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『一度きりの大泉の話』読み終えた。苦しい一冊だったな。本当にずっと読めなくて、でも『少年の名はジルベール』を読んでしまったのなら、併せて読んで欲しいという意味はすごくわかった。
実在の人との関わりを書いて、出版してしまった人、のことば、だけが「真実」として歴史に残っていくこととかは、ほんとうに出版という機能が内省をするべきとも思うし。本がどんどん作られて出ていく、というのは、それらに書かれていることが流れていくことではないし、受け取った人の中で留まり、それが「正しい歴史」であり、「真実」になるということなので。
書ける立場にあること、は、ある意味で過去をコントロールできるということでもある。

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