみ』は三年間の歳時記の連載をまとめたエッセイ本。
新年明けて初詣に行く話から、一年が経ち大晦日の年越しそばの話まで。
面白くて何度も吹き出した。基本的にゆるゆると肩の力を抜いていられるのに、時折ツボに入る表現があって不意打ちで笑わされる感じである。

お花見に命かけてる感じのする春の季節を読んでいて、まだ今は秋なのに「冬が終わったら桜の季節が来る!」と思わずワクワクしてしまった。私も桜が好きなので。(主に食の面で……)
藤もお好きなようで、サラサラと咲く藤をいつか見に行ってみたい気がした。好きなものを語る熱意って、読んでいても伝わってくるし楽しいですよね。

子どもの頃の思い出の話が多く書かれている点も私には興味深かった。
学校、友人、家族のこと、家庭環境の変化についても感情的にならずフラットに書いてあって、こういうのを思い出すのはつらくないのかしらと気になりつつ、私自身はほんのりと幸福な気分を抱きながら読んでいた。
あとがきで、そういった思い出を文章にする前と後のご自身の変化についても書かれていて納得した。大人になってから冷静に記憶を探っていくのは、自分のためになるのかもしれないと思った。

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