『動物と人間の世界認識 :イリュージョンなしに世界は見えない』
日髙敏隆/筑摩書房 2003年
第8章まで読んだ。
導入としてユクスキュルの環世界の話があるので、先にそちらを知っておくほうが理解が早いのかもしれないが、導入だけでもなんとなかわかるように書かれている。
([環世界]は聞いたことがあるだけで読んだことはない)
生き物は全て生きるのに必要とする情報が異なるし、それらの認知の仕方も違う。
そのあたりは、生き物を日々見つめている人ならば専門的な知識を持たずとも、なんとなく頷けるところだと思う。
それぞれの種は遺伝的に受け継がれた認知の仕方で構成した枠(世界)の中で生きている…という考え方の話。(←だいぶざっくりまとめている)
著者の主な研究対象がチョウなので、チョウでの例えが特に具体的だったけれど、身近な昆虫でもあるので、例として出される風景や場面を想像しやすく、理解もしやすかった。
目次によれば残りは主に「人間」の話のようなので、これも楽しみ。
また休日に続きをじっくり読みたい。
は長泉町にも武田信玄の合戦のときに滝壺が血で真っ赤になったみたいなヴァイオレンス滝があったはず、と思って調べ直したら合戦で血に染まった刀を洗って鎧を沈めた滝の間違いだった 十分ヴァイオレンスです
(https://www.town.nagaizumi.lg.jp/soshiki/sangyo/4/geopark/5689.html の鎧ヶ淵)
呼び鈴がカエルだったのは初めてです。
店員さん「お呼びの際はカエルさんを鳴かせてください」
カエル「ゲコゲコ」(棒を抜いて背中の凸凹をこすられている)
私「カエルさんを!?鳴かせるんですか!?(復唱)」
買ってきたもの2冊
どちらも赤尾照文堂さんで購入
ふらふら棚の間を歩いていたら目にとまり、最近関心を寄せている分野なので買うことにした
『動物と人間の世界認識』は冒頭を読んでみたところ、ユクスキュルの[環世界]を著者の研究や経験をもとに「イリュージョン]という概念で捉え直したものらしい
読み込むのが楽しみ
ググったらちくま学芸文庫で出ていたけど、単行本は絶版っぽいのでまぁ良し
『海をわたった華花』は2004年に国立歴史民俗博物館で開かれた展示の図録
古い時代に海を渡って日本へ来た植物に注目した企画展示だったらしい
こうしたものと出会えるのはやはり古本まつりの魅力であり醍醐味であるなと思う
のんびりちまちま読もう
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