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その辺色々考える。最近ずっと考えてる。
自分の身にも降りかかったことで、「あ、このひとがこうして語り、それが本になっちゃうと、この出来事って「これ」が真実になって歴史に残っていくんだ」というのを、自分自身で経験してしまったので。
だけどそれってまあまあ「こちらがわ」から見たら、「全然違うんだが?」ということもたくさんあって。でもわたしはそれに反論する言論の場もない、というようなこととか。
いや、私の場合、作ろうと思えば作れるんだけど、「どこから?」なんだよな。私には語りを伝えるための「出版」がなかったり、出版をしても「受け取られる」という実績がないので。

『一度きりの大泉の話』読み終えた。苦しい一冊だったな。本当にずっと読めなくて、でも『少年の名はジルベール』を読んでしまったのなら、併せて読んで欲しいという意味はすごくわかった。
実在の人との関わりを書いて、出版してしまった人、のことば、だけが「真実」として歴史に残っていくこととかは、ほんとうに出版という機能が内省をするべきとも思うし。本がどんどん作られて出ていく、というのは、それらに書かれていることが流れていくことではないし、受け取った人の中で留まり、それが「正しい歴史」であり、「真実」になるということなので。
書ける立場にあること、は、ある意味で過去をコントロールできるということでもある。

急にがっと眠くなったのでなに・・・と思ったら気圧だ

AZUSA さんがブースト
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どこに書くべきなのかよくわからないけど、こちらにも。

リーヴ・ストロームクヴィスト『欲望の鏡』がなぜかアマゾンのフェミニズムランキングで1位に……!
(わたしだけに見えているのかもしれないが……)

で、よいタイミングで品切れになっていますが、各種オンライン書店や花伝社オンラインショップでは買えますので、ぜひ!

kadensha.net/book/b10032443.ht

そして『21世紀の恋愛』も8位に入っています。
どこかで紹介してくださったのでしょうか、ありがとうございます……!

『射精責任』と『家父長制と資本制』にはさまれていていい感じです。真下にはベル・フックス!

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『黎明通信』残り2冊です~ [参照]

日々詩編集室  
《新入荷》 小説家・川野芽生さん&詩人・高田怜央さんの『黎明通信』が届きました。川野さんと怜央さんが「海」をモチーフに書き下ろした詩と短編小説のコレクションです。川野さん初の連作詩、高田さん初の短編小説も収録しています。限定600部 https://hibiuta.stores.jp/item...
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例によって支払いは弊ヨモツヘグイニナなのでよろしくお願いします
QT: fedibird.com/@azusa_inoue/1131
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AZUSA  
#文学フリマ札幌 9/22(日)参加します。 札幌は初参加です!よろしくお願いします~。 #fedibird #文フリ #文学フリマ #文フリ札幌 QT: https://www.threads.net/@hibiuta_editroom/post/C_wctT0Tnd5 [参照]

9/22(日)参加します。
札幌は初参加です!よろしくお願いします~。
  
QT: threads.net/@hibiuta_editroom/
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日々詩編集室  
文学フリマ札幌 参加します。 日々詩編集室 スペース番号 うー40 🗓9/22(日) 11:00〜開催 🏢札幌コンベンションセンター大ホール 新刊は、 共有地エッセイ集『だれかといない場所』、まちのひとと本をつくる文芸誌『まちうた2024年9月号』、読書会アーカイブ『本読むふたり』。ほか、孤...

日々詩編集室の告知だけ見たい方は日々詩編集室のスレッズをフォローしてもらうのがいいと思います~

そういえばスレッズと連携したからもうわたしは告知とかのツイートはBTすればいいのではないか?ということを考えては「いやしかし固定はどうするのか…?」などと戸惑い、おなじツイートをしていることがあります。
こっちは雑多にいろいろ混じるからな…私個人のアカウントなので

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文学フリマ札幌 参加します。
日々詩編集室 スペース番号 うー40
🗓9/22(日) 11:00〜開催
🏢札幌コンベンションセンター大ホール

新刊は、
共有地エッセイ集『だれかといない場所』、まちのひとと本をつくる文芸誌『まちうた2024年9月号』、読書会アーカイブ『本読むふたり』。ほか、孤伏澤つたゐのクィア小説『ゆけ、この広い広い大通りを』、本屋lighthouse・本屋散策舎・日々詩書肆室三つの書店主の鼎談『場所を営む/社会を変える』など。
ぜひお越しください。
※お支払いは隣のスペース う-41 ヨモツヘグイニナへお願いします。

『少年の名はジルベール』だけを読んでいては、全く想像がつかなかったものが、この二冊だけでもたくさんあり、あのとき大泉に集っていた作家たちが一人ひとりそれを回想したなら、だれもが「同じ場」にいたようには見えないような気がすると思う。だからだれもに「語れ」というわけではなく、受け取るほうが、周囲への要求を突き付けてしまっていないかとか、一つの語りをだけ取り上げて「正史」として採用してしまっていないかを考える、ということとか。たくさんの人が登場するのなら、名が出ている人ひとりひとりに、おそらくはその人にしか見えなかった「同じ場面」と、その捉え方/葛藤がある。

「書くこと」というのは時に「語らされること」でもあるなあと思っている。

『一度きりの大泉の話』、序文を読んだらあんまりにもつらくて、これって「外野が書かせた(語らされた)話だ」と思って、ずっと読めなくて…でも、『少年の名はジルベール』とセットで読んだほうがいい、ということを話してもらって、ようやく読み始めた。
竹宮惠子が書いた回想録に、萩尾望都は「語りを返せる」立場にあった、ということとか考えてる。作家同士だから苦しみながらでも、自分の立場、視点からの「出来事」を語り、「出来事」や「事実」を「ひとつ」にしてしまうことを回避できたのだ、ということとか。
実際はそれができずに、大きな立場からの語りに飲み込まれて、応答も否定も「説明」もさせてもらえないことが多い。

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文フリの荷物帰ってきたので片付けた。
今回『アルバトロスの語りの果てへ』がわりとよく手に取ってもらえており、嬉しかったんだけど、この小説、気に入ってる割に小さい本だからかあまり目立たないっぽい…

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15日、ポリタスTVにゲスト出演します。池田鮎美さん、和田靜香さんのお二人からオファーをいただき、3人で登壇。
よかったらご視聴ください!
x.com/politasjp/status/1832756

新入荷たくさんあってうれしい日♡

川野芽生さん&高田怜央さんの『黎明通信』入荷しました!

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