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非常戒厳下、軍にあらがった人間の盾 「国民の怒りを示した」6時間:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASSD42SCVSD4DIFI011M.html?ptoken=01JE8WXSH5YSX7NCT3NJCJ47SR
@kizehura
『ペパーミント・キャンディー』99年の春、打ちひしがれて衝撃的な死を遂げようとする一人の男。「帰りたい!」と絶叫する男の人生をさかのぼりながら描くことで、20年に渡る歴史の激動に翻弄された一人の市民と、切なくも美しい愛を描く。数多くの賞を獲得した名作。
『偽りの隣人 ある諜報員の告白』
軍事政権時代、愛国的な諜報員の主人公は自宅軟禁された政治家を"共産主義者"に仕立て上げるため諜報活動を命じられる。24時間監視を続ける中、民主化を目指し奮闘する政治家の様子を目の当たりにした主人公は、次第に上層部への疑問を抱くようになっていく。
『ユゴ 大統領有故』パクチョンヒ暗殺という予想外の事態に翻弄される人々を描いた群像劇。暗殺前後の24時間を描いたダークコメディ。
『ハント』
軍事政権内の二重スパイ疑惑に神経を尖らせる高官二人が、大統領暗殺計画を知ることで更なる陰謀に巻き込まれていくアクション政治劇。
軍事政権を題材にしたものだとこの変でしょうか。あとは日本で公開未定のようですが、パク・チョンヒ暗殺の裁判劇を描いた『幸せの国』もかなり評価が高いようです。
『キングメーカー 大統領を作った男』
『KC金大中IA 南山の部長たち』
『ソウルの春』
『弁護人』
『光州5・18』
『タクシー運転手 約束は海を越えて』
『1987、ある闘いの真実』
『工作 黒金星と呼ばれた男』
ほかに韓国近現代史をベースにしたような映画があったら教えて下さいませ。
韓国の社会問題や歴史的な悲劇についてよく使われる表現に、「기억해야 한다(記憶しなければいけない=忘れてはならない)」がある。もちろん日本でも同じような言い方はあるが、そこに込められているニュアンスは大きく違うと感じる。
日本で近年「忘れてはいけない」という表現がもっともよく使われるのは自然災害だろう。人間は忘れてしまう生き物だから出来事は自然に風化する、それを防ぎましょうと。しかし韓国における「忘れてはならない」はもっと能動的な抵抗の意味が込められていると思う。
「記憶しなければいけない」対象は日帝時代や軍事政権時代の様々な悲劇、あるいはセウォル号のような人災だ。こうした出来事はつねに、事実を忘れてほしい人々によって歪曲、隠ぺい、忘却が図られる。そうした力に抗い、事実を常に振り返り、検証し、追及する姿勢こそが被害者への慰霊であり、再び悲劇を起こさないための道であるという感覚。昨夜は市民たちの蓄積してきた「記憶」が、その本領を発揮したように感じた。
この記事を読んで泣いた。ハン・ガンの少年が来るとか映画「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」とか映画「1987、ある闘いの真実」とか、民主化運動や植民地時代の独立運動に関する記事や創作物に触れるときに感じていた、この人たちは個であることを超えて、社会や集団のために死んでも構わないと思っているなという感じを、やはり昨日集まった人たちからも感じて。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/eb4ac57368e90261e03fedde2fb1a9b3a65f6562
戒厳令のあれこれをYou Tubeで見守っている。
与野党がどちらも戒厳令解除に動くとか、国民の皆さんに安心してくださいと呼びかけたり、真夜中に抗議に多くの国民が出かけたり、民主主義とはなんなのかを見た気がするし、かたや日本は緊急事態条項を作ろうとしたりしているし報道はスヤスヤ気持ちよく眠っていたりして、なんだかすごく日本という国に不安を覚える夜である。
語学がんばるフェミニスト。セミベジタリアン。よく映画の話をします。トランスの人権を守れ。